「子持ちの主婦でも資格があれば再就職はしやすい?」
そんな時、どのような資格を取得したら子持ちの主婦も再就職に有利になるのか知りたいですよね。
実は、子育て中でも再就職に対して強みになる資格は取得できます。
本記事では、子持ち主婦の再就職に役立つ資格の選び方とおすすめ8選を紹介します。
資格を取得したいけど強みになる資格が何か分からない主婦の方は、ぜひ参考にしてください。
子持ち主婦の再就職に役立つ資格の選び方
子持ちの主婦が再就職に役立つ資格は、どのように選べば良いのでしょうか?
選び方は主に3つあります。
- 受験資格を確認して選ぶ
- 難易度で選ぶ
- 就職時に評価されやすい資格を選ぶ
詳しく説明します。
受験資格を確認して選ぶ
再就職に役立つ資格を取るためには、受験資格を確認し、子持ち主婦が取得しやすい資格を選びましょう。
資格の中には受験資格が定められているものがあり、実務経験や専門知識の必要なものは、これから受験資格を満たすのが難しいからです。
国籍や年齢・性別や学歴を問わずに誰でも受験できる資格も多く、子持ち主婦でも取得しやすい資格は多数あります。
受験直前になって「受験資格がなかった」などということがないよう、基準を満たしているか確認し、子持ち主婦が取得しやすい資格を選ぶといいですね。
難易度で選ぶ
子持ち主婦が再就職に役立つ資格を取得するなら、難易度で選びましょう。
資格は非常に種類が多く、難易度が高すぎる資格は取得するまでに時間もかかり、通学が必要になるケースもあります。
主婦は家事や育児のスキマ時間を勉強にあてるため通学は難しく、ある程度お金も必要になるので不向きです。
また、難易度が高くなると独学での取得は難しくなるため、自信を無くして途中でイヤになり挫折する確率も上がります。
資格を取得してどのような仕事がしたいのか目的を明確にし、自分の実力や状況に合った手の届きやすい資格を選びましょう。
就職時に評価されやすい資格を選ぶ
子持ち主婦が資格を取得するなら、就職時に評価され求められやすいものを選びましょう。
資格は国家資格から民間資格まで数多くありますが、中には仕事に直結しないものもあるからです。
なんとなく闇雲に資格を取得しても決して就職に有利には働きません。
家事や育児の合間に頑張って資格の取得をしても、就職時に評価されなければ全く意味がなくなってしまいます。
資格の特徴や種類を調べたうえで取得し、適切なアピールをすることで初めて就職に有利になります。
子どもがいるなどの状況や得意分野も考慮して、就職時に評価されやすい資格を選ぶことが非常に重要です。
子持ち主婦の再就職に役立つ資格8選
子持ち主婦の再就職に役立つ資格にはどのようなものがあるのでしょうか?
おすすめの資格は主に8つあります。
- 調理師
- 日商簿記検定
- 3級FP技能士
- 調剤薬局事務
- 介護福祉士
- ITパスポート
- MOS(マイクロオフィススペシャリスト)
- ネイリスト技能検定
詳しく説明します。
調理師
調理師は、再就職を望む子持ちの主婦には、非常におすすめな資格といえます。
普段から料理を作り慣れている主婦が活躍でき、外食産業を始めとする様々な調理現場で求められる需要の多い資格です。
調理師は調理の技術や食品の栄養や衛生、適切な調理方法の知識をもつ料理のプロフェッショナルのための国家資格です。
外食産業はもちろん病院や社員食堂など種類は多岐にわたり、有資格が条件という企業も少なくありません。
また、2年以上の実務経験があれば受験資格を得られるため、飲食関係のパートから始めると学校に通う必要がない利点もあります。
調理師は、食に接する機会の多い子持ち主婦が即戦力となれる、非常におすすめの資格です。
日商簿記検定
日商簿記検定も、再就職したい子持ちの主婦に、おすすめしたい資格のひとつといえます。
あらゆるビジネスシーンで生かせて人気が高く、経理などの知識を測るため応募条件に加えている企業も少なくありません。
日商簿記検定は、全国の商工会議所が実施する簿記の能力を測るための検定試験です。
1級から初級までの4段階に分かれており、自分の能力に合わせて試験を受けられるので主婦には取得しやすい資格です。
また、子どもが小さく時間の制約がある場合でも、重宝される資格のため採用されやすい傾向も。
日商簿記検定は、評価が高く需要も多いため、再就職を望む子持ち主婦におすすめの資格です。
3級FP技能士
3級FP技能士は、再就職希望の子持ち主婦に、特におすすめしたい資格です。
お金のことを考え学ぶことは、これからの時代に必要不可欠であり、再就職にも役立ちます。
相談者の資産設計に関わり、暮らしとお金についてアドバイスができる、お金に関する先生のような役割を持つ国家資格です。
専門的で幅広い知識を求められるため、ある程度の努力は必要ですが、自分のためにも強みになります。
3級FP技能士は子持ち主婦にとって、お金の流れや管理が理解でき再就職にも役立つ資格といえます。
調剤薬局事務
子持ち主婦が再就職のために資格を取得するなら、調剤薬局事務がおすすめです。
超高齢化社会になり処方箋を受け取る人も増え、調剤薬局の数も年々増加傾向にあるため、非常にニーズも将来性もあります。
調剤薬局事務は、調剤薬局での受付や会計、レセプトの作成や薬剤師の補助など専門性が求められる資格です。
そのため、有資格者は採用されやすく、出産などで再度職を離れても復職しやすい利点もあります。
また、経験を重ねるうちに、自然と薬の基本的な知識が身につくなどのメリットも。
調剤薬局事務は、今後も継続的に需要がある可能性の高い、子持ち主婦におすすめの資格です。
介護福祉士
介護福祉士も、子持ち主婦が再就職に活かせるおすすめの資格といえます。
後期高齢者が増えていく現代社会において、働く人が必要とされている介護の仕事はますます需要が高まります。
介護福祉士は、数多い介護の資格の中でも唯一の国家資格であり、非常にニーズが高いのが特徴です。
介護施設や福祉施設などでは人手不足が続いているため求人も多く、即戦力にもなれる再就職に非常に有利な資格です。
経験が重要なため働きながら資格取得もでき、さらなるキャリアアップも目指せます。
介護福祉士は、高齢者に直接関わるため、優しい雰囲気を持つ人が多い子持ち主婦が活躍できる資格です。
ITパスポート
ITパスポートは、主婦が今後の仕事に活かせるおすすめの資格です。
今や日常生活でもITはなくてはならないものとなり、職種を問わず全ての基盤ともいわれ、必要性が高まる可能性があります。
ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識があることを証明でき、認知度が高く企業の信頼も厚い国家資格のひとつです。
技術者でなくてもITを活用している仕事や、関連している営業職や事務職を目指す人にとっても有効な資格といえます。
ITパスポートは、再就職を望む主婦にとって身につけておくと非常に役立つ、おすすめの資格です。
MOS(マイクロオフィススペシャリスト)
MOSは、WordやExcelなどのオフィスソフトの操作スキルを証明でき、再就職などでも非常に評価の高い国際資格です。
事務職や営業職などオフィスで役立つ社会人必須のスキルが得られ、パソコンを使う職場では非常に重宝されます。
インターネットが普及した現代では、ビジネスにおいてもパソコンスキルは必須といえます。
また、再就職では自己アピールが求められることも多く、MOSは業務に直結する資格のため他者との差がつけられる可能性も。
MOSは、子持ち主婦の再就職に非常に役立ち、取得して損はない資格のひとつです。
(参照:MOS公式サイト)
ネイリスト技能検定
子持ち主婦の再就職に役立つ資格のひとつに、ネイリスト技能検定があります。
通信教育などで学べて自宅で資格の取得ができ、実践的で就職に直結しやすい、おしゃれな主婦に人気の資格です。
ネイリスト技能検定は、実際にネイリストとして働くための信用を得られ、再就職にも非常に有利になります。
資格があることできちんとした知識や技術があることを証明でき、将来的には独立開業も可能です。
ネイリスト技能検定は、再就職を望むおしゃれな子持ち主婦には、将来性もあるおすすめの資格といえます。
まとめ
子持ちだと再就職が難しいのではないかと、不安になりますよね。
本記事では、子持ち主婦の再就職に役立つ資格の選び方とおすすめ8選を紹介しました。
子持ち主婦でも、再就職に役立ち取得しやすい資格は数多くあります。
本記事を参考に、ライフスタイルに合わせて働くための、強みになる資格をみつけてくださいね。
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