子供が勉強しなくて疲れたママに試してほしい対処法!好転した体験談も

「勉強、勉強って子供に言うのも疲れた……」

子供があまりにも勉強しないと、親は対応に疲れたり困ったりしますよね。

実は、子供は勉強する力をちゃんと持っています。

本記事では、子供が勉強しなくて疲れたママに試してほしい対処法と、子供が勉強するようになった体験談を紹介します。

「子供が勉強しない……」と悩んで疲れてしまった方は、参考にしてくださいね。

 

子供が勉強しない原因

子供が勉強しないのはなぜなのでしょうか?

考えられる主な原因は4つあります。

  • 「勉強しなさい」と何度も言われる
  • 親が勉強嫌い
  • 勉強する必要性が分からない
  • 親の関心を引こうとしている

詳しく説明します。

 

「勉強しなさい」と何度も言われる

子供が勉強しないのは、「勉強しなさい」と何度も言われることが原因の場合があります。

同じことを何度も言うと、子供はやがて「またか」と思うようになるものです。

おおかみ少年の寓話にあるように、何度も同じことを言っていると子供に聞き流されてしまいます。

さらに、子供が勉強しようと思っていたところに親から「勉強しなさい」と言われると、子供からすれば「勉強させられている」形になってしまいます。

自発的な行動なのに使役的になり、やる気を失うことも。

大人だって何度も同じことを言われるとつらいですよね。

子供を見守るゆとりを持っておきたいところです。

 

親が勉強嫌い

親が勉強嫌いだと、子供も勉強をしなくなる場合があります。

子供は親を見て育つため、親が勉強をしなければ、そもそも勉強する習慣が身につかないのです。

たとえば「おはよう」や「いただきます」など日常の挨拶も、親がしなければ子供もしない傾向があります。

家庭の中で挨拶の習慣がなければ、子供にも挨拶の習慣が身につきません。

親が勉強嫌いだと、子供に勉強をすすめても効果は薄いでしょう。

一緒に勉強をしてコミュニケーションを図るなど、勉強する習慣から身につけるといいですね。

 

勉強する必要性が分からない

そもそも勉強する必要性が分からないと、子供は勉強をしません。

必要性が分からない勉強より楽しいゲームなど、楽な方に流されてしまいがちです。

日常的に使う読み書きなら必要性を感じやすいですが、専門的な数学などはいっそう必要性が分かりづらいでしょう。

しかし、いい点数を取りたいとか志望校に受かりたいとか、目標があると頑張れるはずです。

親子で将来の夢について話し合うと、子供自身が勉強する必要性に気づくことも。

子供が勉強する必要性を感じられると、自発的な「やりたい」を引き出せる可能性が高まります。

 

親の関心を引こうとしている

親の関心を引こうとして、子供があえて勉強をしないケースもあります。

「勉強しなさい」と、親から気にかけてもらいたいからです。

特に兄弟が多かったり親が仕事で忙しかったりといった理由で親が子供の面倒を見られないと、子供は寂しく感じる場合があります。

構ってほしい気持ちから、わざと勉強をせず親からの声掛けを待っていることも。

子供の寂しい気持ちが満たされたら、安心して勉強をする場合があります。

親子でのコミュニケーションを増やしてみるといいでしょう。

 

子供が勉強しなくて疲れたママに試してほしい対処法

子供が勉強しなくて疲れてしまったとき、ママはどうすればよいのでしょうか?

おすすめの対処法が4つあります。

  • 「勉強しなさい」と言うのをやめてみる
  • 親が学んでいる姿を見せる
  • 興味のあることに集中させる
  • コミュニケーションをしっかりとる

詳しく紹介します。

 

「勉強しなさい」と言うのをやめてみる

子供が勉強しなくて疲れたときは、思い切って「勉強しなさい」と言うのをやめてみましょう。

なぜなら、言えば言うほど子供の心は閉ざされていき、反発心が生まれやすくなるからです。

同じことを何度も言うと、言われた相手はしつこく感じてイライラする傾向があります。

強制的にやらされていると感じてしまうことも。

「勉強しなさい」と言うのをやめれば、子供はこれまでと違った姿勢で勉強と向き合えるかもしれません。

 

親が学んでいる姿を見せる

子供が勉強しないなら、まずは親が学ぶ姿勢を見せるのも効果的です。

親が自ら学ぶ姿を見せることで、子供への「勉強しなさい」という言葉にも説得力が生まれます。

特に資格の勉強などは収入アップにつながることも多く、勉強にポジティブな印象を与えられるでしょう。

親が学んでいる姿から、子供もまた学ぶことがあるはずです。

 

興味のあることに集中させる

子供がなかなか勉強してくれない場合は、興味のあることに集中させるのもひとつの方法です。

興味のあることに集中すると、充実感が得られるでしょう。

「勉強はしないけど、ゲームなら何時間でもしてる……」なんてこともあるかもしれません。

しかし、満足できるまでやり切ったら、勉強に集中する心の準備も整うはずです。

子供がどうしても勉強に意識を向けないなら、まずは好きなことを思う存分にやらせてあげるのもひとつの選択肢です。

 

コミュニケーションをしっかりとる

子供が勉強しないときは、子供とのコミュニケーションをしっかりとることも有効です。

なぜなら、子供の気持ちを聞いたり感情に寄り添ったりするうちに、子供自身の思考がまとまるからです。

親の関心を引きたくて勉強をしないタイプの子供だけではなく、多くの子供は親とのコミュニケーションが増えると心が安定します。

心が安定すると、勉強への意欲が高まる可能性が高いのです。

勉強に集中するために、まずは子供の心の中にある不安や不満を解消してあげましょう。

 

子供が勉強しなくて疲れても親がしてはいけないこと

子供が勉強しないと、親はイライラして疲れてしまいがちです。

疲れたときでも、親がしてはいけないことが3つあります。

  • 親の期待を押し付ける
  • 兄弟や他の子供と比べる
  • 多くのお金がかかっているとプレッシャーをかける

詳しく説明します。

 

親の期待を押し付ける

子供が勉強しなくてイライラしても、親の期待を一方的に押し付けてはいけません。

親の期待は、子供にプレッシャーを与えるからです。

たとえばテストの結果などは、子供が親の期待に応えたいと思っていてもなかなか応えられない場合があります。

思うように結果を出せないと、子供が自分自身に価値を見出せなくなってしまうことも。

親の期待を押し付けるのではなく、子供の気持ちを尊重して、成長につながる環境を作りましょう。

 

兄弟や他の子供と比べる

子供を兄弟や他の子供と比べるのも避けましょう。

なぜなら、子供が自信をなくし、自己否定感を強めてしまいやすいからです。

「どうせ自分なんか何をやってもダメなんだ」と思い込んでしまうことも。

また、子供は親が比較した相手に対抗心を燃やし、不仲になることもあります。

比べられるのを心配して、子供が自分らしく過ごせなくなる可能性もあるでしょう。

誰かと比べるのではなく、本人のビフォーアフターで成長を認めてあげるのがベストです。

 

多くのお金がかかっているとプレッシャーをかける

子供が勉強せず疲れてしまっていても、お金の面で子供にプレッシャーをかけてはいけません。

「たくさんの学費を払っているのに」といった親の言葉は、子供を追い詰めてしまうことがあるからです。

たとえば「塾にいくら払ってると思ってるの?」という言葉を子供に言ったら、子供は親に気をつかい本音で話せなくなるでしょう。

子供が塾に行った振りをして休んでしまったり、他にお金がかかることを言い出せなかったりすることも。

子供にプレッシャーをかけて行動を促したくなる場合もあるかもしれませんが、子供の居場所を守るためにも、お金の面で負い目を感じさせる言動は避けましょう。

 

子供が勉強するようになった体験談

子供はどのようなときに勉強するのでしょうか?

勉強しなかった子が勉強するようになった、筆者と知人の体験談を紹介します。

  • 本人が勉強する必要性を感じた
  • 遊び感覚で勉強できるようになった
  • 友達と競争しながら勉強をした

 

本人が勉強する必要性を感じた

筆者の息子が高校生になった頃の話です。

息子は中学生のとき、勉強より友達と遊ぶことを重視していました。

高校受験が迫っても、なんとかなると思っているかのような気楽な態度でした。

親の方がハラハラして、注意を繰り返すことも。

高校生になり、2年生になるためには単位が必要だと理解したことで勉強をするようになりました。

やがて取りたい資格や進路を見つけ、自発的に勉強をするように。

さんざん口を酸っぱくして勉強を促してきましたが、本人が勉強する必要性を感じたらできるものだと痛感しました。

 

遊び感覚で勉強できるようになった

小学3年生の息子のエピソードです。

息子が1年生の夏休みだったとき、自宅で初めてのタブレット学習を取り入れました。

彼は自分専用のおもちゃができたみたいに喜び、夢中で学習に取り組みました。

上の子供達には見られなかった、自発的に勉強する姿を見て感動したものです。

入学後しばらくは宿題も楽しそうでしたが、夏休み前にはペースダウンして声掛けが大変でした。

遊びのような感覚で勉強ができたら、「勉強しなさい!」と言わなくていいのだと思い知りました。

 

友達と競争しながら勉強をした

筆者の友人の、中学3生の女の子の体験談です。

彼女は中学校に入学してから、まったく勉強をしなくなったそうです。

テスト前など、心配した友人が彼女に声をかけると喧嘩になってしまうこともあったのだとか。

しかしとあるテストで友人と点数を競うことになり、負けたくない一心で勉強を頑張ったそうです。

ライバルがいると楽しく勉強ができると思ったそうで、その後も彼女は競争しながら勉強しています。

 

まとめ

あまりにも子供が勉強しないと、子供への対応に疲れたり困ったりしますよね。

実は、子供は勉強する力をちゃんと持っています。

本記事では、子供が勉強しなくて疲れたママに試してほしい対処法と、子供が勉強するようになった体験談を紹介しました。

子供が勉強しないと悩んで、疲れてしまった方は参考にしてくださいね。

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