「夜のうちに洗濯物を干しても大丈夫なのかな……？」

夜に洗濯物を干して、何か問題があると困ってしまいますよね。

ライフスタイルが多様化している現在では、夜のうちに洗濯物を干したい人も多いでしょう。

本記事では、夜のうちに洗濯物を干す場合のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

夜に外干しをして良いのか悩んでいる方は、参考にしてくださいね。

 

夜のうちに洗濯物を干すメリット

夜のうちに洗濯物を干すと、どのようなメリットがあるのでしょうか？

主なメリットは、5つあります。

• 朝の時間にゆとりが生まれる
• 洗濯物の日焼けによる色落ちが防げる
• 夏の夜は室内干しよりも乾きやすい
• 排気ガスなどの汚れが付着しにくい
• 電気代の節約になる場合がある

詳しく説明します。

 

朝の時間にゆとりが生まれる

夜のうちに洗濯物を干すと、朝の時間にゆとりが生まれるます。

朝食の用意や身支度など、朝は何かと慌ただしくなりがちです。

忙しいときに洗濯をして干すのは、思いのほか大変な作業で、気持ちも落ち着きません。

子どものお世話などで時間に追われて、洗濯物を干すタイミングがなくなってしまうと、また洗い直しが必要なことも。

夜のうちに洗濯物を干しておくと、朝のバタバタする時間に少し余裕が生まれるのがメリットです。

 

洗濯物の日焼けによる色落ちが防げる

夜のうちに洗濯物を干すと、洗濯物の日焼けによる色落ちが防げるメリットがもあります。

太陽の光を浴びてカラッと乾いた洗濯物は気持ちが良いですが、日焼けの面ではハイリスク。

お気に入りの洋服が色あせてしまうのを防ぐためには、夜のうちに干して、できるだけ太陽の光を浴びずに取り込むのが望ましいですよね。

色あせた服は元に戻せないため、夜の間に洗濯物を干せば日焼け予防になります。

 

夏の夜は室内干しよりも乾きやすい

夏は夜のうちに洗濯物を干しても、室内干しより乾きやすいのがメリットです。

屋外では風が吹きますし空気も流れやすく、湿気がこもることもありません。

ベランダ干しの場合、室外機の風で乾きやすくなることも。

室内で洗濯物を干すと、洗濯物が密着しがちで風が通りにくいため、夏の夜は室内干しよりも乾きやすいのです。

 

排気ガスなどの汚れが付着しにくい

夜のうちに洗濯物を干すと、排気ガスなどの汚れが付着しにくい点もメリットです。

夜間は昼間に比べると人の移動や交通量が少なく、煙が出る工場なども稼働していない場合が多いでしょう。

また、夜間は特別な事情がない限り、渋滞も発生しません。

住宅街では、夜の方が自動車の排気ガスが少ないため、夜に洗濯物を干すと排気ガスなどの汚れが付着しにくい場合が多いのです。

 

電気代の節約になる場合がある

夜のうちに洗濯物を干すと、電気代の節約になる場合があります。

契約内容によっては、深夜帯の電気料金が昼間より割安になっているからです。

オール電化住宅などでは、夜間の電気代が平日昼間の半分以下に設定されていることも。

夜に洗濯を済ませてしまえば、大きな節約につながる可能性がありますね。

 

夜に洗濯物を干すデメリット

夜に洗濯物を干すと、どのようなデメリットがあるのでしょうか？

主なデメリットは5つあります。

• 防犯面が心配
• 虫の卵がつく可能性がある
• 急な雨などに対応しにくい
• 季節によっては乾かない
• 洗濯機の音でご近所トラブルになる場合がある

詳しく説明します。

 

防犯面が心配

夜に洗濯物を干すと、防犯面の心配があります。

昼間は不在であるとの証明になってしまうことも。

空き巣のターゲットにされたり放火をされたり、被害にあう可能性もないとは言えません。

犯罪は人目が少ない深夜に発生するケースが多く、防犯面はしっかりと対策する必要があります。

 

虫の卵がつく可能性がある

夜に洗濯物を干すと虫の卵がつく可能性があり、デメリットになると考えられます。

カーテンの隙間から室内の明かりが漏れて、色によって衣類が光っているように見えるのが原因なのだそうです。

服に穴があいたり、虫食いの原因になったりすることも。

山や川に近い地域など、虫が多い場所は特に注意が必要です。

 

急な雨などに対応しにくい

夜に洗濯物を干すデメリットのひとつに、急な雨などに対応しにくい点があります。

就寝中は、窓の外で雷が鳴っても気づかない場合があるからです。

急な雨が降って対応が遅れると、洗濯物が濡れて洗い直しが必要になってしまいます。

突然の天気の変化が心配なときは、室内干しが安心ですね。

 

季節によっては乾かない

冬の寒い時期など、季節によっては乾かない場合があることも、夜に洗濯物を干すデメリットです。

夏の夜は乾きやすくても、ほかの季節は気温が低くなりがちで、日が当たらないとなかなか乾かないことも。

寒い冬の夜に外干しすると、衣類の水気が凍ってしまうこともあります。

季節や天気によっては、室内干しの方が乾きやすいでしょう。

 

洗濯機の音でご近所トラブルになる場合がある

夜に洗濯物を干すと、洗濯機の音でご近所トラブルになる可能性があります。

夜間は周囲が静かなため、洗濯機のモーター音や振動が響きやすいのです。

騒音によるご近所トラブルを防ぐためにも、住まいによっては注意が必要でしょう。

 

まとめ

夜に洗濯物を干して、何か問題があると困ってしまいますよね。

ライフスタイルが多様化している現在では、夜のうちに洗濯物を干す人も多く、メリットも感じられるものです。

本記事では、夜のうちに洗濯物を干す場合のメリットとデメリットを詳しく紹介しました。

夜に外干しをして良いのか悩んでいる方は、参考にしてくださいね。