「女性の肩こりの原因って胸なの?」
そんな時、原因も分からず肩こりに悩まされるのは辛いですよね。
実は、女性特有の肩こりの原因には、胸が関係しているといわれているのです。
本記事では、女性の肩こりの原因について、胸の重みとの関係や改善方法を解説します。
肩こりにお悩みの女性は、ぜひ参考にしてくださいね。
肩こりの主な原因
肩こりの原因には、どのようなものがあるのでしょうか?
主な原因は3つあります。
- 姿勢の悪さ
- 体の冷え
- ストレス
詳しく解説します。
姿勢の悪さ
肩こりの原因として、姿勢の悪さが挙げられます。
姿勢が悪いと頭を前に出す姿勢をとることが多く、頭の重さを支えるために肩の筋肉が緊張してしまいます。
すると肩周りの血流が悪くなり、肩こりにつながるのです。
スマホやパソコン作業に夢中になると、つい長い時間悪い姿勢をとってしまいがち。
背中を丸めたり顎を突き出したりして肩に負担がかかると、肩こりになりやすいため注意が必要です。
体の冷え
体の冷えも、肩こりの原因の1つだと考えられます。
冷えて肩の筋肉の血行不良が起こると、十分な酸素や栄養が行き届かず肩こりが生じるのです。
特に女性は、筋肉量が少ないため、血液を体に巡らせるポンプ機能が弱く冷えやすいため注意が必要です。
体の冷えは、肩の筋肉をこわばらせ、肩こりを引き起こす原因になることを覚えておきましょう。
ストレス
肩こりの原因として、ストレスも挙げられます。
過剰なストレスがかかると、血管を収縮させる自律神経の1つである交感神経が優位になります。
交感神経の優位な状態が続くと、肩周りの筋肉の血流も悪くなり肩こりを引き起こすのです。
女性は仕事や育児、家事などやるべきことに追われ、忙しい毎日にストレスを抱えがちです。
ストレスの強い状況に置かれると、肩に力が入って緊張状態が続き、肩こりになりやすいため注意しましょう。
胸のせい?女性特有の肩こりの原因
胸に関する女性特有の肩こりの原因には、どのようなことが考えられるのでしょうか?
主な原因として、次の3つが挙げられます。
- 胸の重みによる猫背
- ストラップが細いブラジャーの使用
- アンダーバストがゆるいブラジャーの使用
詳しく解説します。
(参考:Life is)
胸の重みによる猫背
女性特有の肩こりの原因としては、胸の重みによる猫背が考えられます。
胸の重さによって、頭と肩を前に出す姿勢をとり猫背になると、頭の重さを支えるために肩の筋肉が緊張します。
肩の筋肉に負担がかかると血行不良を起こし、肩こりになりやすくなるのです。
特に胸が大きい女性は、「胸を張ると大きく見えて恥ずかしい」などの理由から猫背の姿勢をとってしまいがち。
猫背は、肩周りの筋肉にさらなる負担をかけてしまうため注意が必要です。
ストラップが細いブラジャーの使用
ストラップが細いブラジャーの使用も、女性特有の肩こりの原因の1つ。
ブラジャーのストラップが細すぎると、肩に食い込みやすくなり、必要以上に肩に負担がかかります。
肩へ過剰な負担がかかると、血行が悪くなり肩こりを引き起こしやすくなるのです。
ストラップの食い込みは、胸のサイズに関わらず起こる恐れがあります。
ブラジャーのストラップによる肩への過度な負担は、肩こりの原因になるので注意しましょう。
アンダーバストがゆるいブラジャーの使用
女性特有の肩こりでは、アンダーバストがゆるいブラジャーの使用も原因の1つです。
適切に胸を支えられるブラジャーは、カップサイズとアンダーバストのサイズで決まります。
アンダーサイズがゆるいと、背中のホック部分が上にずれることで、ストラップがゆるんでカップが下がりバストをうまく支えきれません。
結果として、肩周りの筋肉への負担が増し肩こりにつながってしまうのです。
女性の肩こりを解消に導く方法
女性の肩こりを解消に導く方法として、どのようなことに気をつけると良いのでしょうか?
主なポイントが6つあります。
- 正しい姿勢を心がける
- 入浴で体を温める
- ストレスを溜め込まない
- こまめにストレッチをする
- 体に合うブラジャーを着用する
- 胸が大きめの人はストラップが太いブラジャーを選ぶ
詳しく説明します。
(参考:ハレバレ)
(参考:HEAVEN 20th)
正しい姿勢を心がける
女性の肩こりを解消に導くためには、正しい姿勢を心がける必要があります。
正しい姿勢をとると、肩への負担が少なくなり筋肉を適切に動かして使えるため、血液やリンパ液の流れが改善されます。
なるべく上半身をまっすぐに保ち、前かがみの姿勢にならないように注意することがポイントです。
頭頂部を真上から引っ張られている感覚で、力みすぎず自然に背筋を伸ばしましょう。
こまめに体を動かすなど、長時間同じ姿勢でいるのを避けることも大切です。
正しい姿勢をとり、肩こりを改善へと導きましょう。
入浴で体を温める
入浴で体を温めることも、肩こり解消につながります。
湯船につかり体が温まると、筋肉がゆるみ血行が良くなることで肩こりも和らぎます。
血行不良による肩こりの場合は、体を温めることによって改善が期待できるのです。
また、入浴によるリラックス効果で、肩こりの原因であるストレスや冷えも軽減されやすくなります。
1日の終わりには、入浴でリラックスタイムを過ごし肩こりを解消させるのがおすすめです。
ストレスを溜め込まない
肩こりの改善には、ストレスを溜め込まないようにするのが効果的です。
過度なストレスは、肩周りの筋肉を緊張させて肩こりを引き起こします。
忙しい毎日の中でも、趣味やリラックスする時間を設けるなど工夫しましょう。
軽いウォーキングやヨガ、ガーデニングなど体を動かしてストレスを発散させるのがおすすめです。
自分に合ったストレス発散方法を見つけて、過度なストレスを溜め込まないよう気をつけましょう。
こまめにストレッチをする
肩こり改善のためには、こまめにストレッチをするよう心がけましょう。
ストレッチは、肩周りの筋肉の緊張をほぐして血行を促します。
オフィスワークなどの場合は、1時間に1度は立ち上がりストレッチするなど、こまめに体を動かしましょう。
肩を上げ下げする、前後に回すなど、肩を動かすストレッチがおすすめです。
肩のストレッチに加え、軽い屈伸運動など体全体の血流を促すストレッチをすると、より効果的ですよ。
体に合うブラジャーを着用する
体に合うブラジャーを着用することが、女性の肩こりを解消へと導きます。
適正なサイズよりも小さいブラジャーを着けていると、締めつけによる血行不良を招き肩こりを引き起こします。
正しいサイズのブラジャーをきちんと着用できているかチェックしてみましょう。
鎖骨の中心と、左右のバストトップとを結んだ時に正三角形ができていれば、バストを正しく支えられています。
バストの形にぴったりフィットする適正サイズのブラジャーを選ぶことが、肩こりの改善へとつながります。
胸が大きめの人はストラップが太いブラジャーを選ぶ
肩こり解消のために、胸が大きめの人はストラップが太いブラジャーを選びましょう。
ブラジャーのストラップは、細いものよりも太いものの方が肩にかかる胸の重みを分散できます。
太いストラップを選ぶことで、肩への食い込みや締めつけが減り、血行が良くなり肩こりを軽減しやすくなるのです。
ストラップに伸縮性のあるものや、背中部分がクロスまたはY字になっているブラジャーもおすすめです。
さらに、ストラップの長さは、肩の間に指が1本すんなり通るように調節するのがベスト。
大きめのバストサイズの方は、胸の重みを支えやすい太いストラップのブラジャーを選びましょう。
まとめ
肩こりの原因が分からず悩まされるのは辛いですよね。
本記事では、女性の肩こりの原因について、胸の重みとの関係や改善方法を解説しました。
女性特有の肩こりの原因には、胸の重みによる猫背や適正でないブラジャーの着用などが挙げられます。
本記事を参考に、女性特有の肩こりを解消へと導き、快適な毎日を過ごしましょう。
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