「なんだか最近、寝て起きたら肌が痒いような気がする……」
寝苦しいこの季節に、布団のダニを気にして眠れなくなるのは困りますよね。
実は、布団にダニを発生させない対策法があるんです。
本記事では7つの対策方法と、ダニが発生する原因や体への影響を紹介します。
布団にダニが発生してお困りの方、またダニの発生を防ぎたい方は参考にしてくださいね。
布団のダニが引き起こす体への影響
ダニによる私たちの体への影響には、次のことが考えられます。
- アレルギー反応を引き起こす
- ダニに刺され腫れや痒みが発症する
詳しく説明します。
アレルギー反応を引き起こす
ダニの死骸やフンにより、季節に関係なくアレルギーの症状が出ることがあります。
アレルギーの種類はさまざまで、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状が代表的です。
また、目のかゆみや充血、皮膚のかゆみや湿疹などが起こることも。
せきや呼吸困難などの喘息を引き起こす場合もあります。
ダニに刺され腫れや痒みが発症する
ダニに刺されると、刺された翌日以降に腫れや痒みが発症します。
蚊に刺されたときとは違い、ダニの場合はしつこいかゆみが1週間ほど続いてしまうことも。
また、赤く腫れてしまった部分が跡になりしばらく肌に残ってしまう……なんてこともあるんです。
布団にダニが発生する原因
布団にダニが発生するのは、次の2つが主な原因です。
- 高温多湿がダニの住処になる
- フケやアカがダニの餌になる
詳しく説明します。
高温多湿がダニの住処になる
ダニは高温多湿を好む生き物です。
人間が不快を感じやすいような、湿気が多く気温の高い場所がダニは大好きなのです。
特に布団は寝ている間に人間の体温で温められますし、寝汗をかくことでどうしても高温多湿になってしまいます。
布団はダニたちにとってまさに天国のような場所で、もっとも繁殖しやすい環境の一つです。
フケやアカがダニの餌になる
高温多湿な場所以外にも、ダニたちは人間の髪の毛やフケ、アカなどが大好物です。
私たちが毎日お風呂に入りどんなにきれいにしていても、布団の上には自然とフケやアカ、髪の毛などが落ちてしまいます。
そうしたフケやアカなどをダニたちは餌にしているのです。
布団にダニを発生させにくい対策法
では、ダニを発生させないためにはどうしたらいいのでしょうか?
布団にダニを発生させにくい対策法を7つご紹介します
- こまめに布団を洗う
- 天日干しする
- 布団乾燥機を使用する
- 掃除機や布団クリーナーで吸い取る
- コインランドリーの乾燥機を利用する
- ダニシートを設置しておく
- クローゼットに入れたままにしない
それぞれ詳しく説明します。
こまめに布団を洗う
こまめに布団を洗うことでダニの餌となるフケやアカ、またアレルギーの原因となるダニの死骸やフンを洗い流すことができます。
毎日洗うのはなかなか難しいですが、定期的に水洗いすることでダニの繁殖を抑えられます。
洗えない布団の場合でも、直接肌に触れるシーツや枕カバーなどを洗濯するだけでもかなり効果がありますよ。
天日干しする
寝ている間にしみこんでしまった汗や体温などにより、布団は湿気を多く含んでいます。
天日干しすることでダニが好む布団の湿気をかなり軽減できるので、ダニの繁殖を抑えられます。
少なくとも月に1回は天日干しするのがおすすめです。
布団乾燥機を使用する
雨の日で天日干しできなかったり、布団を干す場所がなかったりする方は、布団乾燥機を使う方法もあります。
布団乾燥機によっては「ダニ退治モード」が搭載されているものもあるため、おうちの中でも簡単にダニを対策することができるので安心ですね。
掃除機や布団クリーナーで吸い取る
掃除機や布団クリーナーを使うことで、ダニの餌となるフケやアカ、髪の毛などを吸い取ることができます。
新たにダニを発生させないためにも、ダニが生活しにくい環境を作りましょう。
コインランドリーの乾燥機を利用する
ダニは通常50~60度以上で死滅すると言われていますが、コインランドリーの乾燥機の温度は約80度とかなり高温なため、ダニの駆除にとても効果的です。
また、コインランドリーを使えば、雨の日でも布団をきれいにできるので便利です。
ダニシートを設置しておく
布団乾燥機をかけたり、コインランドリーに行く時間がなかったりする場合、ダニシートを設置する方法もあります。
使い方はとっても簡単で、畳や床と布団との間にシートを設置するだけ。
あとはシートがダニを吸引してくれます。
最近は100円ショップでもダニシートが販売されているのでお財布にもうれしいですね。
クローゼットに入れたままにしない
クローゼットや押し入れの中には水分を吸収しやすい衣類が多く収納されている上、密閉された空間になるためとても湿気がこもりやすい場所です。
クローゼットや押し入れの中には入れたままにはしないようにしましょう。
定期的にクローゼットを開けて風通しを良くすることも効果的です。
まとめ
寝苦しい季節は特に、布団のダニに邪魔されず少しでも安心して眠りたいですよね。
本記事では、布団にダニを発生させない7つの対策方法と、ダニが発生する原因や体への影響を紹介しました。
意外にも対策方法はたくさんあるので、まずはできそうなことから、ご自身のライフスタイルに合ったものを選んでみてください。
布団にダニが発生してお困りの方、またダニの発生を防ぎたい方は、ぜひ試してみてくださいね。
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