「ダイエット中には、いつ、何分運動すればいい?」
そんな時、ダイエットに効果的な運動の仕方がわかると嬉しいですよね。
実は、いつどれだけ運動するかがダイエット効果を左右するポイントになるのです。
本記事では、ダイエット中の運動について、ベストなタイミングや時間を解説します。
運動をしてダイエットを叶えたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ダイエット中の運動にベストな時間帯・タイミング
ダイエット中の運動にベストな時間帯やタイミングは、いつなのでしょうか?
次の2つの時間帯と効果について説明します。
- 朝に運動する効果
- 夕方から夜に運動する効果
参考:じぶんdeエステ
朝に運動する効果
朝に運動すると、ダイエット効果が高まるといわれています。
朝の7時頃は、1日の中でストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が少ない時間帯の1つです。
コルチゾールが分泌されると、代謝が下がって体に脂肪が溜まりやすくなるのです。
また、朝食前に運動すると食欲が抑制され、1日の摂取カロリーを抑えられる効果が期待できます。
さらに、朝の運動をして体温を上昇させることで基礎代謝がアップした状態が保たれ、1日の消費カロリーも増やせます。
朝食前に運動をすれば、すっきりと目覚められ、「今日も頑張ろう!」と1日のスタートにやる気が起きるなどのメリットも。
摂取カロリーが抑えられて消費カロリーが増やせる朝の運動は、ダイエットに効果的なのです。
夕方から夜に運動する効果
夕方から夜に運動することも、ダイエット効果のアップにつながります。
ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが分泌されると、体に脂肪が溜まりやすくなるといわれています。
夜19時頃は、コルチゾールが少ない時間帯で、運動するとダイエット効果をより高められるのです。
また、16~19時頃は1日のうちで体温が高くなる時間帯で、脂肪燃焼効果が最も高いといわれています。
さらに、夜運動をすると成長ホルモンの分泌がさらに増えることが期待できるため効率よく痩せられます。
成長ホルモンが分泌されると、肌のターンオーバーが整い美肌などのアンチエイジング効果も得られるでしょう。
就寝の3時間ほど前に合わせて運動を行うことで、睡眠の質も高められダイエットにより効果的です。
ダイエット中の運動にかけるベストな時間
ダイエット中の運動にかけるベストな時間や、やり方による効果の違いはあるのでしょうか?
やり方や時間のポイントが4つあります。
- 有酸素運動の時間
- 筋トレの時間
- 短時間しかやらないと効果がない?
- 長くやりすぎるとどうなる?
詳しく説明します。
参考:ULLR MAG
有酸素運動の時間
有酸素運動は、時間量によって効果が変わるのが特徴です。
有酸素運動とは、筋肉を動かすエネルギーとして糖や脂肪と共に酸素が使われる運動で、長時間継続して行える強度の低いものが一般的です。
運動の時間量は20~40分でダイエット効果が期待でき、40分以上であれば心肺機能を高められるといわれています。
体内の糖質や脂肪をエネルギーとして燃やす有酸素運動では、20~40分の運動時間をかけることで、より脂肪燃焼効果が高まります。
ダイエットのための有酸素運動では、20~40分の運動がベストだといえるでしょう。
筋トレの時間
1日の筋トレの時間は、インターバルも含めて合計30分~1時間以内がおすすめです。
筋トレは、長い時間取り組めばよいという訳ではありません。
長時間の過剰なトレーニングは、筋肉を壊してしまったり、必要なホルモン分泌が妨られ筋肉が細くなったりする恐れがあるのです。
また、筋トレを長時間行うことは、怪我や筋肉痛などのリスクも高めてしまいます。
ダイエット中の筋トレは、短時間で集中して取り組みましょう。
短時間しかやらないと効果がない?
ダイエット中の運動では、短時間しかやらないと効果が出ない場合があります。
有酸素運動は、体内の糖質と脂肪をエネルギー源として消費し、20分程度継続することで脂肪燃焼効果が高まるといわれています。
ダイエットを目的とした有酸素運動は、20分以上の時間を目安に行いましょう。
ただし、有酸素運動を始めて約20分までは脂肪がまったく燃焼しない訳ではありません。
連続してできない場合は、短時間でも積み重ねて合計20分以上を目指しましょう。
日常生活の中で歩いたり、走ったりする動作も運動量としてカウントが可能です。
「通勤などで往復20分+ジムなどで20分」といった運動をしている場合は、トータル40分の有酸素運動の効果が期待できますよ。
長くやりすぎるとどうなる?
ダイエットのための運動では、長くやりすぎると効果がダウンする恐れがあります。
有酸素運動の効果は運動の量に比例しますが、長ければ長いほどよいという訳ではありません。
有酸素運動を長時間にわたって行うと、体脂肪だけでなく、体内のタンパク質を分解してエネルギーに変える働きが起こります。
すると、筋肉量が少なくなり基礎代謝が下がって、痩せにくい体になってしまう場合があるのです。
ダイエットのための運動では1時間以内を目安にして、長くやりすぎないように注意しましょう。
ダイエット中の運動のベストな回数は週何回?
ダイエット中の運動のベストな回数は、2~3日に1回程度、週2回程度が理想的です。
毎日運動を行うと体が慣れてしまい、強い負荷をかけないと効果が落ちてしまう場合があります。
運動を毎日続けることで筋肉が分解されてしまい筋力が落ち、基礎代謝の低下につながる恐れもあるのです。
反対に、週に1回程度の少ない運動では、ストレス解消や血行促進などの効果を得る程度にとどまってしまいます。
週2回程度行うことで、筋肉量が増やせ痩せやすい体に導きやすくなるでしょう。
ダイエット中の運動は、「毎日やらなければ!」と頑張りすぎず、週2回程度を目安に続けることが効果的です。
ダイエット初心者におすすめの運動
ダイエット初心者は、どのような運動を取り入れるとよいのでしょうか?
おすすめの運動を3つ紹介します。
- ウォーキング
- ヨガ
- フラフープ
参考:MELOS
参考:BifiX
ウォーキング
ウォーキングは、手軽に始められる初心者におすすめの運動です。
有酸素運動であるウォーキングでは、体に酸素を取り込みながら脂肪を燃焼させる効果を期待できます。
朝や夕方の時間帯、20〜30分程度の時間がとれるタイミングで取り入れるのがおすすめです。
ウォーキングは歩く時間を延ばしたり、傾斜を上げたりして負荷を増やしやすく、続けやすいのもメリットです。
有酸素運動を継続することは、ストレスの発散につながり、メンタルヘルスにもよい影響をもたらすといわれています。
ヨガ
ヨガも、ダイエット初心者におすすめの運動です。
ゆっくりとした動きで全身の血流を促すヨガをすると、体温が上昇して基礎代謝のアップが期待できます。
ストレッチ効果だけでなく、呼吸法やポーズによっては有酸素運動になる場合も。
体をねじるポーズなどは腸を刺激して、便秘解消にも効果がありダイエットに役立ちます。
さらにヨガの呼吸法はメンタルヘルスの安定にも効果的で、リバウンドにつながる暴飲暴食の防止にも効果的です。
フラフープ
ダイエット初心者の運動には、フラフープがおすすめです。
フラフープは、手軽に取り組める有酸素運動で、場所があればすぐにできます。
腰まわりの筋肉やインナーマッスルを鍛えられ、基礎代謝のアップにも効果的です。
筋肉を鍛えながら脂肪を燃焼できるため、体重よりも見た目の変化を感じやすいのがフラフープの特徴です。
意外と大人もハマるフラフープを、ぜひダイエットの運動に取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ダイエット中には、いつどれだけ運動をすればいいのか気になりますよね。
本記事では、ダイエット中の運動について、ベストなタイミングや時間を解説しました。
ダイエットのための運動では、やり方や時間帯によってより効果を高められます。
本記事を参考にして、ダイエットに効果的な運動を取り入れ、美しく引き締まったスリムな体を手に入れましょう。
コメントを残す