「羽毛布団を干したいけれど、どれくらい干したらいいの？」

そんな時、羽毛布団の干し方がわからないと困りますよね。

実は、羽毛布団を効率的に干す方法があるのです。

本記事では、羽毛布団の効率的な布団干しの方法や時間、便利なアイテムを詳しく紹介します。

羽毛布団の干し方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

羽毛布団の布団干しが必要な理由

羽毛布団の布団干しが必要な理由は2つあります。

• 湿気を取る
• 羽毛特有の匂いを軽減する

詳しく説明します。

 

湿気を取る

羽毛布団の布団干しが必要な理由は、湿気を取るためです。

羽毛布団が暖かいのは、羽毛布団に使われるダウンの中に空気層を作り、熱が蓄えられるからです。

しかし、羽毛布団に湿気がこもると、ダウンが湿気を含んで小さくなり、暖気をため込む空気層も減ってしまいます。

羽毛布団を干すことで、湿気を取りダウンを元の大きさに戻して、本来の暖かさを取り戻せるのです。

 

羽毛特有の匂いを軽減する

羽毛布団の中身は、水鳥の胸の部分に密集する羽毛です。

水鳥の羽毛には油脂が含まれ匂いを発するため、製造過程で羽毛を洗浄して汚れや油脂を落としています。

しかし、油脂にはダウンが空気を含み膨らませる効果があるので、油脂を落としすぎないようにしています。

羽毛に油脂が残っているので、羽毛布団には動物特有の匂いがありますが、天日干しすることで匂いを軽減できるのです。

 

羽毛布団の干し方で失敗しないコツ

羽毛布団の干し方で失敗しないコツは3つあります。

• 湿気の少ない日に干す
• 10時～15時ごろに干す
• 布団カバーをかけて干す

詳しく説明します。

 

湿気の少ない日に干す

湿気の少ない日に干すのは、羽毛布団の失敗しない干し方のコツです。

羽毛布団は吸湿性に優れています。

せっかく湿気を取るために干すのに、湿気の多い日に干してしまっては、湿気を吸い込んでしまいます。

湿気の少ない日を選んで干してくださいね。

 

 10時～15時ごろに干す

羽毛布団の干し方で失敗しないコツは、10時〜15時ごろに干すことです。

1日の中でも日差しが強く湿気の少ない時間帯だからです。

朝や夕方は空気中の湿度が高く、干した布団が湿気を吸い取ってしまいます。

また、前日に雨が降った場合は、干すのを控えてください。

雨の日の翌日は晴れても湿度が高いので、十分に羽毛布団を乾燥させられないからです。

晴れた日の10時〜15時ごろに干すのをおすすめします。

 

布団カバーをかけて干す

羽毛布団の干し方で失敗しないコツは、布団カバーをかけたまま干すことです。

側生地の傷みや汚れを防ぎ、直射日光による側生地や羽毛へのダメージを防ぐからです。

布団カバーがない場合は、シーツなどで羽毛布団を覆って干してくださいね。

 

長時間干さない

長時間干さないことも、羽毛布団の干し方で失敗しないコツです。

直射日光で傷みやすいので、注意が必要です。

夏は片面30分、冬は1時間を目安に両面干しましょう。

日差しが強い夏は、布団を取り込むのを忘れないようにしてくださいね。

 

羽毛布団の干し方の手順

羽毛布団は次のような手順で干します。

1. 布団カバーのまま、肌に触れて湿気がたまっている面を先に干す
2. ひっくり返して、反対の面を干す
3. 布団たたきで、布団の表面をなでるようにしてほこりを払う
4. 羽毛が吹き出すことがあるので、布団をたたかないようにする
5. 取り込んだ後は、布団クリーナーや掃除機をかけて、ほこりやダニを吸い取る

 

冬季の羽毛布団の布団干し方法

冬季は日差しが弱まるので、夏季よりも干す時間が長く必要になります。

晴れた湿気の少ない日に、片面1時間程度干すとよいでしょう。

また、冬は気温が低く天日干しに適した日がなければ、室内で布団乾燥機を使用するのも1つの方法です。

羽毛布団は、高温に弱いので温度設定には注意してください。

布団から湿気が出てくるので、換気をしながら布団乾燥機を使ってくださいね。

 

雨の日の羽毛布団の布団干し方法

雨の日は、部屋の中で羽毛布団を干しましょう。

湿気が入り込むので、窓を閉めておきます。

室内用の布団干しや椅子に布団をかけて干します。

エアコンや除湿器を使用して、室内の湿度を下げると良いですよ。

サーキュレーターや扇風機の風を羽毛布団に当て、羽毛布団の湿気を逃がすと効果的です。

他に、布団乾燥機を使用するのも有効です。

 

羽毛布団に適した布団干しのアイテム

羽毛布団に適した布団干しのアイテムが3つあります。

• 汚れ防止シート
• 布団干し袋
• 折りたたみ布団干しスタンド

 

汚れ防止シート

ベランダで羽毛布団を干すときに、壁やバーの汚れが布団につかないようにするシートです。

マジックテープやボタンがついていて、シートが風に飛ばされないようになっています。

 

布団干し袋

黒い不織布でできた布団を入れて干す袋です。

布団を花粉や黄砂からガードし、紫外線による色あせも防ぎます。

黒いので、日光を吸収しやすく、しっかりと布団を乾かします。

 

折りたたみ布団干しスタンド

ベランダや室内で使える布団干しスタンドです。

折りたためるので、場所を取りません。

外で使う場合は、風で倒れてしまう恐れがあるので、安定感のあるものを選びましょう。

 

まとめ

羽毛布団の干し方や時間がわからないと困りますよね。

実は、羽毛布団を効率的に干す方法があるのです。

本記事では、羽毛布団の干し方や時間、干すときに使う便利なアイテムを紹介しました。

羽毛布団の効率的な干し方を知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。