「低気圧が近づくとなんだか体調がすぐれない」

そんな時、原因や対処法がわからないと困りますよね。

実は、低気圧不調には効果的な対処法があります。

本記事では低気圧不調の辛い症状とその原因や効果的な対処法を体験談とともに紹介しています。

低気圧不調でお悩みの方は参考にしてくださいね。

 

低気圧不調はどうして起こる？原因を解説

低気圧不調はどうして起こるのでしょうか？

低気圧不調が起こる原因を解説します。

人間の体は約60%が水分でできています。

低気圧が近づき気圧の変化が起きると、体内の水分バランスが崩れて体内の水分量が増えてしまうのです。

体内に余分な水分が溜まると血管が拡張したり、脳の中枢にある自律神経が乱れたりします。

自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、めまいやだるさなど体の不調を引き起こす原因となるのです。

（参考：低気圧不調が起きる仕組み）

 

低気圧不調の辛い症状とは？

低気圧不調の辛い症状とはどのようなものがあるのでしょうか？

低気圧不調の辛い症状は5つあります。

• 頭痛
• めまい
• むくみ
• 倦怠感
• 気分が落ち込む

詳しく説明します。

 

頭痛

低気圧不調の辛い症状に頭痛があります。

低気圧が近づくと、体内の水分バランスが崩れ、血管が拡張します。

脳の血管が拡張すると、周りの神経を圧迫して頭痛の原因となるのです。

さらに気圧の変化で自律神経が乱れることも、頭痛を引き起こす要因となっています。

 

めまい

低気圧不調の辛い症状の一つに、めまいがあります。

耳の奥にある内耳には、体を平衡に保つセンサーの役割があります。

内耳は気圧の変化に敏感なため、低気圧が近づくと内耳のリンパ液が過剰に反応してしまうのです。

過剰に反応した結果、内耳の平衡センサーがバランスを崩し、めまいを引きおこしてしまいます。

 

むくみ

むくみも低気圧不調の辛い症状の一つです。

人間の体は水分が多く、気圧の変化に敏感です。

低気圧が近づくと、体の水分は圧力の低い空気中へ向かおうとします。

細胞内の水分も外に向かって膨張してしまい、むくみとなって現れるのです。

さらに、低気圧が続くと湿度が高くなり、体温調節がうまくできなくなります。

汗として排出できない余分な水分を体に溜めこんでしまいます。

気圧の変化や高い湿度などが、むくみの原因となってしまうのです。

 

倦怠感

低気圧不調の症状の一つに倦怠感があります。

内耳が気圧の変化を敏感にキャッチすると、自律神経のバランスが崩れるのです。

交感神経が優位に働くと、頭痛やめまいとなって現れます。

逆に副交感神経が優位に働くと、だるさや眠気といった倦怠感となって現れるのです。

 

気分が落ち込む

気分が落ち込むことも低気圧不調の辛い症状の一つです。

低気圧が続くと雨の影響で太陽の光を浴びることができません。

太陽の光を浴びずにいると、心を落ち着かせたり、前向きな気持ちにさせたりする「セロトニン」や「ドーパミン」が減少してしまうのです。

「ドーパミン」が減少すると、気分が落ち込んだり、意欲が低下したりといった症状が現れてしまいます。

 

低気圧不調の症状にはどう対処したら良い？

低気圧不調の症状にはどう対処したら良いのでしょうか。

対処法は3つあります。

• 耳のマッサージをする
• 適度な運動をする
• ゆっくり入浴する

詳しく説明します。

 

耳のマッサージをする

低気圧不調で辛い時には、耳のマッサージをすると良いでしょう。

耳の奥にある内耳は、気圧の変化を敏感に察知するセンサーのような役割をします。

耳のマッサージをすることで、内耳の血流やリンパの流れが良くなり、低気圧不調を改善するのです。

マッサージをする際は両耳を手でつまみ、外側に大きく円を描くように引っ張りながら回しましょう。

 

適度な運動をする

適度な運動をするのも、低気圧不調には効果的です。

低気圧不調には頭痛やめまい、倦怠感や気分の落ち込みといったさまざまな症状が現れます。

頭痛やめまいには、適度な運動で血流を良くすることで症状の改善が期待されるのです。

さらに、軽い運動は心を安定させる「セロトニン」や「エンドルフィン」が分泌され、低気圧不調ですぐれない精神を安定させます。

 

ゆっくり入浴する

低気圧不調にはゆっくり入浴するのも一つの対処法です。

自律神経は自分でコントロールできませんが、ゆっくり入浴することにより、自律神経のバランスを整えることができます。

少しぬるめのお湯にゆっくり入浴することで、副交感神経が優位になり、リラックスできます。

 

世の女性はどんな症状に悩んでる？低気圧不調による辛い体験談を紹介

世の女性たちは、低気圧が近づくとどんな症状に悩んでいるのでしょうか？

低気圧不調による辛い体験談を紹介します。

• 辛い頭痛
• 気分の落ち込み

 

辛い頭痛

筆者は低気圧が近づくと、いつもひどい頭痛に悩まされていました。

こめかみをつままれているような痛みです。

頭痛が辛い時は首の後ろに電子レンジで温めたホットタオルを当てると、少しましになりました。

 

気分の落ち込み

筆者の友人は、低気圧が近づくと気分が落ち込むと言って、よく寝込んでいました。

共通の友人から「アロマが自律神経を整えて気分の落ち込みに効くよ」と教えてもらい、友人はアロマを使ってみることに。

ラベンダー、マンダリン、フランキンセンスなどのアロマをお風呂に数滴落として入ると、気分が楽になると喜んでいました。

 

まとめ

低気圧が近づくと不調になるけれど、原因や対処法はなかなかわからないもの。

実は、低気圧不調には効果的な対処法があります。

本記事では低気圧不調の辛い症状とその原因や効果的な対処法を体験談とともに紹介しました。

低気圧不調でお悩みの方は参考にしてくださいね。