「夜泣きがひどくて、毎晩クタクタ……一体いつまで続くの?」
乳幼児期によくみられる夜泣きですが、長い期間続くと対応するのに困り果ててしまいますよね。
実は、夜泣きには多くのママが悩みながら対応し、続く期間を乗り切っているのです。
本記事では、先輩ママに聞いた、夜泣きが続いた期間と対策方法を紹介します。
夜泣きに頭を悩ませているママは、ぜひ参考にしてくださいね。
夜泣きとは
そもそも夜泣きとは、どのようなものなのでしょうか?
夜泣きとは、授乳・オムツ・病気などの特定の原因がないにもかかわらず、毎晩のように赤ちゃんが泣く現象のことです。
昼間は元気に遊んで寝る前までは機嫌もよかった赤ちゃんが、夜中になって急に泣き出し、泣き止まなくなるのです。
夜泣きのメカニズムは、はっきりとは分かりませんが、赤ちゃんの成長に関係する生理的なものだといわれています。
脳が未熟で成長の過程にあるために、昼間の経験が睡眠サイクルや感情の処理などに影響を与え、夜泣きにつながるのです。
夜泣きが始まる月齢や続く期間・時間帯などは、それぞれ個人差があります。
ほとんどみられない赤ちゃんもいますが、約半数以上のママが夜泣きを経験しているといわれています。
参考サイト:moony
【先輩ママの体験談】夜泣きはいつからいつまで続く?
夜泣きは、いつからいつまで続くものなのでしょうか?
先輩ママの体験談を5つ紹介します。
- 生後5カ月頃~1歳半まで続いたケース
- 生後7カ月頃~2歳まで続いたケース
- 生後9カ月~約半年間続いたケース
- 生後6カ月~1歳すぎまで続いたケース
- 生後4カ月から2歳まで続いたケース
生後5カ月頃~1歳半まで続いたケース
生後5カ月頃~1歳半まで夜泣きが続いた娘をもつ、Aさんのケースを紹介します。
Aさんの娘は、生後5カ月頃から夜泣きが始まり、1歳半をすぎるまでほぼ毎晩続きました。
夜中の2時や4時に決まって泣き出します。
特に最初の数カ月間は泣きも激しく、Aさんは疲れ果てていました。
1歳をすぎた頃から、夜泣きの間隔が空くようになり、1歳半を迎える頃にはほぼ夜通し眠れるように。
Aさんにとって夜泣きの期間は、自身の睡眠不足に悩まされ続けた日々でした。
生後7カ月頃~2歳まで続いたケース
Bさんの息子は、生後7カ月頃~2歳まで夜泣きが続きました。
夜中に何度も目を覚まして泣き出し、何をしても泣き止まず、Bさんは対応に苦労しました。
1~1歳半の間は、夜泣きの回数が増えて一晩に何度も激しく泣き、小児科に相談した経験も。
特に病気などは見つからず、2歳を迎えると少しずつ減っていき、いつの間にか朝まで眠るようになりました。
Bさんは、夜泣きの対応に試行錯誤していましたが、成長につれて徐々に頻度が減っていきました。
生後9カ月~約半年間続いたケース
生後9カ月~約半年間夜泣きが続いた娘をもつ、Cさんのケースを紹介します。
Cさんの娘の夜泣きは、ある日突然始まり、最初の数カ月間は毎晩のように続きました。
1歳を迎えると徐々に夜泣きの回数が減り始め、始まりと同じように、ある日ぴたっと夜泣きがおさまったようです。
Cさんも、目を覚まさず朝を迎えたことに感激したのを覚えているとのこと。
毎日睡眠不足に悩まされ続けた、しんどい半年間だったそうです。
生後6カ月~1歳すぎまで続いたケース
Dさんの息子は、生後6カ月から1歳をすぎるまで夜泣きが続きました。
生後5カ月くらいまではよく寝てくれる赤ちゃんで、夜に1回授乳をしたら朝まで眠り、手のかからない子だと安心していました。
しかし、ある日突然2時間ごとに泣いて起きるようになってしまったのです。
泣くたびにあやして寝かせるものの、すぐにまた起きてしまう夜が続きました。
オムツをチェックして替えたり授乳をしたり試行錯誤しましたが、夜泣きは一向におさまりませんでした。
生後4カ月から2歳まで続いたケース
Eさんの娘は生後4カ月で夜泣きが始まり、2歳をすぎるまで続きました。
夜泣きが始まった当初は、一晩に何度も泣き出し、ほぼ徹夜で対応していました。
フルタイムで仕事復帰予定だったEさんは、睡眠不足による体調不良が続き、慌てて時短勤務に切り替えることに。
娘が1歳を迎えると徐々に夜泣きの頻度が減り始め、月に数回程度になりましたが2歳をすぎるまで続きました。
先輩ママがやっていた夜泣きへの対処法
夜泣きへは、どのように対処するとよいのでしょうか?
先輩ママがやっていた夜泣きへの対処法を、5つ詳しく紹介します。
- 生活リズムを整える
- 時期的なものだと割り切る
- 寝室の環境を整える
- 昼間を活動量を増やす
- パートナーと協力する
生活リズムを整える
Aさんは夜泣きへの対策として、生活リズムを整えることを心がけました。
朝起きる・夜寝る・食事・お風呂の時間を一定にして、スケジュールを組むことに。
朝は早起きをして昼間はしっかり活動させ、夜は決まった時間に寝かしつけました。
夜泣きが激しかった日には、「睡眠時間が足りていないのではないか」と遅くまで寝かしたくなりましたが、朝は決まった時間に起こすことを徹底しました。
生活リズムを整えて毎日のルーティンにすることで、夜泣きが徐々に減っていったようです。
時期的なものだと割り切る
夜泣きが始まった当初のBさんは、何が原因なのか特定しようと、授乳したり着替えさせたり試行錯誤を繰り返していました。
昼間の活動をすべて記録して、何かストレスになるようなことはなかったか、など必死に原因を探していました。
しかし育児サイトを見たのをきっかけに「夜泣きは時期的なもの」とおおらかに構えることに。
すると、夜泣きの回数も徐々に減っていったようです。
Bさんは夜泣きを通して、「おおらかに構えることが大切だと学んだ」と話し、のびのび子育てをしています。
寝室の環境を整える
Cさんは娘の夜泣きに対処するために、寝室の環境を整えることを重視しました。
寝室のカーテンを遮光のものにし、部屋を暗くして、落ち着いた環境を作り出すようにしたそうです。
寝る場所と意識させるために、寝る時間以外は寝室に入らせず、遊ばせないようにしました。
また、寝かしつけの際には必ず、オルゴール調の静かな音楽を流すように。
夜泣きが止まらない時にも、寝かしつけ用の音楽を流すようにすると、スイッチが入るのか泣いている時間が短くなったそうです。
昼間を活動量を増やす
Dさんは夜泣きへの対策として、昼間の過ごし方を見直しました。
天気のいい日の午前中には公園へいき、外で遊ばせて昼間の活動量を増やしました。
天気の悪い日にも、できるだけ買い物やドライブに出かけるように。
すると、寝つきがよくなり、段々と夜泣きの回数も減っていきました。
夜泣きによる疲れから気持ちもふさぎがちだったDさんも、外出によって気分転換ができ、一石二鳥だったそうです。
パートナーと協力する
パートナーと協力して交代で夜泣きに対応した、Eさんのケースを紹介します。
夜泣きが続き育児と仕事の両立に悩んだEさんは「1人で抱えるには限界がある」と感じ、パパに協力をお願いしました。
夜泣きが激しかった時期は、夜勤のシフトのように時間帯をふり分け、パパと交代であやしました。
落ち着いてきた頃には、休日の家事や日中の育児はパパが担当し、ママは夜泣きと平日の仕事に備えてしっかり休むことに。
夜泣きがおさまった今では、必死に協力し合った育児のよい思い出話になっているそうです。
まとめ
乳幼児期によくみられる夜泣きですが、睡眠不足も重なり対応には困ってしまいますよね。
本記事では、先輩ママに聞いた夜泣きが続いた期間と対策方法を紹介しました。
夜泣きは、生後5〜6カ月頃から2歳頃までの赤ちゃんによくみられる現象です。
生活リズムや睡眠環境を整えるなどの対策をとることで、多くのママは夜泣きの期間を乗り切っています。
今回ご紹介した内容を、ぜひ夜泣きの対策に役立ててみてくださいね。
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