「悪口を言われたら勝ち」と言われますが、自分や他の悪口を聞いてしまったら辛いですよね。

その場でうまく対応できずに、あとからモヤモヤしてしまうことも。

本記事では、悪口を言う人へのうまい返し方を紹介します。

悪口を言われたり、聞いたりして落ち込んでしまう人は参考にしてくださいね。

 

【処世術】自分の悪口を言う人へのうまい返し方

自分の悪口を言う人への上手い返し方があるのでしょうか。

自分の悪口を言う人への上手い返し方を紹介します。

• 「それはあなたの感想ですよね？」
• 「私のことそんなに好きなの？」
• 「本人の目の前で悪口を言うなんて勇気がありますね」
• 「これからも精進します」
• 「ご忠告ありがとうございます」

詳しく説明するので、ぜひ使ってみてください。

 

「それはあなたの感想ですよね？」

自分の悪口を言う人には、「それはあなたの感想ですよね？」という返し方が効果的です。

なぜなら、悪口というのは悪口を言う人の主観的な感想にすぎないからです。

悪口を言う人は、自分の気に入らないところや妬ましいところを過剰に悪く言う傾向があります。

人から発せられる悪口に人の心は簡単に傷つき、時には自分で自分を否定してしまうことも。

悪口を言う人の感想と、事実や自分の感情を切り離せば、傷つかず自尊心も守れます。

 

「私のことそんなに好きなの？」

「私のことそんなに好きなの？」も、自分の悪口を言う人への上手い返し方です。

悪口を言う人のほとんどは、自分に対してあまり良い感情を持っていません。

「好きなの？」という真逆の評価に、悪口を言う人はびっくりしてしどろもどろになるでしょう。

時には捨て台詞を残してその場から逃げてしまうことも。

「好きの反対は無関心」という言葉があるので、自分のことが嫌いなら良い話だけでなく悪口も出てこないはずです。

細かいことやいつまでも執拗に悪口を言う人は「実は私を好きなのかも？」と思って対応するのがおすすめです。

 

「本人の目の前で悪口を言うなんて勇気がありますね」

「本人の目の前で悪口を言うなんて勇気がありますね」も、自分の悪口を言う人への上手な返し方です。

なぜなら、悪口はほとんど当事者のいない場で発せられるからです。

本人に面と向かって悪口を言える人は、ある意味勇気のある人や心臓の強い人と言えます。

面と向かって悪口を言われることがあったら、悪口を言う人の勇気や強い心臓を褒めてみましょう。

相手は褒められると思ってもいないので、しどろもどろになってその場から立ち去ったり、立ちすくんだりしてしまうかもしれません。

悪口を言う人は想定外の反応に弱いのです。

 

「これからも精進します」

仕事で悪口を言われた場合は、「これからも精進します」と返すのが効果的です。

「精進する」は「一生懸命努力する」を意味し、「これからも精進する」と言う人に悪口を言い続けるのは、努力や頑張りを否定することだからです。

慣れない仕事をしているとミスをしてしまい、ミスをしてしまった人に対して「使えない」や「邪魔」などの悪口を言う人もいます。

仕事上のミスで悪口を言われると萎縮してしまって、かえってミスを連発することも。

仕事上で悪口を言われても相手にせず、少し難しめの「これからも精進します」を使って、「自分はこれからも一生懸命努力する」ことを決意表明してしまいましょう。

悪口に対処するだけでなく、自分自身を律することもできるのでおすすめです。

 

「ご忠告ありがとうございます」

仕事で先輩や目上の人からの悪口には、「ご忠告ありがとうございます」と返すのがおすすめです。

相手はお礼を言われてしまえば、続けて悪口を言うことができなくなります。

仮に続けて悪口を言われたとしても、悪口ではなく自分への忠告であると認識を変えられます。

そして、先輩や目上の方に対して口答えをしたという印象を抱かせることもありません。

悪口を言われて悩んだり、対応に時間を割いたりせずに、「ご忠告ありがとうございます」とスマートに返してよりよい仕事ができる環境に変えてしまいましょう。

 

【処世術】その場にいない人の悪口を言う人へのうまい返し方

その場にいない人の悪口を言う人へのうまい返し方を紹介します。

• 「え？そーなんだー？知らなかったー」
• 「誰かのことを悪く言うってことは誰かに自分も悪く言われていいってことだよ」
• 「みなさん、その人のファンなんですね」
• 「人は暇だと人の悪口を言うものらしいよ」
• 「自分の若いころもあんな感じだったけどなぁ」

 

「え？そーなんだー？知らなかったー」

その場にいない人の悪口を言う人には、「え？そーなんだー？知らなかったー」と返しましょう。

誰かがその場にいない人の悪口を言い始めたときに、場の悪い雰囲気を断ち切ることができます。

人は複数人集まると、その場にいない人のうわさ話や悪口で盛り上がってしまうことがあります。

また、悪口は場に同調する人がいることでエスカレートしてしまうものです。

「え？そーなんだー？知らなかったー」と返して、同調する雰囲気を断ち切ってしまいましょう。

悪口に同調する雰囲気を断ち切ることで、悪口を言い始めた人がそれ以上悪口を言えなくなったり、別の話題に切り替えやすくなったりします。

できるだけ棒読みで言うのがおすすめです。

 

「誰かを悪く言うってことは誰かに自分も悪く言われていいってことだよ」

「誰かを悪く言うってことは誰かに自分も悪く言われていいってことだよ」と返すのも、その場にいない人の悪口を言う人へのうまい返し方です。

悪口を言う人に「自分がいないところで悪口を言われているのでは？」と気づきを与えることができます。

悪口の多くは本人がいないところではじまり、同調する人がいることで盛り上がるものです。

また、どんなに良い人や聖人君子でも、悪口は言われるものです。

しかし、陰で悪口を言われても、「自分は悪口を言わない」と決めることはできます。

自分がいる場で人の悪口を言わない・言わせないという意思表示をすることが大切です。

 

「みなさん、その人のファンなんですね」

その場にいない人の悪口で盛り上がってしまうようなら、「みなさん、その人のファンなんですね」の一言で、その場の雰囲気を変えましょう。

悪口を話している自覚があるなら、「ファン」と言われるのはおもしろくないからです。

悪口なのに、話題になっている人の細かな情報まで話をしていることがあります。

もし、悪口の話題になっている人のことを嫌いであれば、細かい情報まで把握することはないでしょう。

人の悪口を話すことは、良い感情をもっていないけど、気になる相手だと自分で言っているようなものです。

悪口を言う人は「細かい情報を知っている＝ファンである」と思われたくないので、別の話題に移っていく可能性があります。

 

「人は暇だと他人の悪口を言うものらしいよ」

その場にいない人の悪口を言う人には、「人は暇だと他人の悪口を言うものらしいよ」と返しましょう。

そもそも、悪口を言っている人は悪口を言っていることを自覚していないかもしれません。

ただのうわさ話のつもりが悪口になってしまい、「嫌だな」と思う人が他にもいることも。

また、悪口を言う人だって忙しい毎日を過ごしているのに、「暇人」と思われるのはおもしろくないことです。

うわさ話のつもりでよく悪口を言う人に、「自分は暇人で悪口を言うと思われている」と気づかせましょう。

 

「自分の若いころもあんな感じだったけどなぁ」

職場で後輩や部下がいないところで悪口を言われていたら、「自分の若いころもあんな感じだったけどなぁ」と返しましょう。

いくら悪口が好きな人でも、目の前にいる相手の悪口を言うことはほとんどありません。

また、誰かの悪口を気軽に言える相手は、気の置けない相手として好意を持っていることも。

間接的に好意的に感じる相手の悪口を言うことに居心地の悪さを感じ、その場での悪口は収まるでしょう。

 

まとめ

本記事では、悪口を言う人へのうまい返し方を紹介しました。

「悪口を言われたら勝ち」と言われますが、自分や他の人の悪口を聞いてしまったら辛いですよね。

うまく対応できなかったり、悪口に悪口で返して後でモヤモヤしてしまったりすることも。

悪口を言われたり、悪口を聞いたりして落ち込んでしまう人は、本記事を参考にうまい返し方を試してみてくださいね。