「どうしてセックスレスになったんだろう……」
仲が悪いわけではないけれど、気がついたらセックスレスに。
パートナーに対して大きな不満はなく、理由が分からないと自分に自信がなくなりますよね。
実は、セックスレスカップルの多くは本人たちの自覚がなくても原因があり、工夫次第で防げる方法があるんです。
本記事では、セックスレスの悩みを克服した経験がある筆者が、よくある原因や防ぎ方を紹介します。
セックスレスを解消してパートナーとの良好な関係を取り戻したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
セックスレスになぜなるの?よくある原因・きっかけを紹介
セックスレスになる原因やきっかけには、どのようなものがあるのでしょうか?
よくあるセックスレスの原因やきっかけを6つ紹介します。
- 仕事や家事・育児で疲れている
- パートナーに対して性的な興味が湧かない
- 自分やパートナーの性欲減少
- 子どもが生まれてから何となく
- パートナーから何度もきつく断られた
- セックス自体が面倒くさい
仕事や家事・育児で疲れている
セックスレスによくある原因やきっかけのひとつが、仕事や家事・育児で疲れていることです。
体力的にも精神的にも疲れているとセックスを負担と感じ、「とにかく眠りたい」「今すぐ身体を休めたい」という気持ちが強くなります。
朝から仕事や家事など日常生活で毎日やらなければならないことが多いと、セックスをする気分にはなりにくいでしょう。
また、疲れているときに相手から求められると仕事や義務のように感じてしまい、さらに負担と感じて遠のいてしまうことも。
毎日の生活による疲れが原因やきっかけとなり、いつの間にかセックスレスとなってしまうのです。
パートナーに対して性的な興味が湧かない
パートナーに対して性的な興味が湧かないことも、セックスレスによくある原因やきっかけのひとつです。
セックスは性を強く意識する行為です。
相手に性的魅力を感じられなければセックスしたいという願望が減少してしまいます。
相手の存在が生活の一部のようになるので新鮮さがなくなり、お互い異性として意識しなくなることも大きな原因となります。
また、パートナーとある程度の関係性が保たれていれば、セックスというコミュニケーションがなくても問題ないと考えるケースも。
パートナーとのマンネリ化した刺激のない関係性により、性的な興味が湧かなくなりセックスレスとなるのです。
自分やパートナーの性欲減少
自分自身やパートナーの性欲減少も、セックスレスになりやすい原因やきっかけのひとつです。
年齢や生活習慣により性欲自体が減少すると、昔のようにセックスを楽しむ気持ちが起こらなくなります。
食欲や睡眠欲と同様に性欲も健康である上に成り立っているので、自分自身の体調によっても左右されます。
日々時間に追われ忙しく過ごしていると、生活することでいっぱいいっぱいになり性欲が減退してしまう恐れもあります。
性欲が減ってパートナーとのギャップを感じるようなると、自然とセックスから遠ざかるようになるのです。
子どもが生まれてから何となく
セックスレスの原因やきっかけが、子どもが生まれて何となくというカップルも多いです。
子どもを通してパートナーを「家族」として思う気持ちが強くなり、以前のようなドキドキ感が薄れるからです。
子どもとの生活には甘いムードや自由が少なくなりがちなため、セックス自体への関心も段々と減っていきます。
また、家族として触れ合っていくうちに、セックスが愛情表現のひとつとして捉えにくくなっている可能性も。
妊娠・出産を機に家族としての関わりが強くなる分、セックスに重点を置かなくなりセックスレスへとなるのです。
パートナーから何度もきつく断られた
パートナーから断られることも、セックスレスにつながりやすい原因やきっかけです。
相手から「無理!」「やめて!」などと何度も強く断られると自尊心が傷つき、誘うこと自体虚しく感じるようになります。
セックスを断られるのは相手が思っているよりもダメージが強く、誘うことが怖くなってしまうケースもあります。
また、セックスを愛情の確認方法と考えている人も多く、何度も断られると自信がなくなり誘うのを諦めてしまうことも。
むげに断られ続けたのをきっかけに誘うことや誘われることがなくなれば、必然的にセックスレスとなるのです。
セックス自体が面倒くさい
セックス自体が面倒くさいことも、セックスレスによくある大きな原因やきっかけです。
毎日の生活の中で働いたり考えたりしてやるべきことが多く、疲れていなくてもセックス自体は面倒と感じている人も少なくありません。
セックスはいわば「身体のコミュニケーション」であり、相手に気を使いながら会話をするなどやるべきことが多いのも事実です。
したがって、セックスをする前にいろいろと想像してしまい「やっぱり面倒くさい……」となりやる気が起きなくなります。
パートナーに対して愛情があったとしても、ただ面倒くさいという理由からセックスレスへとつながるのです。
セックスレスを防ぐためにできること
セックスレスを防ぐためには、どのようなことをすればいいのでしょうか?
防ぐために必要なポイントを3つ紹介します。
- 愛情や感謝の気持ちを言葉で表す
- お互いのセックスへの価値観を話しておく
- お互い自然に誘えるようになる
愛情や感謝の気持ちを言葉で表す
セックスレスを防ぐためには、愛情や感謝の気持ちを言葉で表すことが大切です。
セックスレスの状態にあるカップルや夫婦は、比較的コミュニケーション不足が原因でなるケースが多いといわれています。
側にいるのが当たり前と感じて相手に配慮がなくなり「言わなくても分かってくれる」などと勝手に解釈してしまうのです。
セックスは日頃の愛情表現や、コミュニケーションの延長線上にあるものです。
感謝や愛情を言葉で伝えることで相手に心でつながっている感じてもらえ、身体でもつながりたいと思ってもらえるようになりますよ。
お互いのセックスへの価値観を話しておく
お互いのセックスへの価値観を話しておくことも、セックスレスを防ぐためには非常に重要です。
恥ずかしがらずにセックスについて話し合い、お互いの価値観をすり合わせておくことは大事なコミュニケーションです。
「セックスの頻度は?」「したいときはどう伝えるか」など、軽くでもいいのでふたりの間で話せるようになるといい影響を及ぼします。
パートナー同士でできない話題があるのは寂しいですし、恥ずかしがらずにセックスについて話せる仲になりましょう。
お互いの価値観を認め合って我慢をしなければ、相手や自分が傷つくことなくセックスレスは防げますよ。
お互いが自然に誘えるようになる
お互いにパートナーを自然に誘えるようになると、セックスレスは防ぎやすくなります。
受け身なだけでなく自分がしたいと感じたときに躊躇せずに誘えると、相手にも思いが伝わり習慣化しやすくなります。
直接言葉にしなくてもスキンシップを多めにしたり、LINEでさりげなく誘ったりするのもおすすめ。
また、ふたりの中で誘うときには、YES・NO枕のような分かりやすい合図を決めておくのもひとつの方法です。
セックスレスを防ぐためには変なプライドや恥ずかしさは捨てて、お互いが自然に誘える雰囲気を作っていくことが大切です。
まとめ
セックスレスの問題はなかなか人には相談しづらく、寂しさを抱えている人は多いでしょう。
原因やきっかけを知ってお互いが歩み寄ることで、パートナーとのセックスレスは解消しやすくなります。
本記事では、セックスレスに悩みながらもパートナーと関係を取り戻した筆者が、原因や防ぎ方を紹介しました。
本記事を参考にしてセックスレスについてきちんと考え、パートナーとの時間を大切に過ごしてくださいね。
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