「ストレッチで、冷え性を改善したい!」
そんな時、効果的なストレッチのやり方が分からないと困りますよね。
実は、座ったままや寝たままなど手軽に取り組める、冷え性の改善に効果的なストレッチがあるのです。
本記事では、冷え性の改善に役立つストレッチ10選を紹介します。
冷え性にお悩みの方や効果的なストレッチをお探しの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
《立って行う》冷え性の改善に役立つストレッチ
立ったまま行える冷え性の改善に効果的なストレッチは、あるのでしょうか?
おすすめのストレッチは4つあります。
- つま先立ちエクササイズ
- ふくらはぎ伸ばしストレッチ
- 上半身プラスふくらはぎ伸ばしストレッチ
- 簡単スロースクワット
詳しく説明します。
(参考:MELOS)
つま先立ちエクササイズ
つま先立ちエクササイズは、冷え性の改善に役立つ立って行えるストレッチです。
つま先立ちをしてふくらはぎの筋肉を収縮させることで、血管のポンプ運動をサポートして血流をアップさせます。
【やり方】
- かかとを上げて、つま先立ちになる
- ふくらはぎに負荷を感じるところで、15秒ほど静止する
- 地面にかかとを下ろして、力を抜く
- 1~3を交互に、5回ほど繰り返す
電車を待っている時、キッチンに立っている時など、隙間時間にも取り組める手軽なストレッチですよ。
冷え症改善のために、ぜひ取り入れてみてください。
ふくらはぎ伸ばしストレッチ
ふくらはぎ伸ばしストレッチも、冷え性の改善に効果的です。
ふくらはぎの筋肉を効率良く伸ばすことで、血流の改善が期待できます。
静止したままストレッチをかけるのが、効果的に伸ばすポイントです。
【やり方】
- 壁に、肩幅よりも少し広げて両手をつける
- 右足を前、左足を後ろに出す
- 後ろに出した左足に、ふくらはぎ全体に体重がかかる位置を見つけながら、体重をかける
- 10~20秒ほど、小刻みに足を動かさず、静止したままの状態でストレッチをかける
- 左右の足を入れ替えて同じように、5回ずつ行う
アキレス腱伸ばしの運動に近い要領で、気軽に取り組めるストレッチですよ。
上半身プラスふくらはぎ伸ばしストレッチ
上半身プラスふくらはぎ伸ばしストレッチも、冷え性の改善に役立ちおすすめです。
ふくらはぎを伸ばすことに加えて、上半身の筋肉にもストレッチをかけることによって、全身の血流を改善させます。
【やり方】
- 足を前後に開き、アキレス腱を伸ばすイメージで、軽く曲げる
- 両手を組み、人差し指を伸ばして、天井に向けてグッと上に上げる
- 腕と上半身が垂直になるようまっすぐに伸ばす
- 前足が出ている方へ体を傾け、10秒キープ
- 左右反対にして同じように行い、5回ずつ繰り返す
1セット行うだけで、体がポカポカ温まってきますよ。
冷え性改善のために、簡単に取り組める効果的なストレッチです。
簡単スロースクワット
冷え性の改善につながる立って行うストレッチとして、簡単スロースクワットをおすすめします。
足腰の筋肉にゆっくりと負荷をかけることにより、全身の血流を効果良く改善させます。
【やり方】
- 肩幅に足を広げて、足先は少し外側に向けて立つ
- 背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと腰を下げていく
- 地面と太ももが平行になるまで下げる
- ゆっくりと膝が伸ばしきらない位置まで戻す
- 2~4を10回繰り返す
深い呼吸を意識しながら行うことで、より冷え性改善の効果を高められますよ。
《座って行う》冷え性の改善に役立つストレッチ
座ったまま行える冷え性の改善に役立つストレッチは、あるのでしょうか?
効果的なストレッチは3つあります。
- 足先伸ばしストレッチ
- 肩甲骨寄せストレッチ
- ふくらはぎほぐし
詳しく説明します。
(参考:RENAISSANCE)
足先伸ばしストレッチ
座ったまま行える冷え性の改善に役立つストレッチとして、足先伸ばしストレッチをおすすめします。
ふくらはぎや太ももを伸ばすことで、足先から心臓に戻る血液の流れをサポートして、足全体の冷えの改善につながるのです。
【やり方】
- 椅子に座り、片足をまっすぐに前に伸ばす
- つま先を手前に引いて、かかとを突き出す
- ふくらはぎを伸ばした状態で、15秒キープ
- 次につま先を遠くへ伸ばし、そのまま15秒程度キープ
- 2~4を左右両方5回ずつ繰り返す
オフィスで体が冷えた時などにも、簡単に取り組める冷え性改善におすすめのストレッチです。
肩甲骨寄せストレッチ
肩甲骨寄せストレッチも、座ったまま行えて冷え性の改善に役立ちます。
姿勢をキープしながら、深い呼吸を意識するのがポイントです。
【やり方】
- 椅子に深めに腰掛ける
- 背筋を伸ばし、肩甲骨を左右にくっつける イメージで、胸を張る
- 5秒キープする
- 力を抜き上半身を楽にして、元の姿勢に戻す
- 腰に手を当て、おへそを覗き込むようにして背中や腰を丸める
- 5秒キープする
- 2~6を5回ほど繰り返す
肩甲骨を寄せて大きく動かせば、全身の血流改善につながり冷え性改善に効果的です。
ふくらはぎほぐし
座ったまま行える冷え性の改善に役立つストレッチは、ふくらはぎほぐしです。
ふくらはぎの筋肉をピンポイントで伸ばすことで、足全体の血流の改善に効果が期待できます。
【やり方】
- 床に座った状態で、右膝を立てる
- 右膝を右腕で抱える
- 左足はまっすぐ伸ばし、足先を左手でさわる
- 可能ならば、左足先を手前に向けるように引っ張る
- 呼吸を止めずに、ふくらはぎの伸びを感じながら、左足を10秒間引き続ける
- 右足も同じように行う
お風呂上がりの夜のストレッチとしても効果的なので、冷え性改善のために、ぜひ取り入れてみてくださいね。
《寝て行う》冷え性の改善に役立つストレッチ
寝たまま行える冷え性の改善に役立つストレッチには、どのようなものがあるのでしょうか?
効果的なストレッチは3つあります。
- 足の指グーパーストレッチ
- 足上げ伸ばしストレッチ
- 腰ツイストストレッチ
詳しく説明します。
手足のグーパーストレッチ
手足のグーパーストレッチは、寝たまま行えて冷え性改善に効果的です。
寝たまま手先や足先を動かすことによって、心臓へ戻る血液の流れを促せます。
手先や足先の冷えは、眠りを妨げる原因となり得ます。
【やり方】
- リラックスした状態で仰向けに寝る
- 両手は体から少し離した位置に置く
- 両手の指を、親指を中に入れて握りしめ「グー」にする
- 指が反るのを意識して大きく開いて「パー」にする
- 5回ほど繰り返す
- 寝た状態のまま天井に向かって、真上に両足をゆっくり伸ばす
- 上体はリラックスした状態で、足の指を「グー」の形を意識しながら折り曲げる
- 足の指を一本ずつ離すように広げながら、「パー」にする
- ゆっくりと動かすことを意識しながら、5回ほど繰り返す
全身の血液循環が良くなる手足のグーパーストレッチは、夜寝る前に行うのがおすすめですよ。
足上げ伸ばしストレッチ
寝たまま行える冷え性の改善に役立ちおすすめなのが、足上げ伸ばしストレッチです。
足全体の筋肉を効率的に伸ばし、冷えを解消するのに適しています。
【やり方】
- 仰向けに寝る
- 両足は揃えて、両手は楽な位置に置く
- 右膝を胸の方に引き寄せる
- 1呼吸分キープする
- 両手で右足裏をつかみ、吐く息とともに膝を伸ばす
(膝を伸ばすのが辛く足裏をつかめない場合は、足裏にタオルをかけて膝を伸ばす)
- 吐く息ごとに、痛気持ちいいところまで右のつま先を顔に引き寄せる
- 約30秒キープする
- 反対側の足も同じように行う
寝たまま手軽に行えるので、就寝前におすすめの冷え性改善に効果的なストレッチです。
腰ツイストストレッチ
腰ツイストストレッチも、寝たまま手軽に行えて冷え性の改善に役立ちます。
腰を中心に体をひねることで、全身の血流改善に効果を期待できます。
ゆっくり深い呼吸を繰り返しながらストレッチをかけるのが、血流を促すポイントです。
【やり方】
- 寝た状態で、両膝を立てる
- 両足をクロスさせて、腰を左にひねる
- 左手で右膝を押さえる
- 右手は天井に向けて伸ばす
- 右側の腰の脇を伸ばして、10秒キープする
- 左右反対にして、同じように行う
全身の血流を良くする腰ツイストストレッチは、冷え性の改善に効果的ですよ。
まとめ
ストレッチで冷え性を改善させたい時、効果的なストレッチのやり方が分からないと困りますよね。
本記事では、冷え性の改善に役立つストレッチ10選を紹介しました。
座ったままや寝たままなど簡単にできて、冷え性の改善につながるストレッチはたくさんあります。
本記事を参考にして、手軽で効果的なストレッチに取り組み、冷え性の改善に役立ててくださいね。
コメントを残す