子持ちの看護師の働き方!家庭と両立しやすい職場やコツ【経験談あり】

仕事が忙しくて家庭と両立できないという悩みは、多くの看護師ママが抱えています。

日々の忙しさから仕事を辞めざるを得ない方も。

本記事では、働き方に悩む子育て世代の看護師に合う職場環境について、筆者や周囲の体験談を交えて紹介します。

忙しくて家庭との時間がうまくやりくりできないと感じる看護師ママは、参考にしてくださいね。

 

子持ちの看護師の働き方はどうする?

子供のいる看護師は、どんな働き方があっているのでしょうか。

子供がいても働きやすい勤務形態や勤務条件を5つご紹介します。

  • 残業が少ない部署に異動する
  • 日勤のみで働く
  • 土日祝が休みの職場で働く
  • パートや派遣で働く
  • 保育所併設の職場で働く

それぞれ詳しく説明します。

 

残業が少ない部署に異動する

残業をしなくていい場所で働くのは、看護師ママにとって大事な条件です。

残業が多いと帰宅後バタバタするだけではなく、ママや子供も疲労やストレスが溜まりやすいからです。

お迎えの時間を気にして焦って仕事をしたり、夜遅くにお迎えに行って子供にさみしい思いをさせてしまったりするのは、ママも精神的につらいはず。

せめて「〇時までしか残業はできない」など、交渉ができる環境で働けるのが望ましいでしょう。

 

日勤のみで働く

日中だけの勤務にすることも、子供が小さいうちはいい条件といえます。

夜勤で夜家をあけなければならないと、夫や他の家族の協力が必要になりますし、子供は母親がいないと不安になることもあります。

筆者の知り合いにも、パパだけでは夜の寝かしつけできず、仕方なく夜勤を辞めた看護師の知人がいました。

夜勤があると、生活リズムも不規則になり体調も崩しやすいため、日勤のみの勤務の方が働きやすいですね。

 

土日祝が休みの職場で働く

週末や祝日がお休みの職場は、子持ち看護師にとって魅力があります。

子供や夫とのスケジュールが合わせやすいだけでなく、休日保育を探すのが難しく、預け先がないというトラブルをなくせることが大きな理由です。

筆者の子供の保育園は、土曜保育にくる園児の人数が極端に少なく、息子が登園を嫌がり困ったことがありました。

入院病棟に勤めていると土日関係なく勤務があるため、週末や祭日がお休みの病院はおすすめです。

 

パートや派遣で働く

パートや派遣など非常勤で働くことも、看護師ママにはメリットが多いでしょう。

非常勤は、勤務時間や勤務日数を上司と相談して決められるのが最大の利点です。

筆者はパートで働いており、子供のお迎えに合わせて勤務終了時間を定時よりも1時間以上早めてもらっています。

正規雇用の時短勤務よりフレキシブルに勤務を組める場合が多いので、パートや派遣は多くの看護師ママが選択している働き方です。

 

保育所併設の職場で働く

職場に保育所があると、子持ち看護師にはありがたいです。

ママの勤務時間に合わせて子供を預かってくれますし、子供が小さいときは勤務の合間に様子を見に行ったり授乳したりもできます。

残業で遅くなった場合も勤務終了まで預かってくれますし、夜勤に対応してくれるところもあります。

忙しい病院で働いていても、併設の保育所があったから辞めずに続けられたというママもいるようです。

 

子持ち看護師の働き方に合った職場は?

子供がいる看護師にとって、働きやすい職場はどんなところでしょうか。

仕事と育児を両立させやすい職場を4つ紹介します。

  • 外来
  • 慢性期病棟
  • 訪問看護ステーション
  • 老人ホームやデイサービス

1つずつ説明していきます。

 

外来

外来は、子育て中の看護師にとって勤務しやすい部署です。

外来は病棟勤務のように勤務開始前の準備が少なく、勤務終了時の申し送りも少ないため、残業が少ない場合が多いのです。

また、夜勤がなく日曜日や祝日がお休みの場合がほとんどなので、家族の予定と合わせやすく休日・夜間保育の心配をしなくていいのがうれしいポイントといえるでしょう。

おすすめは、クリニックよりも総合病院などの外来勤務です。

スタッフの人数がある程度確保されているため、子供の体調不良などでの急な休みにも対応してもらいやすい傾向があります。

 

慢性期病棟

慢性期病棟も、ママナースが活躍しやすい職場です。

急性期に比べて患者さんの変化が少ないことと、急な入院や手術になるケースがまれなので、ある程度落ち着いて働けます。

また、1人1人の患者さんに丁寧に関われる機会が多いため、やりがいも見つけやすいでしょう。

入院病床で勤務したい場合は、慢性期病棟を選択するのもいいかもしれません。

 

訪問看護ステーション

家庭と仕事を両立しながら働く場合は、訪問看護がおすすめです。

訪問時間がしっかり決まっており、残業が少ない傾向があるからです。

事業所によっては決まった始業時間がなく、担当する訪問先の訪問時間に合わせて始業でき、時間の調整が病院勤務に比べて比較的柔軟です。

筆者の周囲にも子育て中の訪問看護師が複数人いますが、皆家庭と両立しながら生き生きと働いています。

担当患者さんと信頼関係を築くことができ、看護スキルも活かせる現場なので、やりがいも十分あるそうです。

 

老人ホームやデイサービス

老人ホームやデイサービスなどの介護施設も、子持ち看護師が働きやすい職場です。

健康状態が不安定な利用者さんが少ないため落ち着いて働けることと、介護士と協力できるため、看護業務に専念できるのが主な理由です。

長期の利用者さんが多く、日々の業務が把握しやすいのも働きやすさにつながります。

残業もほとんどないようで、のんびり働きたい看護師ママには介護施設が合っているかもしれません。

 

子持ちの看護師は家庭と仕事どう両立した?体験談を紹介!

子持ちの看護師は実際、どのようにして子育てをしながら看護師の仕事を続けているのでしょうか。

看護師ママの体験談を3つ紹介します。

  • パートにで勤務時間を自由に選ぶ
  • 看護師ママが多い職場で働く
  • 家から近い職場に転職する

1つずつ見ていきましょう。

 

パートで勤務時間を自由に選ぶ

はじめに筆者自身がパートで良かったと感じた経験をご紹介します。

筆者が勤務している病院は8:30~17:30が正規の勤務時間で、早番・遅番もあります。

しかし保育園へのお迎えや家事育児のことを考えると、17:30まで働くことは難しく、もっと早く帰宅したいのが本音でした。

そこで上司と話し合い、パートタイム勤務にすることで自分の希望の勤務時間内で働くことが可能になったのです。

現在は8:30~16:00で勤務し、家庭と仕事の両立に成功しました。

自分のワークスタイルとして、パートは非常に合っていると感じています。

時間に追われてつらい看護師ママにもおすすめの勤務形態です。

 

看護師ママの多い職場で働く

筆者が一緒に働く看護師の同僚は、子育て中のママか子育てがひと段落した主婦の方がほとんどです。

そのため子供の体調不良などでの急な休みにも理解があり、小さい子がいる場合は仕方ないという共通認識を持ってくれています。

先日、子供のことで保育園から急な呼び出しがあった際も、忙しいにもかかわらず「早く帰ってあげてー」と優しい言葉をかけてもらいました。

労働条件以外にも、子育てに理解があるスタッフが多くいる職場かどうかも、働きやすさを左右する大切な条件だと実感しています。

 

家から近い職場に転職する

最後は、筆者の知人の看護師の体験談をご紹介します。

彼女はもともと自宅から通勤40~50分の職場に勤務していました。

第2子が生まれ、育児が更に大変になったことをきっかけに、自宅から10分以内で通勤できる職場へ転職したそうです。

すると毎日戦争のようだった朝の時間に余裕が生まれ、いつも最後だった保育園のお迎えも早くいけるようになり、お子さんも喜んだとか。

時間に追われる生活から脱し、心に少しゆとりが生まれたため、思い切って転職して良かったと彼女は言っています。

自宅から職場が近いかどうかは、子持ち看護師には重要な条件といえるでしょう。

 

まとめ

仕事と家庭育児の両立は簡単なことではないですよね。

少しでも負担が減る職場を選ぶことが、両立を成功させるポイントです。

本記事では、子供を持った看護師が働きやすい職場環境について紹介しました。

仕事と家事育児の両立がなかなか上手くいかない看護師の方は本記事を参考に、少しでも快適なワークライフバランスを実現してくださいね。

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