「最近、毛穴が目立ってしまう……」
そんな時、原因や毛穴の引き締め方がわからないと困りますよね。
実は、毛穴開きにはいくつかの原因があり、毛穴を引き締める効果的な方法があるのです。
本記事では、毛穴の引き締め方法について、毛穴開きの原因と6つのケアステップを解説します。
毛穴が気になりお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
毛穴の開きの原因は?
毛穴が開いてしまう原因は何でしょうか?
主な原因は、次の3つです。
- 角栓の酸化や短い毛が原因の黒ずみ毛穴
- 皮脂腺の発達やニキビ跡が原因の開き毛穴
- 加齢による真皮のたるみが原因のたるみ毛穴
詳しく説明します。
角栓の酸化や短い毛が原因《黒ずみ毛穴》
毛穴がポツポツと黒くなる「黒ずみ毛穴」は、角栓の酸化や短い毛が原因だと考えられます。
肌の表面にある角質と皮脂が混ざった「角栓」が毛穴をふさぎ、時間の経過とともに酸化して黒ずみが起こります。
さらに、肌の汚れが残ったままの状態が続いたり皮脂が過剰に分泌されたりすると、毛穴が黒ずみやすくなることも。
また、黒く短い毛や産毛が生えている毛穴が、黒ずみ毛穴に見えてしまうこともあります。
皮脂腺の発達やニキビ跡が原因《開き毛穴》
皮脂腺の発達やニキビ跡が原因で、円形に開いた毛穴が目立つ「開き毛穴」になることも。
皮脂が過剰に分泌されると、皮脂腺が押し広げられて毛穴が目立ってしまうのです。
大きさが均一な開き毛穴となり、Tゾーン周辺に多くみられます。
また、ニキビによる炎症が長引くことでも、毛穴の周辺がクレーター状にへこんで開き毛穴になってしまうのです。
毛穴の大きさがバラバラのものは、ニキビ跡が原因の開き毛穴だと考えられます。
加齢による真皮のたるみが原因《たるみ毛穴》
毛穴が楕円状に細長く開いてしまう「たるみ毛穴」は、加齢による真皮のたるみが原因だといえます。
加齢によって、肌のコラーゲンが失われると肌の弾力が失われ、ハリがなくなります。
すると、周囲の皮膚が緩くなって肌がたるみ、毛穴のへこみが目立ちやすくなるのです。
たるみ毛穴は、小鼻の横の頬に多くみられ、頬を持ち上げると目立たなくなることが特徴です。
毛穴引き締め方法6つのケアステップ
毛穴を引き締めるためには、どのようなケアが良いのでしょうか?
6つのケアステップを紹介します。
- ホットタオルで毛穴を開く
- 洗顔する
- 洗顔後の肌全体を冷やす
- 収れん化粧水をつける
- パックや保湿クリームをつける
- 炭酸コスメを使う
詳しくみていきましょう。
ホットタオルで毛穴を開く
ケアの最初のステップとして、ホットタオルで毛穴を開きます。
まずは毛穴を開かせ、余分な皮脂や空気中のホコリなどによる汚れをきれいに取り除くことが必要です。
ホットタオルは、清潔なタオルを水で濡らして軽く絞り、電子レンジ(500〜600W)で30〜60秒ほど加熱すれば簡単に作れます。
塩素による肌への刺激が気になる方は、軟水のミネラルウォーターを使うと良いでしょう。
顔を温めると皮下組織の血流も良くなり、肌の新陳代謝を促す効果も期待できますよ。
洗顔する
次に、きちんと正しい洗顔をしましょう。
毛穴が開く原因になる余分な皮脂や、黒ずみの元になる汚れを取り除くために、正しい洗顔が必要です。
しっかりと泡を作り、皮脂の多いTゾーンを中心に優しくのせて、手の平でクルクルと皮脂を浮かせるようにして洗いましょう。
手でゴシゴシこすらないように注意して、乾燥しやすい目元や口元は最後に軽くなじませます。
熱いお湯で洗うと必要な皮脂まで流してしまうため、人肌程度のぬるま湯できれいに洗い流しましょう。
洗顔後の肌全体を冷やす
3つ目のケアステップでは、洗顔後の肌全体を冷やします。
肌全体を冷やすことで、開いたままの毛穴が引き締まり、肌のたるみを引き上げる効果が期待できます。
手の平を使って顔全体を覆うようにして、20〜30回ほど丁寧にすすぐと、毛穴の開きや肌のたるみに効果的です。
氷や保冷剤で冷やすと温度差で赤みが目立ってしまう恐れがあるため、できるだけ冷たい水で顔をすすぎ、冷やすようにしましょう。
収れん化粧水をつける
4つ目のケアステップは、収れん化粧水をつけることです。
収れん化粧水は、開いてしまった毛穴を引き締めるのに効果があります。
普通の化粧水との違いは、 毛穴を引き締めるための「収れん成分」が入っている点です。
ケアの際はコットンが毛羽立たないように、たっぷりと化粧水を含ませ、軽くパッティングします。
ただし、力を入れ過ぎると刺激となり、肌トラブルにつながるので注意しましょう。
肌がひんやりサラサラとした感触になれば、パッティング完了です。
パックや保湿クリームをつける
5つ目のケアステップとして、パックやクリームをつけて保湿しましょう。
肌は乾燥すると皮脂の分泌が始まり、また毛穴が開いてしまうためです。
パックや保湿クリームで肌に十分な潤いを与え、乾燥を防ぎましょう。
パックは保湿力の高いものを選び、最後は油分の入った保湿クリームで毛穴にフタをしてあげることが大切です。
炭酸コスメを使う
毛穴を引き締めるケアでは、炭酸コスメを使うのがおすすめです。
炭酸コスメは、炭酸ガスの細かい泡で刺激を与えながら、皮脂や汚れを浮かせて排出するよう働きかけます。
また、肌内部に酸素が蓄えられ、黒ずみの元である酸化を防ぐ作用をもちます。
さらに、炭酸ガスで血行が促進されて肌の代謝があがり、ターンオーバーも整うために皮脂の詰まりによる毛穴開きの予防も期待できるのです。
炭酸コスメは毛穴の引き締めに効果的で、取り入れたいケアステップです。
毛穴を引き締めるためのセルフケア
毛穴を引き締めるためのセルフケアとして、どのようなことに気をつけると良いのでしょうか?
注意したいのは、次の3つです。
- 油分の多い食事を控える
- 角栓を無理に押し出さない
- ファンデーションをつけ過ぎない
詳しく説明します。
油分の多い食事を控える
毛穴を引き締めるためのセルフケアとして、油分の多い食事を控えましょう。
油分の多い食事を摂り過ぎると、脂質の消化吸収に体内のビタミンが使われてしまい、皮脂を抑制する働きに必要なビタミンが足りなくなってしまいます。
ファストフードやスナック菓子、インスタントラーメンなど、脂肪分の多いものは皮脂の分泌を増やす恐れがあります。
毛穴を引き締めるためには、できるだけ油分の多い食事を控えることが大切です。
角栓を無理に押し出さない
角栓を無理に押し出さないようにすることが、毛穴を引き締めるセルフケアにつながります。
爪を立てたり、ピンセットなどの器具を使ったりして角栓を無理に押し出すと、毛穴周りの皮膚にダメージを与えてしまいます。
すると、余計に毛穴が目立ったり、雑菌が入って毛穴に炎症が起こったりすることも。
毛穴を引き締めるどころか肌トラブルにつながる恐れがあるため、詰まった角栓を無理に押し出すことはやめましょう。
ファンデーションをつけ過ぎない
毛穴を引き締めるためのセルフケアとして、ファンデーションをつけ過ぎないようにしましょう。
毛穴の開きを隠そうと、ファンデーションをつけ過ぎると、皮脂崩れを起こしやすくなり毛穴の詰まりを助長してしまいます。
また、肌への負担が増えて、クレンジングで落としきれなくなることも。
メイクの際は、毛穴をカバーするタイプの下地を使ってベースを整えた上で、ファンデーションを薄めに塗るよう意識しましょう。
まとめ
毛穴の開きが目立つと気になり、悩んでしまいますよね。
本記事では、毛穴開きの原因と毛穴の引き締め方法について解説しました。
毛穴を引き締めるためのケアステップやセルフケアに気をつければ、効果的に毛穴ケアが行えます。
本記事を参考にして、毛穴をキュッと引き締めて毛穴レスの美しい素肌を目指しましょう。
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