「娘の結婚が決まった!」
そんな時、親は娘のために、何をしたら良いのか分からずに困りますよね。
実は、結婚の段取りが分かれば、親御さんのするべきことも分かるんです。
本記事では、娘の結婚が決まったら親が準備することや手伝うことを紹介します。
大切な娘さんの結婚を最大限サポートしてあげたい親御さんは、ぜひ参考にしてください。
娘の結婚が決まったら親が準備すること
娘の結婚が決まったら親はどのような準備をすればよいのでしょうか?
準備は主に13個あります。
- 結婚相手を温かく迎える
- 両家顔合わせ
- 結納
- 費用援助の確認
- 結婚報告の手伝い
- 式場探しの手伝い
- 料理・引出物選び
- 衣装選び
- ゲスト選び・席次決め
- 結婚式直前
- 娘の支度のお手伝い
- 招待客への挨拶回り
- 結婚式でのスピーチ・謝辞
詳しく説明します。
結婚相手を温かく迎える
結婚までの準備は、娘とパートナーとの挨拶から始まります。
まずはお互いの都合の良い日を決め、迎え入れる準備をしましょう。
相手は自分たち以上に緊張しているはずですので、事前に食の好みを聞き用意できれば、緊張もほぐれるはずです。
また、娘からパートナーの情報をある程度聞いておくことで、初対面でも会話のきっかけがつかめることも。
何気ない日常会話から、話を切り出しやすいようリラックスできる雰囲気をつくってあげることも必要です。
今後家族の一員となる娘さんの大切な結婚相手ですので、強張ったり身構えたりせずに、温かく迎えてあげましょう。
両家顔合わせ
結婚するふたりとお互いのご家族との挨拶が無事済んだら、両家で顔合わせの場を作りましょう。
結婚は当人同士で成り立つものとはいえ、今後親族として付き合っていくためにも、顔合わせの場はしっかり設けたいもの。
両家が親睦を深めるためでもあり、食事会のような形式で行われるのが一般的です。
特別な決まりはありませんが、場所の雰囲気に合わせカジュアルかフォーマルかを決め、両家で格を揃えるなどのマナーは必要です。
結婚は当事者ふたりの関係だけではないため、きちんと顔合わせをしてお互いが家族になるための区切りをしておきましょう。
結納
結婚が決まれば、結納をどうするのか考える必要があります。
結納を大切な儀式だとお考えの方も多いと思いますが、地域の文化や家庭の事情により考え方や儀式のやり方は様々です。
相手家族の思いや事情への考慮もあるため、どのようにするかは最終的に当事者ふたりが決めるべきです。
また、結納をするならば結納金や結納品など、費用の負担や用意についても話し合いが必要となります。
ふたりを通じて両家の認識を揃えるため、直前になって揉めないように事前に自分たちの要望をしっかりと伝えておきましょう。
費用援助の確認
何かと結婚はお金がかかるため、ふたりにとって親からの援助は非常にありがたいでしょう。
できる限り費用の援助をして、助けてあげたいと思う親心はよく分かります。
しかし、一方的には決めず娘さんとの具体的な話し合いをし、費用援助が必要か否かの確認は必要です。
親からの援助は受けずふたりでできる範囲でやりたいと、考える子も少なくないでしょう。
援助するのであれば、両家でどのようにどのくらい負担するのかを決めなければなりません。
ふたりの希望をよく確認して、どの程度援助してほしいのか聞いてみるのもおすすめです。
結婚報告の手伝い
親の準備としてとても重要な役割に、結婚報告の手伝いがあります。
家族や友人、職場への結婚報告は基本的に本人たちがしますが、親戚関係などへの報告は親から連絡するのが一般的です。
報告の方法はいろいろありますが、特に付き合いの深い親戚に対しては直接会いに行って伝えるのが良いでしょう。
娘は結婚式間近になると、やるべき準備が増えて忙しくなり、挨拶に出向く余裕などなくなります。
結婚式への招待などもかねて、親交のある親戚などへの報告はお手伝いをしてあげましょう。
式場探しの手伝い
親として重要な役割のひとつに結婚式場を探す手伝いもあります。
娘さんには人生最高の晴れ舞台となる場所ですので、できる限り本人の希望を叶えてあげたいですよね。
しかし、家族の事情などから式のスタイルや会場に希望がある場合には、ふたりに伝えたうえでサポートしてあげましょう。
最近では、ブライダルフェアや会場見学などは、親が同行できるところも増えています。
直接出向いて見学すると全体の雰囲気やイメージも湧きやすくなるためおすすめです。
最後に後悔しないよう、娘さんの理想通りの式場がみつかるまで、じっくりと相談に乗ってあげましょう。
料理・引出物選び
式場が決まったら、料理や引出物を選ぶ手伝いをしましょう。
最終的な決定権は当事者ふたりにありますが、できるだけの手伝いはしてあげたいところです。
料理は年配のゲストがいることも考慮しながら、食べやすいかどうかを試食会などで確認が必要となります。
親族や友人など気を付ける点がある場合には、事前に伝えておくと安心です。
引出物はゲストによって品物を変える、贈り分けが主流のようです。
贈り分けは2〜4パターンあり、親族・主賓・同僚・友人といった分け方が多くなっています。
料理や引出物はケチると後で笑われるため、親が案を出してあげると良いでしょう。
衣装選び
式場が決まり料理や引出物も決まったら、次は衣装選びの手伝いをしてあげましょう。
花嫁にとってドレスや和装など、衣装選びはとても重要です。
結婚式に向けて気分も盛り上がる時期なので、意見を言いながら決めるのも大切な思い出となるでしょう。
娘の希望に合わせた衣装がベストではありますが、ゲストに見られることが前提でもあるため慎重な意見も必要です。
親から見た冷静な感想も踏まえて、娘さんの好みも考慮しながら的確なアドバイスをしてあげましょう。
パートナーの好みもあるので、一緒に衣装選びにいくと意見も聞けるのでおすすめです。
ゲスト選び・席次決め
結婚式へのゲスト選びや、席次決めの相談にも乗ってあげましょう。
招待する人数などは式場選びの前に、ざっくりと決めておくと後がスムーズになります。
ゲストをどこまで呼ぶのかふたりだけでは決められず、特に親戚関係は二人で決めるのは難しいでしょう。
親族をどこまで招待するのかは、両家でだいたい揃えておくのが基本です。
遠方からくる親族がいる場合には交通や宿泊の手配もサポートしながら、大事な人を招待し忘れないよう気を付けましょう。
結婚式直前
いよいよ本番が近づき最終的な確認が必要となります。
当事者ふたりは準備に追われ忙しい状況ですが、最終確認を忘れてはいけません。
特に、お車代やお礼はふたりが用意するものですが、渡すのは親の仕事です。
招待客のリストと照らし合わせながら、しっかりと確認しておきましょう。
また、両親が参加するベールダウンや入場などの、演出の確認も行っておくと安心です。
結婚式当日に、緊張などで慌てることのないよう、あらかじめリハーサルをしておきましょう。
娘の支度のお手伝い
結婚式当日は、まず本番前にお支度室へ顔を見に行き、声をかけてあげましょう。
結婚式当日は指示に従い、花嫁の母は娘のサポートで担う役割や役目が多いため、一緒に会場入りするのが望ましいでしょう。
同時に、当日お世話になるスタッフへの挨拶周りも済ませておくのがマナーです。
母親は自分自身の着付けも同時に行いながら、花嫁の緊張が高まっているためできるだけ側にいて安心させてあげることも大切です。
招待客への挨拶回り
ゲストが到着したら出迎えたりお礼を伝えるなどの、挨拶回りも親の務めです。
親族が集まり始めたら親族控室にて、遠方からの来客を労ったり挨拶をしたりすることも大切な親の役割のひとつです。
相手方の親族控室にまで出向く必要はありませんが、挨拶をされたらにこやかに対応しましょう。
娘の上司や友人などにも、お礼の気持ちを伝えることも欠かせません。
今日という大切な日を皆に喜んでもらえるように、忘れずにゲストへの挨拶回りをしましょう。
結婚式でのスピーチ・謝辞
結婚式でのスピーチや謝辞を話すのは、親の最後の大切な役目です。
披露宴などではお開きを迎える前に、両家を代表しどちらかの親が謝辞を述べるのが一般的です。
披露宴に足を運んでくれた方々への感謝の気持ちなど、思いを込めた言葉を伝えたいものです。
あまり長い謝辞を述べる必要はないため、できるだけ簡潔にまとめるだけでも充分です。
今後も変わらないお付き合いをお願いする意味もありますので、しっかりと準備をして娘の結婚式を締め括ってあげましょう。
(参照:zexy.net)
まとめ
娘の結婚が決まったのはいいものの、親として何をしてあげればいいのかわからず不安を覚えますよね。
本記事では、娘の結婚が決まったら親が準備することや手伝うことを紹介しました。
娘の結婚が決まってから、親がやるべきことはたくさんあります。
本記事を参考に、大切な娘の結婚式を素敵な思い出でいっぱいにしてくださいね。


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