「不登校だけど遊びに行かせたい!」
不登校でも遊びに行っていいのか判断ができないと困ってしまいますよね。
実は、不登校の子供が遊びに行くのは悪い行いではありません。
本記事では、不登校でも遊びに行くメリットや注意点について紹介します。
子供の不登校で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
不登校で遊びに行くと得られるメリット
不登校で遊びに行くと、どのようなメリットがあるのでしょうか?
不登校で遊びに行くメリットは、主に6つあります。
- 太陽の光を浴びられる
- 体力の向上を図れる
- コミュニケーションを育める
- 気分転換になる
- 学校へ行くためのリハビリになる
- 自己肯定感を高められる
順に、詳しく説明します。
太陽の光を浴びられる
不登校で遊びに行くと得られるメリットは、太陽の光を浴びられることです。
なぜなら、太陽の光を浴びると体内時計をリセットできるからです。
日中しっかりと太陽の光を浴びれば、睡眠の質が上がります。
夜更かしをしがちな子供も生活リズムを整えやすいので、遊びに出て太陽の光を浴びれば子供にとってメリットになります。
(参考:乱れがちな体内時計のリズムを保つ鍵は太陽の光にあり|無呼吸ラボ)
体力の向上を図れる
不登校で遊びに行くと、体力の向上を図れることも得られるメリットの1つです。
遊びに行くと、家の中で過ごすより運動量が増えるからです。
たとえば、家の中で筋トレやストレッチをしても、なかなか続けられません。
遊びを通じてなら自然に体を動かせるので、無理なく体力の向上を図れます。
体力の向上につながる外出は、登校するときも健康維持にも役立ちますね。
コミュニケーションを育める
不登校で遊びに行くと得られるメリットは、コミュニケーションを育める点です。
店舗スタッフとの何気ない会話など、人と交流する機会ができます。
また、帰宅後に出先での出来事を話すなど、家族との会話が増えることも。
コミュニケーションを育むと子供自身が自分の気持ちを伝えやすくなるため、メリットは大きいといえます。
気分転換になる
不登校で遊びに行くと、気分転換ができるのも大きなメリットです。
ずっと家にこもっていると、ストレスが溜まりやすくなります。
外に出ていろいろな刺激を受ければ気分転換になり、ポジティブな気持ちになるケースが多いのです。
心身ともにリフレッシュができると、活動意欲が増すと期待ができます。
学校へ行くためのリハビリになる
不登校で遊びに行くと、学校へ行くためのリハビリになります。
実は、不登校での外出自体に、子供が心理的なハードルを感じている場合もあるのです。
遊びを目的にすれば、家から出やすくなる可能性も。
さらに、遊びを通じて視野が広がったり、興味が広がったりする可能性があります。
学校へ行くためのリハビリになれば、状況の改善につながりやすいです。
自己肯定感を高められる
子供自身の自己肯定感を高められる点も、不登校で遊びに行くメリットです。
なぜなら、「不登校のままでは良くない」と子供本人がいちばん分かっているため、自己嫌悪になりがちだからです。
不登校でも遊びに行くという体験から、「ありのままで良い」と自分を肯定的に捉えやすくなります。
自己肯定感が高まると、ポジティブな思考や行動になる傾向があります。
不登校の子供が遊びに行きやすい条件
不登校の子供が遊びに行く場合、どんな条件なら行きやすいのでしょうか?
考えられる遊びに行きやすい条件は、主に2つです。
- 他人との距離がとれる場所である
- 知り合いに合わない時間帯である
詳しく説明します。
他人との距離がとれる場所である
不登校の子供が遊びに行きやすい条件は、他人との距離がとれる場所であることです。
なぜなら、他人と離れていれば人目を気にせず安心して楽しめるからです。
人の顔色や視線に敏感な子供も多く、他人との距離が近いと、周囲からの無言の詮索に疲れやすくなります。
せっかく遊びに行くなら、他人との距離をとって羽を伸ばしてあげたいですね。
知り合いに合わない時間帯である
不登校の子供が遊びに行きやすい条件の2つ目は、子供の知り合いに合わない時間帯にすることです。
知り合いに会うと、ネガティブな刺激になる場合があります。
大人も、知り合いがいない場所に旅行すると開放的な気持ちになるものです。
子供がゆっくり過ごせるように、知り合いに会わない配慮があると子供も安心です。
不登校の子供が遊びに行くときの注意点
不登校の子供が遊びに行くときは、どのような注意が必要でしょうか?
遊びに行くときの注意点は、主に4つあります。
- 外出を強要しない
- 出かける曜日や時間帯を考える
- 遊びに行くことを否定しない
- 夜間は親も同伴する
詳しく説明します。
外出を強要しない
不登校の子供が遊びに行くときは、外出を強要しないように注意します。
親は子供の気分転換に良いと思っても、子供自身は外出を負担に感じているかもしれません。
気分が乗らないときの外出は、大人も辛い場合がありますよね。
子供の気持ちを尊重して、外出を強要しないよう心がけておきましょう。
出かける曜日や時間帯を考える
不登校の子供が遊びに行くときは、出かける曜日や時間帯を考えるよう注意します。
同級生が勉強している時間だと、子供が罪悪感を感じて楽しめないことも。
知り合いに会ったり、誰かに学校に行っていないと指摘されたりして、嫌な気持ちになるケースもあります。
子供の気持ちを考えると、出かける曜日や時間帯には注意が必要です。
遊びに行くことを否定しない
不登校の子供が遊びに行くときの注意点は、否定しないことです。
頭ごなしに否定すると、子供は人格を否定されていると感じる場合があります。
否定すると、親子の信頼関係が崩れる原因になりがちです。
信頼関係が崩れると、子供は悩みや相談などの大切な内容を話してくれません。
遊びに行くメリットに目を向けて、まずは遊びに行くことを肯定しましょう。
夜間は親も同伴する
不登校の子供が遊びに行くときは、夜間は親も同伴するように気をつけます。
子供が人目を気にして、夜にの外出を望む場合もあるかもしれません。
夜は、視界が悪くなったり人通りが少なくなったりしがちで、危険性が高まります。
近所を散歩するだけでも、夜間なら親も同伴すると安心です。
まとめ
不登校だけど遊びに行っていいのか判断ができないと困ってしまいますよね。
実は、遊びに行くのは悪い行いではありません。
本記事では、不登校でも遊びに行くメリットや注意点について紹介しました。
子供の不登校で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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