「私が受けている言動はモラハラ?」
そんな時、どのような言動がモラハラにあたるのか分からないと困りますよね。
実は、モラハラには分かりやすい特徴がいくつかあります。
本記事では、モラハラ夫の言動チェックリストと被害妻の特徴を紹介します。
自分が受けているのはモラハラかもしれないと心配な方は、ぜひ参考にしてください。
モラハラ夫のチェックリスト
モラハラ夫にはいくつか特徴があるのでチェックしてみましょう。
特徴は主に7つあります。
- 急に不機嫌になり無視したり大きな物音を立てたりする
- 思い通りにならないと嫌味を言ったり舌打ちをしたりする
- 妻の趣味や友人関係に文句を言って支配しようとする
- 妻の人格を否定したり見下したりする発言をする
- 「誰のおかげで生活できていると思ってるんだ」などの発言をする
- 妻の体調が悪くても家事をさせる
- 機嫌が良い時と悪い時の差が激しい
詳しく説明します。
急に不機嫌になり無視したり大きな物音を立てたりする
モラハラ夫は、急に不機嫌になり無視したり大きな物音を立てたりして嫌がらせをします。
自分の思い通りにならずに不満を感じていることを、無言の圧力で妻にアピールしているのです。
言葉に出さずに不安を煽り「何か私が悪いのかもしれない」と妻に思わせ、謝らせることを目的としています。
また、怒りを表すことで、常に妻が自分の機嫌を気にして言動に気を使うようコントロールしていることも。
不機嫌になり無視したり、わざと大きな物音を立てたりする行為は、モラハラ夫の大きな特徴です。
思い通りにならないと嫌味を言ったり舌打ちをしたりする
モラハラ夫は自分の思い通りにならないと、嫌味を言ったり舌打ちをしたりします。
自分の意に反した行動をとる妻に、嫌味や舌打ちなどで怒っていることに気づかせ、自分に意識を向けるようにしています。
不機嫌な態度や言動をとることで相手を不安にさせ「夫を怒らせる自分が悪い」と感じるように誘導する巧妙な手口です。
また、モラハラ夫は人として未熟で幼い考えの人も多く、イライラや不満を舌打ちのように幼稚な行動で表すことも。
妻に対し日頃から嫌味を言ったり舌打ちをしたりするならば、間違いなくモラハラ夫といえます。
妻の趣味や友人関係に文句を言って支配しようとする
モラハラ夫は、妻の趣味や友人関係にまで文句を言って、距離を置くように支配します。
支配欲が異常なほど強いため、妻の交友関係が広がることを嫌い、友人からアドバイスを受けることも恐れているのです。
妻が趣味を楽しんでいる姿にさえ嫉妬して認められないことも。
趣味や友人を否定して関係を壊そうとし「お前のために言っているんだ」と親切なふりさえしてきます。
妻を周りから孤立させることで、自分が優位に立ち支配しやすいようにする魂胆もあるのかもしれません。
妻の趣味や友人関係を悪く言う行為は、非常に多いモラハラ夫の特徴です。
妻の人格を否定したり見下したりする発言をする
モラハラ夫は、妻の人格を否定したり見下したりする発言をして自分を優位に立たせます。
物事の考え方が全て自分基準で、自分の方が優れていると思っているので、事あるごとに妻を否定して馬鹿にします。
今まで築いてきた人としての存在意義や価値観を否定することで、妻から自信を失わせて操りやすくしているのです。
「お前の考え方や生き方がおかしい」などと否定され続けると、正常な判断ができず私が悪いんだと思い込んでしまうことも。
自分の立場や見栄のために妻の人格を否定し見下す行為は、モラハラ夫に非常に多い特徴のひとつです。
「誰のおかげで生活できていると思ってるんだ」などの発言をする
モラハラ夫は、「誰のおかげで生活できていると思ってるんだ」などの発言をして、妻を制御しています。
家庭の中では自分が一番偉く、全て自分のおかげで成り立っていると信じています。
夫婦間は対等ではないという考えを持っており、「俺なしでは生きていけないくせに」という意味合いを含んでいる場合も。
また、妻を自分に依存させ、思い通りに操りたい気持ちの表れでもあるでしょう。
自分の方が立場が上であると主張する発言が多いことも、モラハラ夫の特徴です。
妻の体調が悪くても家事をさせる
モラハラ夫は妻の体調が悪くても家事をさせるなど、陰湿的な嫌がらせをします。
モラハラをする人には男尊女卑の考えを持つ人が多く、女性が家庭の全てをやるのがあたり前だと思い込んでいる傾向があります。
妻が体調が悪く休んでいると「家事をやりたくなくて嘘をついている」などと平気で言い放つでしょう。
また、妻が具合が悪くても家事のやり方が気に入らないなどと言って、わざとやり直させることも。
妻の体調が悪くても、思いやる気持ちなど全く見せず家事をやらせるのは、モラハラといえるでしょう。
機嫌が良い時と悪い時の差が激しい
モラハラ夫は、機嫌が良い時と悪い時の差が激しく不安定です。
楽しく会話をしていたと思ったら、突然不機嫌になり怒り責め立て始め、怒りの理由さえ全く分かりません。
感情を抑えることが苦手なため、怒りを思ったままぶつけて暴走するため周りは疲れ果ててしまいます。
理由を聞いても「馬鹿だから分からないのは仕方ないが、自分で考えろ」の一点張り。
散々怒鳴り散らして落ち着くと、何もなかったかのようにふるまう姿さえ恐怖でしかありません。
機嫌が良い時と悪い時の差が激しい人は、モラハラになりやすいといえます。
モラハラの被害にあっている妻の特徴
モラハラの被害にあっている妻の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?
特徴は主に4つあります。
- 夫とうまくいかないのは自分のせいだと思っている
- 夫が帰宅する際に憂鬱になったり動悸がしたりする
- 夫が家にいると気が休まらない
- 夫が不機嫌になるため友人と会ったり電話したりできない
詳しく説明します。
夫とうまくいかないのは自分のせいだと思っている
モラハラを受け続けると、夫とうまくいかないのは私のせいだと、自分を責めてしまいます。
モラハラの被害にあいやすい人は、謙虚で他人に配慮する傾向が強く「私のどこが悪いのか」と考えてしまうようです。
理不尽で酷いことをされても、原因が自分にあるのだと反省し謝ってしまうため、相手をつけ上がらせてしまいます。
一方的なモラハラは、被害者側に非があることはほとんどありません。
夫がモラハラをするのは自分のせいだなどと考えず、言いなりにならないようにしましょう。
夫が帰宅する際に憂鬱になったり動悸がしたりする
モラハラをされ続けると、夫が帰宅する際に憂鬱になったり動悸がしたりするようになります。
夫に対しての恐怖心が、無意識のうちにが植え付けられているため心や体が反応します。
自分でも気が付かないうちに、モラハラ夫の心無い言動や行動に傷つき蝕まれているのです。
動悸などの体の変化は、毎日心をすり減らした生活を強いられて、精神的に限界がきているサインといえるでしょう。
精神的に追い詰められる前に、身近な人に助けを求めるなどの対処が必要です。
夫が家にいると気が休まらない
モラハラが日常的になることで、夫が家にいると気が休まらなくなります。
モラハラ夫の支配下に置かれ、四六時中監視されているような気がするため、夫の機嫌や自分の言動が常に気になり落ち着けません。
気を使い顔色をうかがいながら生活をしなければならず、夫が家にいるだけで緊張してつらくなるでしょう。
優しい人や夫婦関係を大切にしたい人ほど相手のことを考え、機嫌を過度に気にして悪いのは自分だと責めてしまいます。
できるだけ同じ空間にいないよう気を付け、心が壊れる前に早急に対策を考えましょう。
夫が不機嫌になるため友人と会ったり電話したりできない
モラハラ夫は嫉妬深く、すぐに不機嫌になるため友人と会ったり電話したりできません。
モラハラ夫は女友達や家族であっても、自分以外の人間と親しくすることを非常に嫌う傾向があります。
独占欲と嫉妬心が異常に強く、「妻の人生は自分との関係が全てである」と本気で思っているからです。
常に自分の監視下に置いて見張り、周りから妻を孤立させたいとも考え友人を悪く言うことも。
友人や家族は必ず味方になってくれるため、モラハラ夫にバレないよう上手に連絡を取り合いましょう。
まとめ
モラハラによって、自分のことを責めてしまう人は少なくありません。
本記事では、モラハラ夫の言動チェックリストと被害妻の特徴を紹介しました。
モラハラは、精神的苦痛を与え傷つける最低な行為です。
本記事を参考に、すぐにでもモラハラ夫と距離をおき、自分を守ってあげてくださいね。
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