舌掃除の正しいやり方は?舌磨きで注意すべきポイントも解説

「舌掃除をやると気持ちがいいのは知っていたけど、正しいやり方はどうすればいいのだろう?」

歯磨きのついでに、一緒に舌もきれいにしたいですよね。

実は、舌掃除にも正しい方法があるのです。

本記事では、舌掃除の正しい方法を、舌掃除がやっと上手にできるようになった筆者が紹介します。

舌掃除で口の中を爽やかにして、病原菌から自分を守ろうとお考えの方は参考にしてくださいね。

 

舌掃除の効果

舌掃除の効果は、主に2つあります。

  • 口臭を予防する
  • 細菌・ウィルスの体内への侵入を防ぐ

詳しく説明します。

 

口臭を予防する

舌掃除には、口臭を予防する効果があります。

舌に付着している白っぽい苔状のものを舌苔(ぜったい)といい細菌の塊のことで、口臭の6割は舌苔によるものとされています。

口の中の細菌は、舌苔の食べかすなどで増殖し、舌苔はとても頑固でうがいだけでは落とせません。

口臭でお悩みの方は舌掃除を積極的に行いましょう。

 

参照元:WAKANOTE

 

細菌・ウイルスの体内への侵入を防ぐ

舌掃除は、細菌・ウイルスの体内への侵入を防ぐ効果があります。

口の中を清潔に保てば、風邪やインフルエンザなどの感染予防にもなるのです。

唾液は、体内に細菌などが侵入しないようにする働きがありますが、口の中が不衛生だと免疫力の低下で、病気に感染しやすくなります。

舌掃除で、常に口の中を清潔に保つように心がけましょう。

 

参照元:WAKANOTE

 

舌掃除のやり方

舌掃除の正しい方法とは何から準備して、どのように行えばいいのでしょうか?

主に5項目あります。

  • 用意するもの
  • 手順1:舌全体を湿らせる
  • 手順2:舌を前に出す
  • 手順3:舌ブラシで奥から手前に磨く
  • 手順4:磨き終えたらうがいをして、汚れを流す

詳しく説明します。

 

用意するもの

舌掃除をする前に用意する物は、舌専用ブラシと舌磨きジェルです。

舌磨きジェルは特に必要ありませんが、口腔内の乾燥が気になる方などは、舌磨きジェルを使用すると舌掃除が楽になります。

 

参照元:ひだまり歯科クリニック

 

手順1:舌全体を湿らせる

舌掃除の手順1は、水や舌磨き用のジェルなどで舌全体を湿らせます。

口内が乾燥していると、舌苔が取り除きにくいからです。

口内が乾燥する要因として口呼吸があげられますので、鼻が詰まっている場合は通院して改善する必要があります。

舌掃除の際は、水を十分に含み舌を湿らせて、無理をして舌を傷つけないように行ってくださいね。

 

手順2:舌を前に出す

舌掃除の手順2は、舌を大きく前に出します。

なるべく舌を大きく前にだして、鏡で汚れを確認しながら舌掃除をすると舌苔が取れやすくなります。

舌の奥の方にある舌苔も確かめたいので、舌掃除の際は舌を突き出して行ってください。

舌苔がついているところだけの汚れを優しく落としましょう。

 

手順3:舌ブラシで奥から手前に磨く

舌掃除の手順3は、舌ブラシを濡らして舌の奥から手前に磨きます。

舌ブラシを手前から奥にしてしまうと、細菌が喉の奥に入る可能性があるのです。

舌掃除の際は、舌ブラシを優しく奥に当て、3〜4回ほど軽く掻き出すようにします。

1度で汚れが取り切れない場合でも、毎日の舌掃除で少しずつ舌苔が落ちていくので、焦らずにやってみてくださいね。

 

手順4:磨き終わったらうがいで汚れを流す

舌掃除の手順4は、舌全体を磨いたらしっかりとうがいで汚れを流します。

軽くゆすぐ程度では、汚れが残る可能性があるのです。

うがいの手順として、ブクブクうがいで口の中をゆすぎ、次にガラガラうがいで喉の洗浄を15秒間やります。

舌掃除が終わったら、舌ブラシは流水で洗って、ペーパータオル等で拭き取り保管しましょう。

舌掃除は20秒〜30秒程度で終わるので、朝の歯磨き前に行うようにしてくださいね。

 

参照元:WAKANOTE

 

舌掃除の注意点

舌掃除にはどんなことに注意すれば良いでしょうか?

注意点は主に4つあります。

  • 歯磨き粉を使わない
  • 強い力でこすらない
  • 1日に何度も行わない
  • 舌専用のブラシを使う

詳しく説明します。

 

歯磨き粉を使わない

舌掃除の注意点の1つは、歯磨き粉を使わないことです。

歯磨き粉の大半は、研磨剤などが含まれていて、舌の表面を傷つけます。

歯磨きのときに、そのまま歯磨き粉で舌掃除をしてしまいがちですが、舌苔は何もつけなくても取れるので水で濡らした舌ブラシで磨きましょう。

口の中の乾燥や口臭が気になる方は、舌掃除専用のジェルで試してみてくださいね。

 

参照元:ひだまり歯科クリニック

 

強い力でこすらない

舌掃除の注意点は、強い力でこすらないことです。

舌の粘膜や味蕾(みらい)が傷つくと、汚れが溜まって味覚障害を起こす場合があります。

もし味蕾が傷ついてしまったら、痛みが落ち着く間は舌掃除を控えるようにしましょう。

舌はとてもデリケートなので、磨く時は歯磨きよりもさらに優しく舌掃除をしてくださいね。

 

参照元:ひだまり歯科クリニック

 

1日に何度も行わない

舌掃除の注意点は、1日に何度も行わないことです。

舌苔が多く付着していると、何度も舌を擦ってしまい舌が傷つけば、口臭や味覚障害の原因になる恐れがあります。

毎日行えば舌苔は少しずつ落ちるので、習慣にしましょう。

舌掃除は1日1回でも舌苔を予防しますので、適切な頻度で優しく磨くようにしてくださいね。

 

参照元:ひだまり歯科クリニック

 

舌専用のブラシを使う

舌掃除の注意点は、舌専用のブラシを使って行いましょう。

舌はとてもデリケートで、舌の粘膜や味蕾を傷つけないように専用の清掃用具が好ましいです。

専用のブラシには大きく分けると4種類あり、ブラシ・ヘラ・ステンレスのヘラ・スクレーパーがあります。

ブラシ型は歯ブラシ感覚で使えて慣れない舌掃除に向いています。

ヘラ型舌はプラスチックやシリコンなどで、ステンレス型はスプーンの形状の金属でできており衛生的なのが特徴です。

スクレーパー型は、U字型の形状で舌に当たる範囲が広く効率的に舌苔を取れますが、形が大きいので不便な部分もあります。

舌掃除に使うブラシは歯ブラシでも代用可能ですが、舌を傷つけないように専用の舌ブラシで行うようにしましょう。

 

参照元:ひだまり歯科クリニック

 

まとめ

普段から時間に追われて忙しいと、なかなか舌掃除も怠りがちですよね。

舌掃除は歯磨きと違い1日に1回でいいですし、やり方を知っておくことで口臭予防や細菌・ウィルスの体内への侵入を防いでくれます。

舌苔があるだけで、病気につながる可能性もあるため、適度に舌専用のブラシで優しく取り除くことをおすすめします。

本記事では、舌掃除のやり方を紹介しました。

ぜひ本記事を参考にして毎日を気持ちよく過ごしてくださいね。

 

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