働きながら子育てをしている看護師ママは、たくさんいます。
しかし、フルタイムで看護師として働きながら子育てをするのはきついという人も。
本記事では、フルタイムで働きながら子育てをした看護師ママの体験談を紹介します。
他の看護師ママが、どのように頑張っているのか知りたい方は、参考にしてくださいね。
看護師としてフルタイムで働きながら子育てするメリット・デメリット
看護師がフルタイムで働きながら子育てをするには、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
- メリット
- デメリット
詳しく説明します。
メリット
フルタイムで看護師として働きながら子育てをするメリットとしては、次のことがあげられます。
- ボーナスもあり、パートよりも収入が多い
- 毎月安定した収入がある
- 福利厚生が充実している
- 育休が取れる
- キャリアアップがしやすい
収入が安定し、福利厚生がしっかり利用できるのは助かりますね。
デメリット
フルタイムで看護師として働きながら子育てするには、次のようなデメリットもあります。
- 体の負担が大きい
- 精神的な余裕がなくなる
- 職場にもよるが、残業も免れない
- 休みづらい
- 家族と過ごせる時間が少ない
体と心への負担が大きく、子供の成長をゆっくり感じる余裕もなくなるのは寂しいです。
フルタイムで働きながら子育てした看護師ママの体験談
フルタイムで働きながら子育てをした看護師ママの体験談を4つ紹介します。
- 子供が病気をした時が一番辛かったと感じていた筆者の体験談
- 2人の子供を育てながらフルタイムで夜勤も頑張った筆者の友人の体験談
- 子育てで後悔しないための方法を考えた看護師ママさんの体験談
- 仕事と子育ての両立をするため「自分の機嫌は自分でとる」を心がけた看護師ママさんの体験談
子供が病気をした時が一番辛かったと感じていた筆者の体験談
筆者は長女は生後5ヶ月、長男は9ヶ月、次男を7ヶ月で保育園に預けてフルタイムで働きました。
3人保育園に預けていた時期もあり、夜勤もしながら家事と育児もしなければならず、バタバタの日々でした。
一番辛かったのは、子供が病気になった時です。
看護師の仕事はギリギリのスタッフでシフトが組まれているため休みづらく、人に預けての出勤でした。
我が子が辛い思いをしている時にそばにいてやれない申し訳なさでいっぱいだったのを覚えています。
夫の協力もあり、仕事と育児家事をなんとか乗り切れましたが、子供たちから「あの時は寂しかった」など大人になってから聞きました。
子供たちには寂しい思いをさせましたが、収入があった分、子供にお金を使えたことは良かったです。
またブランクを作ることなく自分のキャリアアップにもつながり、あの時頑張れたことは今では後悔はありません。
2人の子供を育てながらフルタイムで夜勤も頑張った筆者の友人の体験談
筆者の友人の勤め先は院内に保育園があり、そこに2人の子供を預けて夜勤もしていました。
夜勤の日は、朝子供を保育園に預けて日勤をしたあと自分は一旦帰宅し、子供たちはそのままお泊まりです。
夜中に出勤し、夜勤が終わると子供たちを迎えに行きます。
自分は夜勤明けでヘトヘトに疲れているのに、子供たちはママに会えた嬉しさで元気いっぱいで、眠たいのに眠れないのが辛かったそうです。
しかし、その分パパに家事を手伝ってもらったり夜は子供たちと早く寝たりすることで、なんとか乗り切れました。
子育てで後悔しないための方法を考えた看護師ママさんの体験談
このママさんは、メリットとデメリットをあげ、 子育てを後悔しないための方法を考えたそうです。
まず メリットとしては、経済的な余裕があり子供にお金を使えると考えました。
責任のある仕事を任されてやりがいを感じられ、キャリアアップを目指せます。
デメリットとしては、仕事の時間が長いため子育ての時間が取りにくく、子供に合わせた休みも取りにくいと考えました。
そこで、子育てを後悔しないための方法としては、次の3つのことが大事だと気づいたそうです。
- 家族第一と割り切ること
- 柔軟な働き方を考えること
- 家事の時短をすること
この3つを心がけたことでフルタイムの仕事と育児の両立ができました。
仕事と子育ての両立をするため「自分の機嫌は自分でとる」を心がけた看護師ママさんの体験談
「看護師ママがしんどいと思ったり辛いと感じたりするのはほぼ毎日で、心身ともに休まる時がない」とこのママさんは言います。
そんな時に「自分の機嫌は自分でとらないとダメだ」と気づいたそうです。
家事をしながらでも、好きなカフェオレを飲んだり歌を熱唱したり好きな動画を見たりします。
そうすることで気分も変わり、家事が進んだり子供に優しくできたりするのだそうです。
子育てしながらフルタイムの仕事をしていると、どうしても自分のことは後回しになってしまいます。
頑張っている自分を褒めたり、いたわったりすることも、子育てとフルタイムの仕事を両立させるためには大事ですね。
【看護師ママに聞いた】フルタイムで働き始めるおすすめの時期
フルタイムで働き始めるおすすめの時期はいつなのか、看護師ママに聞いてみました。
次の4つの時期がおすすめです。
- 育児休暇を1年取得したあとフルタイムで復帰
- 時短勤務を3年したあとフルタイムで復帰
- 自分のタイミングでフルタイムに復帰
- 小さい間はパートで、小学生になってからフルタイムに復帰
育児休暇を1年取得したあとフルタイムで復帰
看護師ママがフルタイムで働き始めるなら、育児休暇を1年取得したあとで復帰するのがおすすめです。
生後半年くらいで免疫が切れ、保育園で感染症などをもらって体調を崩すことが多いためです。
1歳になるくらいまでは感染症をよくもらってきて、その度仕事を早退したり休んだりしなくてはなりません。
そのため、1年は育児休暇を使って子供のそばにいて、その後フルタイムに戻るのはおすすめです。
子供の体調が悪い時に気を使いながら休んだり、病気の子をどこかに預けて仕事に行かなければならないのは辛いですからね。
時短勤務を3年したあとフルタイムで働く
3年の時短勤務をした後でフルタイムに戻るのも、看護師ママにおすすめの働き方です。
時短勤務ができるのは、子供が3歳になるまでです。
時短勤務の3年間は給料はフルタイムより少ないですが、その分体力にも気持ちにも余裕があり子育てに力を注げます。
その3年の間に次の子供を妊娠出産して、また育児休暇取得という状況もあり得るので、時短勤務の制度を使うのもいいですね。
自分のタイミングでフルタイムに復帰
看護師ママがフルタイムで働き始めるおすすめの時期の3つ目は、自分のタイミングで復帰することです。
子供との時間は長さより濃さと考えると、短い時間の中でもじっくり向き合うことで子供も満足してくれます。
例えば、どんなに忙しくても必ず絵本を読む時間をとるとかゆっくり座って一緒に遊ぶ時間を必ず取るなど、子供と過ごす時間を工夫します。
子供と過ごす時間を工夫しつつ、まわりがサポートしてくれる状況も考えて、自分のタイミングでフルタイムに戻るという選択もありますね。
小さい間はパートで、小学生になってからフルタイムに復帰
看護師ママがフルタイムで働き始める時期として、子供が小さい間はパート勤務にし、小学生になってからフルタイムに復帰するのもおすすめです。
お金よりも子育てを優先したい場合、子供が小さい間は、ブランクも作りたくないのでパート勤務で看護師も続け育児にも力を入れます。
小学生になったら1人でできることもずいぶん増えるので、子供の自立を促し自分も看護師としてしっかり働く目的でフルタイムに戻ります。
子育てを優先するのか、看護師としての仕事を優先させるのか考えるのも大事ですね。
まとめ
看護師のフルタイムの仕事と育児と家事のきつい毎日、他の看護師ママさんたちはどうしているのか気になりますよね。
本記事では、フルタイムの看護師ママさんたちの体験談や、フルタイムで働き始める時期はいつが良いのか看護師ママさんたちの声を紹介しました。
フルタイムの看護師ママさんの育児や家事の様子が気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
コメントを残す