エアコンのルーバーの掃除方法とは?お手入れの仕方や注意点も解説!

「エアコンのルーバーってどうやって掃除するの?」

エアコンの風向きを調整するルーバーは、ホコリやカビが溜まりやすく、定期的な掃除が必要な場所です。

しかし、掃除の仕方を誤ると、ルーバーが割れたり外れたりしてしまうリスクも。

本記事ではエアコン工事業者の妻である筆者が、ルーバーを傷めずにキレイにする正しい掃除方法を紹介します。

ルーバーの掃除にお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

そもそもルーバーは家庭で掃除していいの?

エアコンのルーバーは、家庭でも安心して掃除できるパーツです。

ただし、掃除をする前に、ルーバーの役割や掃除のポイントについて知っておくと安心です。

そこで、ルーバーの役割やルーバー掃除の頻度、掃除しないとどうなるのかについて解説します。

 

ルーバーの役割

ルーバーはエアコンの吹き出し口にある羽根のような部品で、エアコンから出る風の向きを調整する役割があります。

冷房の時はルーバーを上方向に向け、暖房の時は下方向に向けて、空気を効率よく循環させるのです。

最近は、エアコンに内蔵されたAIが室内の状況を分析し、ルーバーの向きを自動で調整してくれるモデルも増えています。

ルーバーは、エアコンを効率よく運転するために欠かせない、重要なパーツです。

 

ルーバー掃除の頻度

エアコンのルーバーは、1か月に2回の頻度で掃除するのが理想的です。

エアコンの風はルーバーを通って部屋に送られるため、ルーバーが汚れていると部屋中にホコリやカビ菌を含んだ風を送ることになります。

ルーバーにはホコリが溜まりやすく、室内機で発生する結露水の影響を受けてカビが発生しやすい環境です。

エアコンのフィルターも1か月に2回の掃除が推奨されているので、同じタイミングで掃除するとよいでしょう。

 

【エアコンのルーバー】掃除しないとどうなる?

エアコンのルーバーを掃除せずに放置していると、室内に汚れた空気が広がり、健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。

ルーバーにホコリやカビが溜まると、アレルギーの原因になる物質がエアコンの風に混ざり、室内に広がってしまいます。

さらに溜まったホコリが油やタバコなどの臭いを吸収し、エアコン運転時に室内に不快な臭いが広がってしまうことも。

フィルターをキレイにしても、ルーバーが汚れているとエアコンの風にはカビやホコリが含まれたままです。

室内を快適にするためには、ルーバーもこまめに掃除する必要があります。

 

エアコンのルーバーの掃除方法

エアコンを快適に使うためには、ルーバーの定期的なお掃除が欠かせません。

しかし、具体的にはどのように掃除すればよいのでしょうか?

ここでは、ルーバー掃除に必要な道具と手順についてご紹介します。

  • 必要な道具
  • ルーバー掃除の手順

 

必要な道具

ルーバー掃除をする際には、次のものを準備しましょう。

  • 脚立または椅子
  • お掃除棒(自作でOK)
  • タオル
  • お湯を入れたバケツ

ルーバーには、タオルなどでは拭けない細かな部分があるため、お掃除棒を作っておくと便利です。

割りばしにキッチンペーパーなどを巻きつけ、輪ゴムで止めるだけで簡単に作れます。

準備ができたら、掃除をスタートしましょう。

 

ルーバー掃除の手順

以下の手順で、ルーバーをしっかりと掃除しましょう。

 

手順1:コンセントを抜くかブレーカーを落とす

脚立に上り、エアコンに電気が通っていない状態で安全に作業をしましょう。

 

手順2:ルーバーを手で開ける

閉じた状態では掃除できないため、指でルーバーを動かして開きます。

 

手順3:ルーバーを外す

説明書を確認し、ルーバーが外せる場合は外して汚れを拭きましょう。

 

手順4:吹き出し口を拭く

お湯で濡らして固く絞ったタオルや掃除棒を使って、吹き出し口についた汚れをキレイにします。

 

手順5:ルーバーを元に戻す

取り外したルーバーを、元の位置に装着します。

 

タバコのヤニやキッチンの油汚れなどが付着して取れにくい場合は、食器用洗剤を溶かしたお湯で拭くと取れやすくなりますよ。

 

エアコンのルーバー掃除の注意点

エアコンのルーバーは繊細なので、掃除の方法を誤るとルーバーの破損やカビ発生の原因になってしまいます。

安全にキレイにするための、3つの注意点をお伝えします。

 

  • 必ず電源を切ってから掃除すること
  • 洗剤や水分はキレイに拭き取ること
  • 汚れが取れないからと強く擦らないこと

 

必ず電源を切ってから掃除すること

ルーバーを掃除する際は、必ず電源を切ってコンセントを抜きましょう。

電源が入っていると、掃除中にルーバーが動いてしまい、手を挟んだり壊してしまったりするリスクがあります。

また万が一漏電していると、感電することもあるため、電源を抜いておくと安心です。

コンセントが天井にあるなどで抜きにくい場合は、ブレーカーを落とすといいですよ。

 

洗剤や水分はキレイに拭き取ること

ルーバーを掃除した後は、残った洗剤や水分をしっかりと拭き取ることが大切です。

洗剤が残っていると、洗剤が栄養分になってしまい、カビが生えやすくなります。

掃除に洗剤を使用した後は、しっかりと水拭きをするようにしてください。

仕上げに30分程度の送風運転をすると、ルーバーの乾燥ができますよ。

 

汚れが取れないからと強く擦らないこと

なかなか取れない汚れがあっても、ルーバーを強い力で擦らないように気を付けましょう。

ルーバーは薄くて繊細なので、割れたりヒビが入ったりすることがあります。

ルーバーを動かしている左右の歯車の部分が割れることもあり、故障の原因になってしまいます。

水拭きで取れない汚れは、食器用洗剤を薄めたお湯などを使って優しく拭きましょう。

もし、ルーバーの汚れがどうしても取れない場合は、室内機の内部にもカビや汚れが溜まっている可能性が高いです。

プロのエアコン清掃業者に依頼して、お手入れしてもらうのがおすすめですよ。

 

まとめ

フィルターなどは定期的に掃除していても、「エアコンのルーバーはどうするんだろう」と疑問に思いますよね。

実はルーバーも定期的に掃除する必要があり、放置していると家族の健康に悪影響が出てしまうこともあるのです。

本記事ではエアコン工事業者の妻である筆者が、ルーバーを安全にお手入れする方法や注意点を解説しました。

ルーバーの汚れが気になっている方は、ぜひ参考にし、ルーバーを清潔にしてエアコンを快適に使ってくださいね。

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