「時短勤務は仕事が時間内で終わらなくて、ストレスが多い……」
時短勤務で働くママは、短時間で仕事を終わらせなければならないというプレッシャーに疲弊しますよね。
終わらなかった仕事を同僚に引き継がなければならず、申し訳なく感じることも。
本記事では、時短勤務で働くママが「つらい」と感じたときの対処法をお伝えします。
筆者も時短勤務で肩身の狭い思いをしました。
筆者の経験も交えてご紹介していますので、職場の人への申し訳なさや心身の疲れに悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
時短勤務のママが感じるストレス
時短勤務のママはどんなストレスを感じているのでしょう?
主に以下の5つのストレスを感じています。
- 周囲から白い目で見られる
- 仕事が時間内で終わらない
- 仕事の量は変わらないのに給料が減る
- 責任ある仕事を任せてもらえない
- 家事育児の負担が時短勤務のママに偏る
詳しく説明します。
周囲から白い目で見られる
時短勤務のママは、周囲から白い目で見られることにストレスを感じています。
労働時間がほかの人より短かったり、同僚が仕事をしている中で一人だけ退社したりすることは、周囲の人からすると不公平さを感じて不満が出ます。
また勤務時間の都合上、朝礼や会議に参加できなかったり、雑務が免除されたりすることもさらに疎まれる原因に。
時短勤務は楽をしているわけではなく、帰宅後も家事育児との両立に奮闘して心身ともに疲れますが、職場の同僚には伝わりません。
時短勤務で周囲から白い目で見られることは、疲れた心身に追い打ちをかけ、ストレスになるのです。
仕事が時間内で終わらない
時短勤務のママが抱えるストレスに、仕事が時間内に終わらないことがあります。
フルタイムの頃にやっていたのと同等の業務量をこなすことを求められる場合もあり、時間が足りないことが多々あるからです。
時短勤務の場合、業務に相当な支障が生じない限り残業ができません。
仕事が時間内に終わらなかった場合、自宅に持ち帰り仕事をすることも。
筆者も勤務時間内に仕事が終わらず、子供が寝静まった後に睡眠時間を削って仕事をしていたので、体力的にも疲弊していました。
時短勤務はフルタイムより勤務時間が短くできることが限られるので、ストレスを感じるのです。
仕事の量は変わらないのに給料が減る
仕事の量は変わらないのに給料が減ることも、時短勤務のママのストレスになります。
育休明けはスキルや経験のある元の職場に戻ることが多いでしょう。
育休前と同じ業務内容の場合、仕事の量は変わらないことも多々あります。
短い時間の中で、ときには自宅に仕事を持ち帰って必死に仕事を終わらせても、給料が下がるのは納得がいかないものです。
しかも子供を保育園に預けることで発生する保育料の負担も大きいため、生活はさらに厳しくなります。
帰宅後も、家事育児で疲労困憊の状態の中仕事をこなすママとしては、同じ仕事量で給料が低いのは納得がいかず不満が溜まりストレスになります。
責任のある仕事を任せてもらえない
時短勤務のママは、責任のある仕事を任せてもらえないことにもストレスを感じています。
仕事の内容に応じて臨機応変に残業や出張ができず、対応できる業務にも限りがあるため、重要な仕事から遠ざけられてしまうからです。
特に自分がフルタイムで働いていたときには指示を出していた後輩や部下に、責任のある仕事が回されたりすると、さらに落ち込むことに。
筆者も育休前には重要な仕事である商談や出張にも頻繁に対応していましたが、時短勤務になった途端に皆無になりました。
責任のある仕事を任せてもらえないと、今後のキャリアアップに支障があるのではないかという不安に繋がりストレスになります。
家事育児の負担が時短勤務のママに偏る
家事育児の負担が時短勤務のママに偏ることも大きなストレスの一つです。
朝夕の食事の準備や洗濯、保育園の送迎や寝かしつけなど負担の大きい家事育児は、時短勤務のママがやることになりがちだからです。
家でも職場でもほとんど休まるときがなく、自分の時間を確保できないためストレスが溜まります。
一方でパパが家でテレビを見たり、スマホでゲームをしていたりすると、休みなく動いているママは不満が爆発することも。
勤務時間が短いことで、ママの方が家事育児の負担が多くなってしまうことも、ママにとってはストレスになるのです。
時短勤務のせいでつらいママ向けの対処法
時短勤務によってつらい思いをしているママが楽になる対処法には、どのようなものがあるのでしょうか?
3つの対処法をご紹介します。
- できるだけ早くフルタイムに復帰する
- 周囲を上手に頼る
- パパに家事や育児へ協力してもらう
できるだけ早くフルタイムに復帰する
できるだけ早くフルタイムに復帰することが、時短勤務でつらいママにおすすめの対処法の一つです。
時短勤務であるために責任のある仕事を任せてもらえない場合には、早くフルタイムに復帰するのが一番早い解決法でしょう。
時短勤務にしている理由が、例えば保育園の送迎であるならば、民間や自治体のサービスを利用することでも解決できます。
迎えの時間が遅くなることで子供に寂しい思いをさせたくない場合は、両親に育児のサポートをお願いするのも良いでしょう。
現在の職場ではフルタイムへの復帰が難しい場合、自宅から近い職場に変えるのも一つの方法です。
何が障壁になっているかを考えて一つ一つ解決していけば、フルタイムへの復帰も可能になります。
フルタイム勤務に復帰できれば、時短勤務のストレスはなくなりますね。
周囲を上手に頼る
時短勤務でつらいママには、周囲を上手に頼るのも効果的です。
すべて自分でやらなければいけないと思い込まずに、自分でなくても良いことは人に任せていくのがストレス軽減に有効です。
ママの中には、一人でほとんどの家事育児を抱え込んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外部のサービスやファミサポなど、家事育児の負担を軽減してくれるサポートがあるので、上手に利用しましょう。
また、例えば曜日を決めて両親に子供の世話を依頼するのも一つの方法です。
子供も意外と戦力になりますので、年齢によっては子供にも家事の一部を担当してもらっても良いでしょう。
周囲を上手に頼って、ママのストレスを減らすことをおすすめします。
パパに家事や育児へ協力してもらう
パパに家事や育児へ協力してもらうことも、時短勤務でつらいママの負担が軽減されます。
パパに手伝ってもらいたい家事や育児の内容をピックアップして、担当を決めるとうまくいきやすいようです。
このとき、お互いの得意なことや不得意なことを考慮して割り振ると、嫌にならずに率先してできるようになります。
パパも頼られて感謝される経験が多くなるほど、積極的に家事を手伝うようになるのです。
上手にパパに協力してもらいながら、ママの負担を減らしましょう。
まとめ
時短勤務は仕事量や周囲の目が気になり精神的にもストレスが大きくなりがちですよね。
本記事では、時短勤務でつらいときの対処法をお伝えしました。
職場の人に負担をかけることに引け目を感じたり、家事育児との両立で心身ともに疲れ切ったりしている方は、ぜひ参考にしてくださいね。


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