伊勢志摩の観光スポットと言えば、皆さんはどこを思い浮かべますか?
真っ先に思い浮かぶスポットは、おそらく伊勢神宮や夫婦岩、鳥羽水族館などではないでしょうか。
でも伊勢志摩には、決してメジャーではないけれど楽しいスポットが他にもあるんです。
本記事ではカップルや子ども連れの観光客が特に楽しめる、かなり昭和の香りのする「イルカ島」について紹介していきますね。
伊勢志摩旅行のプランに、ぜひ加えてみてください!
三重県のイルカ島の基本情報
イルカ島は三重県鳥羽市にある小さな無人島で、日向島(ひなたじま)というのが正式な名称です。
昭和34(1959)年に「イルカ島海洋遊園地」として開業して以来、島全体が観光スポットとして整備されていてイルカやアシカのショー、イルカとのふれあいなどを楽しめるんですよ。
【営業時間】9:00〜16:00(遊覧船運行時刻)
【定休日】なし(1月中旬〜2月上旬まで休業)
場所・行き方
【場所】
三重県鳥羽市小浜町日向島628
【行き方】
島へ渡る橋はないため、船に乗って行きます。
JR・近鉄鳥羽駅から徒歩約10分の鳥羽マリンターミナルから出航する「鳥羽湾めぐりとイルカ島」の遊覧船に乗船してください。
乗船場からイルカ島までの所要時間は約15分ほどです。
ミキモト真珠島の連絡橋横にも乗り場がありますが、こちらもJR・近鉄鳥羽駅から徒歩で約10分です。
詳しい時刻表などは公式ホームページを参照してくださいね。
料金
イルカ島自体は「入園無料」です。
ただ、遊覧船を利用してイルカ島で下船するという形となるため、遊覧船運賃として下記の料金が必要です。
- 大人(中学生以上) 2,300円
- 小人(4歳〜小学生) 1,200円
なお、遊覧船の最終便ではイルカ島へ入園できませんのでご注意ください。
滞在時間
ダイヤにもよりますが、遊覧船は30分〜1時間間隔での運行になりますので、最低でも30分は島に滞在することになります。
ですが、せっかくのイルカ島なので、島中をゆっくりと散策したいですよね。
ショーを見たり生きものとふれあったり、展望台へ上がったりすることを考えると、遊覧船は2本目以降にするのが無難かと思います。
入園してからの島での滞在時間は、小さい島なので2時間ほどあれば充分でしょう。
三重県イルカ島のおすすめの楽しみ方
それでは、イルカの見どころやおすすめの楽しみ方を筆者目線で紹介します。
- 鳥羽湾めぐりのクルーズ
- イルカショー・アシカショー
- イルカとのふれあい
- 展望リフトと展望台
- カワウソとの握手会
- 幸せを運ぶピンクのイルカ〜ハートロックベル〜
- スタンプラリー
- 日向浜
以上8点を見ていただければ、行ったことのないあなたもイルカ島に行ってみたくなるかもしれません。
鳥羽湾めぐりのクルーズ
イルカ島に上陸する前後は遊覧船での鳥羽湾めぐりを楽しめます。
寄港するイルカショーでの見学時間を除けば、所要時間約50分で美しい大小の島々を眺めながら鳥羽湾をめぐります。
ぜひデッキに出て、潮風を受けながら風光明媚な景色を満喫してください。
カモメがすぐ近くを飛んでくれますよ。
イルカショー・アシカショー
バンドウイルカのショーはおおよそ1時間おきに開催されていて、所要時間は約15分です。
ショーが行われる場所は季節により異なっていて、普段は船着き場横のイルカ池なのですが、冬場は水温の高いフリッパープールで行われています。
フリッパープールは驚くほどこぢんまりとしたプールなので、いざショーが始まるやその迫力はハンパありません。
寒空の下になりますが、目の前でのイルカショーが見られる冬場が個人的にはおすすめです。
アシカショーは、山頂にあるかもめ劇場で1.5〜1時間おきに開催されています。
約15分のショーでは、おなじみの倒立やハイジャンプ、輪投げやボールを使ったバランス芸などを楽しめますよ。
イルカとのふれあい
園内食堂の券売機で「イルカタッチ券」を購入(ひとり800円)し、直接バンドウイルカに触れることができます。
当日の先着順で定員になり次第終了なので、ゼロ距離でイルカとふれあいたい方はぜひ開催時刻をチェックして券をゲットしてくださいね。
他にも「イルカのエサやり体験」(バケツ1杯600円)や「イルカおでこタッチ」(無料)などがあり、どれもこれも貴重な体験になること間違いなしです。
人気のプログラムなので、有料のものは早い時間に入園して券を購入した方がいいでしょう。
場所はフリッパープールですが、時間や詳細についてはホームページでご確認ください。
展望リフトと展望台
イルカ島には小高い山があり、山頂には広場と展望台が整備されています。
山頂へは遊歩道を歩いてでも行けますが、およそ2分で山頂まで連れていってくれるチェアリフトがおすすめ。
往復700円・片道400円で利用可能ですが「4歳以上で一人乗りができる」という利用制限があるので、小さいお子さんを抱っこしての利用はできません。
山頂にある展望台からは鳥羽湾をぐるっと360°見渡せるほか、伊勢湾や対岸にある愛知県の知多半島・渥美半島を望めますよ。
視線をイルカ島の周辺に向けると、乗って来た遊覧船を見つけることができるかもしれませんね。
カワウソとの握手会
山頂にある展望広場にはコツメカワウソの双子の姉妹がいるので、ぜひ愛らしい仕草に癒やされてください。
開催されるカワウソとの握手会は各回無料ですが、参加定員は50名。
開催時刻はホームページで確認をお願いします。
幸せを運ぶピンクのイルカ〜ハートロックベル〜
「絆」をテーマにした愛らしいピンクのイルカのモニュメントは、山頂の展望広場にあります。
モニュメントの上にある鐘を一緒に訪れたパートナーや家族と鳴らして絆を確かめ合ってくださいね。
鳥羽湾を背景にした、絶好の記念写真のスポットでもありますよ。
願い事を書いてモニュメントに取り付けられる南京錠も売店で販売されていますので、旅の記念に願かけしてみてはいかがでしょうか?
スタンプラリー
昔ながらのスタンプラリーは、スタンプ帳のヒントに沿ってイルカ島園内7か所のスタンプを集めるというもの。
すべてのスタンプを集めると、イルカ島の売店でもれなく粗品が進呈されます!
スタンプ帳は、参加特典のイルカ島オリジナルの缶バッジ付きで1冊300円にて販売されています。
スタンプラリーを進めていくうちに、自然とイルカ島を一周できそうですね。
日向浜
遊覧船の乗り場横にイルカ池があるのですが、そのイルカ池のそばに日向浜へ向かうトンネルがあります。
トンネルを抜けると青い海と白い砂浜が広がり、開放感いっぱい!
現在は遊泳禁止となっていますが、実は以前は夏になると海水浴場として賑わっていました。
浜辺に立つ日よけテントや手洗い場などが当時の名残りですね。
特に小さいお子さんなどは、波打ち際での水遊びや砂遊びは喜ばれるのではないでしょうか。
イルカたちとのふれあいを楽しんだ後は日向浜でのんびり過ごす、というのもイルカ島のひと味違った楽しみ方でオススメです。
まとめ
イルカ島は非常に小さな島ですが、生きものとのふれあいあり、自然とのふれあいありと盛り沢山な観光スポットです。
本記事では、伊勢志摩のマイナースポット・イルカ島について紹介しました。
次の伊勢志摩旅行の際には、非日常を味わえる昭和の雰囲気漂うイルカ島にぜひ足をお運びくださいね!
参考サイト:志摩マリンレジャー株式会社ホームページ
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