「出産を控えているけど、上の子のお世話をどうすればいいのかわからない……」
そんな時、上の子のお世話をお願いできる相手をあらかじめ決めておくと、心配が減らせます。
本記事では、出産時に上の子をどうすればいいかについて詳しく解説します。
出産前後での上の子との関わり方も併せて紹介するので、妊娠中のママは参考にしてくださいね。
出産のとき上の子はどうした?先輩ママの経験談を紹介
いざ出産となったら、上の子のお世話はどうしたらいいでしょうか?
出産のとき上の子をどうするかの対応を5つ紹介します。
- 出産に立ち合う
- パパがお休みを取って一緒にいる
- 実家に預ける
- 義理の実家にサポートをお願いする
- 家族で泊まれる病院で出産する
出産に立ち合う
助産院で出産した筆者の知人の経験談です。
小学一年生の子供がいる彼女は、出産時に上の子をどうしようか悩んでいました。
家族で話し合い、家族で立ち合いのできる助産院を出産場所に選び、夫と第一子と共に第二子の出産をしたそうです。
陣痛中は上の子が背中をさすってくれたり、水を飲ませてくれたりとお手伝いしてくれ、本人にとっても子供にとってもかけがえのない時間だったと話していました。
上の子も立ち会える出産を計画すると、出産時に上の子をどうするかという心配も減りますね。
パパがお休みを取って一緒にいる
第二子出産時の筆者の体験です。
上の子は4歳で1人でお留守番はできないので、出産時はお世話をしてくれる人が必要でした。
そこで夫が仕事を休んで上の子のお世話をしてくれることに。
ママと離れるのは初めてでしたが、パパがずっと一緒にいてくれたので、さみしい思いもしなかったようで安心しました。
実家に預ける
筆者の知人は、出産時に上の子を実家に預けたそうです。
彼女は上に兄弟がいる家庭で、夫は仕事が忙しく出産時の休暇はとれない状況で、上の子達の預け先が必要でした。
陣痛が来た時点で自分の両親に子供を迎えに来てもらい、そのまま実家で退院まで生活してもらったようです。
自分の両親なので気兼ねすることもなく、上の子たちも慣れており安心して預けられたと話していました。
義理の実家にサポートをお願いする
筆者は自宅と義理実家が近いため、出産時は上の子のお世話のサポートを義理両親にお願いしました。
出産時は夫が上の子を見てくれましたが、家事をすべて夫に任せることは不安でした。
そこで自宅の近くに住んでいる義理母に来てもらい、食事の支度や洗濯をお願いすることに。
上の子はおばあちゃんのおいしいご飯が食べられて喜んでおり、夫にも負担がかかり過ぎなかったのでとても助かりました。
家族で泊まれる病院で出産する
筆者の親戚は、上の子と一緒に泊まれる病院を選んで出産しました。
第二子出産時、上の子は2歳でママと離れることに不安を感じていたそうです。
パパが出産休暇を取れる状況だったため、家族みんなで泊まれる設備のある病院を選んで出産しました。
家族で出産から立ち会い、産後も一緒に過ごせたため、上の子にさみしい思いをさせずに済んで良かったと言っていました。
出産前後の上の子との関わり方
出産前後では、どんな風に上の子と関わっていくのがいいのでしょうか。
出産前後の上の子との関わり方を5つ紹介します。
- 愛情表現を言葉にする
- 上の子とスキンシップをとる
- 上の子の要求を受け入れる
- 上の子と2人の時間を作る
- 無理にお兄ちゃん(お姉ちゃん)を強要しない
愛情表現を言葉にする
出産前後の上の子供との関わりで大切なのは、愛情表現を言葉にすることです。
言葉でママの愛情を繰り返し伝えると、上の子は愛されていることを理解します。
「大好きだよ」「ママは(上の子の名前)が大切だよ」など、なるべくシンプルな言葉を選ぶと伝わりやすいでしょう。
愛情表現を言葉にして、出産前後も上の子との絆を深めてくださいね。
上の子とスキンシップをとる
上の子との十分なスキンシップは、出産前後でとても大切な関わりです。
スキンシップは愛情が伝わりやすいため、子供は安心するのです。
出産前後は、上の子がさみしい思いや不安な気持ちを抱きやすい傾向にあります。
スキンシップを多めにとって、上の子を安心させてあげましょう。
上の子の要求を受け入れる
上の子の要求を受け入れるのは、出産前後に重要な上の子との関わり方です。
我慢が多いと上の子もストレスが溜まってしまい、下の子の誕生を前向きに捉えられなくなる可能性があるからです。
すべての要求にこたえられなくても、上の子の気持ちを理解し受け止めてあげると、上の子の気持ちが落ち着くことがあります。
できるだけ上の子の要求にこたえて、上の子の気持ちを安定へと導いてあげましょう。
上の子と2人の時間を作る
出産前後に上の子供との関わりで大切にしたいのは、上の子と2人の時間を作ることです。
下の子が生まれると、どうしてもママの手が下の子にとられてしまうため、上の子は嫉妬してしまいやすいのです。
筆者は時々、家事や下の子の育児を夫にお願いし、上の子と2人で遊ぶ時間を作っています。
おかげで上の子は下の子に嫉妬することなく、かわいがってくれるように。
上の子と2人の時間を作ると、上の子は「下の子が生まれてもママは自分のことが好き」と認識しやすくなりますよ。
無理にお兄ちゃん(お姉ちゃん)を強要しない
無理にお兄ちゃん(お姉ちゃん)を強要しないことは、出産前後の上の子との関わり方のコツです。
お兄ちゃん(お姉ちゃん)を意識させすぎると、上の子はプレッシャーに感じてしまうことがあるからです。
筆者も上の子に余計なストレスを与えたくなかったので、上の子を「お兄ちゃん」と呼ばないように気を配りました。
お兄ちゃん(お姉ちゃん)を強要せず、そのままでいいんだよと示してあげると、上の子も安心するはずです。
まとめ
出産時、上の子をどうしたらいいかとママは悩みがちですよね。
出産に備えて上の子のお世話を周囲に頼んだり、上の子と効果的な関わり合いを持ったりすることで、ママも上の子も負担を減らせます。
本記事では、出産時に上の子をどうするか、出産前後で大切な上の子とどう関わるかについて紹介しました。
上の子を抱えながら出産を控えているママは本記事を参考にし、安心して出産にのぞめる環境を整えてくださいね。


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