布団干しに適した湿度や時間帯は?素材別の干し方や注意点を解説

天気の良い日に、布団干しをしたくなる方は多いでしょう。

しかし、湿度や時間帯によっては晴れていても布団がかえって湿気ることも。

実は、布団干しには適した湿度や時間帯があるんです。

本記事では、布団干しに適した湿度や時間帯を、素材別の干し方や注意点と併せて解説します。

布団干しに適した湿度や時間帯に迷う方は、参考にしてくださいね。

 

湿度や時間帯は?布団干しに適した環境

布団干しに適した環境は、次の2点です。

  • 湿度は低い日がおすすめ
  • 時間帯は季節によって異なる

詳しく解説します。

 

湿度は低い日がおすすめ

湿度が低い日は、布団干しに適しています。

天気が良く湿度が低い日に布団を干すと、布団が乾燥しカビの繁殖やダニの発生を抑えられるからです。

湿度が高いと布団が空気中の湿気を吸い込んで、かえって湿気を含んでしまうのです。

前日に雨が降った日の翌日は、地面から水蒸気が上がってきます。

晴れていても湿度が高いので注意してくださいね。

 

時間帯は季節によって異なる

布団干しに適した時間帯は、季節によって異なります。

一般的に湿度が低い時間帯は10時〜15時の間といわれています。

しかし、日差しの強さや湿度は季節ごとに変わるので、布団干しにベストな時間帯も季節によって異なるのです。

日差しが柔らかい春と秋は、10時〜14時がおすすめです。

布団は強い日差しが長時間当たると傷むので、夏は9時〜11時の午前中が適しています。

日差しの弱い冬は、11時〜14時に干しましょう。

 

素材によって異なる!布団干しの時間と頻度

布団干しの時間と頻度は、素材によって異なります。

  • ポリエステル布団の場合
  • 羽毛布団の場合
  • 真綿布団の場合

詳しく説明します。

 

ポリエステル布団の場合

ポリエステル布団は、保温性が高く軽量です。

ほこりが生じにくいので、アレルギーや喘息のある方に適した布団です。

ポリエステルは湿気をあまり吸い込まないので、カビやダニが発生しにくく、臭いもないので快適に使用できます。

吸湿性が低いので1〜2週間に1回、夏は片面1.5時間・冬は2時間位干すと良いですよ。

ポリエステル布団は、湿気を吸い込まないので早く乾きます。

 

羽毛布団の場合

羽毛布団は、水鳥の羽毛が入った吸湿放湿性に優れた温かい布団です。

羽毛は、暖かいと枝羽が閉じ、寒いと膨らむ性質があります。

汗や空気中の水分を吸収して湿気がこもると、羽毛の枝羽が温度に応じて開閉しなくなります。

羽毛の温度調節機能をはたらかせるには、湿気を取る必要があるのです。

湿度の少ない日に、月に1〜2度天日干しをして湿気を逃しましょう。

長時間直射日光に当てると、側生地が傷み羽毛が飛び出すことがあります。

夏は片面30分・冬は片面1時間を目安に両面干してください。

普段は、羽毛布団を室内の風通しの良いところに広げて、湿気を取ると良いでしょう。

 

真綿布団の場合

真綿布団は、蚕の繭をシート状に伸ばしたものを中綿として使用した絹100%の布団です。

肌触りが良く、保温性や吸湿放湿性に優れています。

また、静電気が起こりにくいためほこりがつかず、消臭効果もあるので衛生的です。

真綿布団は、側生地にも絹を使ったものが多いので、干すときに注意が必要です。

デリケートで紫外線に弱く、日光に長時間当てると変色するので布団カバーをつけたまま陰干ししましょう。

月に1〜2度、風通しが良く布団全体に風が当たるような日陰に、夏は片面30分・冬は1時間ほど干してください。

真綿布団は、風通しの良い室内で椅子にかけておくだけでも湿気を逃すことができますよ。

 

布団干しの注意点

布団干しの注意点は3点あります。

  • 布団を叩かない
  • 取り込んだ後すぐに収納しない
  • 取り込んだ後に掃除機をかける

詳しく説明します。

 

布団を叩かない

布団を叩かないことは、布団干しの注意点の1つです。

布団を叩くと、ほこりやダニの死骸を粉砕して舞い上がらせたり、側生地の繊維や中綿を傷めたりします。

舞い上がったほこりや死骸を吸い込んでしまっては大変です。

布団は叩かず、表面をなでるようにして、ほこりを払うようにしてくださいね。

 

取り込んだ後すぐに収納しない

布団干しの注意点は、取り込んですぐに収納しないことです。

取り込んだ直後の布団は、太陽に温められて熱がこもっています。

温かいまま収納すると、布団が冷めたときに湿気が発生するのです。

取り込んだ後は、布団を広げてしばらく置いておき、熱を冷ましてから収納しましょう。

 

取り込んだ後に掃除機をかける

取り込んだ後に掃除機をかけるのも、布団干しの注意点です。

布団を干した後、布団の表面に掃除機をかけてダニのフンや死骸、ほこりを取り除きます。

布団についたダニのえさになる汚れやフケも取ってしまいましょう。

一般的な掃除機を使用すると、布ごと吸い込んでしまいます。

布団専用のヘッドやアタッチメントがついている掃除機や、布団クリーナーを使うとよいですよ。

側生地を傷つけないように、ゆっくりと丁寧に両面に掃除機をかけてくださいね。

 

まとめ

布団干しに適した湿度や時間帯がわからないと困りますよね。

実は、布団干しに適した湿度や時間帯があるんです。

本記事では、布団干しに適した時間帯や湿度、素材別の干し方や干す時の注意点を詳しく解説しました。

布団干しに適した湿度や時間帯を知りたい方は、参考にしてくださいね。

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