肩がこっていると痩せにくい?肩こりとダイエットの関係とは

「ダイエットをがんばっているのに、なかなか痩せられない…」

肩こりがしんどい中でダイエットもがんばっているのに、なかなか痩せられないと辛いですよね。

実は、肩こりとダイエットには密接な関係があり、肩が凝っていると痩せにくい可能性があります。

今回は、肩こりとダイエットの関係についてお伝えします。

肩こりを解消し、ダイエットも成功させたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

肩こりとダイエットの関係

肩こりとダイエットには、密接な関係があります。

というのも、肩こりがあると肩甲骨が動かしにくく、褐色脂肪細胞が活性化されずダイエットの妨げになるからです。

褐色脂肪細胞とは、肩甲骨周辺にある茶色っぽい色をした細胞のことで、活性化されると脂肪を燃やして熱を作り出します。

肩こりが解消すると、褐色脂肪細胞が活性化されるので、痩せやすくなります。

したがって、肩こりとダイエットには密接な関係があるのです。

 

肩こりがあると痩せにくくなる理由

肩こりがあると痩せにくくなるのはなぜでしょうか?

理由は3つあります。

 

  • 血流が悪い
  • 肩甲骨の可動域が狭い
  • 姿勢が悪い

 

ひとつずつ詳しく説明していきます。

 

血流が悪い

肩こりがあると、血液の流れが悪くなって痩せにくくなります。

血流が悪いと、リンパの流れも悪くなり、肩回りだけでなく、内臓や細胞の動きが鈍り代謝が低下するからです。

たとえば、長時間同じ姿勢を続けたり、精神的ストレスを抱えたりすると、肩回りの筋肉が緊張して血液の流れが悪くなります。

血流の流れが悪くなると、さらに肩こりが悪化するという悪循環に陥り、ますます痩せにくくなってしまうのです。

 

肩甲骨の可動域が狭い

肩こりがあると、肩甲骨の可動域が狭くなり、痩せにくくなってしまいます。

肩甲骨の可動域が狭いと、褐色脂肪細胞が活性化されず、脂肪が燃えにくくなるからです。

肩甲骨の可動域とは、簡単にいうと、肩を動かせる範囲のことです。

肩こりで筋肉のこわばりや痛みがあると、肩甲骨の可動域が狭くなり、痩せにくくなります。

 

姿勢が悪い

姿勢が悪いことも、肩こりがあると痩せにくい理由の一つです。

姿勢が悪いと肩周りの筋肉が固まって、全身の血流やリンパの流れが悪くなるためです。

たとえば、猫背や巻き肩の方の場合、ダイエットをしても効果が現れにくいことも。

したがって、肩こりがひどく姿勢が悪い場合、ダイエットをしても痩せにくくなってしまいます。

 

肩こりを解消しつつ痩せる方法

肩こりを解消しつつ痩せるにはどうすればいいのでしょうか?

まさに一石二鳥な方法を5つお伝えします。

 

  • 姿勢を正す
  • 肩甲骨ストレッチを行う
  • 散歩の習慣をつける
  • 水泳をする
  • 湯船に浸かって体を温める

 

ひとつずつ詳しく説明します。

 

姿勢を正す

肩こりを解消しつつ痩せる方法の1つ目は、姿勢を正すことです。

正しい姿勢をとると、肩回りの筋肉への負担が減ったり、血液の流れがよくなったりします。

血液の流れがよくなると、リンパの流れもよくなり、代謝が上がって痩せやすくなります。

正しい姿勢は、立った状態では、後頭部、肩甲骨、おしり、可能であればふくらはぎ、かかとが壁につくように立った姿勢です。

座った姿勢では、背筋を伸ばして深めに腰掛け、ひざは直角に曲げ、背もたれに寄りかからずに座った状態が、正しい姿勢です。

姿勢を正して、肩こりを解消させてダイエットにもつなげましょう。

 

肩甲骨ストレッチを行う

肩こりを解消しつつ痩せるには、肩甲骨ストレッチを行うことも有効です。

肩甲骨を動かして肩こりを解消させて、褐色脂肪細胞を活性化させることが、ダイエットの早道です。

ここでは、簡単な肩甲骨ストレッチを2つご紹介します。

どちらもポイントは、肩甲骨を意識しながら行うこと。

立ったままでも座ったままでもできるストレッチなので、家事の合間や仕事の休憩中にデスクに座ったままでも取り組めますよ。

 

【肩甲骨を上下に動かすストレッチ】

  1. 背筋を伸ばして、息を吸いながら手のひらを正面に向けてバンザイする
  2. 息を吐き、肩が内側に入らないように注意して、肩甲骨を下ろしながら90度を目安にひじを曲げる
  3. 1~2を、呼吸の吸う吐くに合わせて繰り返す

(参考:Yoga JOURNAL ONLINE

 

【肩甲骨をはがすストレッチ】

  1. 両ひじを曲げて肩より上に上げ、手は軽く握って鎖骨のあたりに置いて、腕がV字になるようにする
  2. 両ひじを、5秒かけて息を吐きながら、ひじの位置はできるだけ下げないようにゆっくり後ろにひく
  3. 肋骨から肩甲骨を「はがす」意識でぎゅっと強めに寄せる
  4. 肩甲骨を寄せたままひじを下げ、脱力する
  5. 1〜4を5回繰り返す

(参考:サワイ健康推進課)

 

散歩の習慣をつける

散歩の習慣をつけると、肩こり解消とダイエットにつながります。

歩くという動作で血流が良くなり、足のポンプ機能でリンパの流れが良くなります。

さらに、歩く時には腕の振り方を意識して肩甲骨を動かすと、肩こり解消とダイエットに効果的です。

腕の振り方にも意識をしながら、散歩の習慣をつけると、肩こり解消とダイエットの両方が叶うでしょう。

 

水泳をする

肩こりを解消しつつ痩せるには、水泳もおすすめです。

水泳は、平泳ぎやクロールなど腕を回して大きく動かす動作が多いため、褐色脂肪細胞が活性化されて痩せやすくなります。

そもそも水泳は消費カロリーも高いスポーツで、平泳ぎで1時間約600kcal、クロールで1000kcal前後にもなります。

肩こり解消にもダイエットにも効果抜群なので、ぜひ水泳にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

湯船に浸かって体を温める

肩こりを解消しつつ痩せるためには、入浴時にできるだけ湯船に浸かって体を温めましょう。

お湯に浸かって体を温めることで、体温が上がり、血液やリンパの流れが良くなります。

また、湯船のお湯によって全身に水圧がかかるので、さらに血液やリンパを押し流し、冷えて溜まった老廃物や余分な水分が流されます。

湯船に浸かって体を温める習慣をつけることで、肩こりが解消されるでしょう。

 

まとめ

本記事では、肩こりとダイエットの関係をお伝えしました。

肩こりがあると痩せにくくなってしまい、裏を返せば、肩こりを解消すると痩せやすくなります。

また、肩周辺には、褐色脂肪細胞という脂肪を燃やして熱を作り出す細胞があるので、この細胞を活性化させることでさらに痩せやすくなります。

肩こりを解消しながら痩せられたら、まさに一石二鳥ですよね。

ぜひ、今回ご紹介した方法を試して、肩こり解消とダイエットを叶えてくださいね。

 

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