自己肯定感を高める子供への接し方とは?先輩ママの経験談も紹介

 

「子供の自己肯定感を高めたい!」

そんな時、どのように子供に接すれば良いのか分からないと、困ってしまいますよね。

実は、自己肯定感は日々の接し方で高められるのです。

本記事では、自己肯定感を高める子供への接し方と先輩ママの経験談を紹介します。

子供の自己肯定感を高めたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

自己肯定感とは

自己肯定感とは、言葉通り自分の存在をどんな時もありのまま受け入れ、肯定できる感覚のことです。

自己肯定感が高いと、自分と他人を比べることがなく物事を前向きに捉える傾向があるため、幸福を感じやすくなります。

たとえば、何か失敗をしても、前向きに挑戦し続けられるので、求める結果を得やすいのです。

自己肯定感は、生きていくうえで大事な感覚だといえますね。

(参考:自己肯定感とは?意味や高め方について解説

 

自己肯定感が高い子供の特徴的

自己肯定感が高い子供には、どのような特徴があるのでしょうか?

ポジティブな特徴が、主に3つあります。

 

  • 前向き
  • 失敗を恐れない
  • 自分の思いを言える

 

詳しく説明します。

 

前向き

自己肯定感が高い子供は、物事に対して前向きな傾向があります。

人と比べることがなく、自分の長所も短所も認めており、前向きな考え方ができるからです。

たとえば、問題にぶつかっても落ち込むのではなく「短所を補うにはどうすれば良いか?」と考えます。

どんな時も揺るがない自分の価値を認めているので、困難に直面しても前向きになれるのです。

 

失敗を恐れない

自己肯定感が高い子供の特徴のひとつに、失敗を恐れないことがあります。

失敗をしても自分の価値が下がるものではないと理解していて、心配しすぎないからです。

たとえば、自己肯定感が低い人は失敗をすると「どうせ自分には無理だ」と考えがちです。

しかし、自己肯定感が高い子供は「失敗した経験」として失敗の中に価値を見出します。

失敗をした自分も肯定的に捉えられるため、どんどんチャレンジができます。

 

自分の思いを言える

自分の思いを言える点も、自己肯定感が高い子供の特徴のひとつです。

主体的に物事を考えられ、自分の考え方や行動に自信を持っているため、相手に思いを伝えられます。

自分と同じように、相手にも価値があると認めたうえで行動するため、相手への攻撃はしません。

しっかり自分の思いを言っても、わがままにはならず、円滑なコミュニケーションがとれる傾向があります。

 

自己肯定感が高まる子供への接し方

子供の自己肯定感を高めるには、どのような接し方が良いのでしょうか?

自己肯定感が高まる接し方は、主に5つあります。

 

  • 子供の話を否定せず肯定する
  • 自分の子供と周りの人を比較しない
  • 子供が自分で考えられるようにする
  • 子供に意見を聞く
  • 結果ばかりに目を向けず過程を大切に褒める

 

順に、詳しく説明します。

 

子供の話を否定せず肯定する

自己肯定感を高めるには、子供の話を否定せず肯定する接し方が大切です。

子供は肯定的に話を聞いてもらえる体験を通じて、「周りから自分は受け入れられている」という感覚を身につけます。

大人は子供を否定するのではなく、子供が安心して話せる雰囲気作りをしましょう。

 

自分の子供と周りの人を比較しない

子供の自己肯定感を高めたいなら、自分の子供と周りの人を比較しないように注意します。

なぜなら、誰かと比べると優劣をつけたり、人目を気にしたりしてネガティブな感情を抱きやすいからです。

たとえば、自分の子供を奮起させるつもりで他の子供を褒めたとしても、子供が劣等感や妬みを感じることも。

周りの人と比較せず、ありのままを肯定的に受け入れる姿勢が、自己肯定感を高めるために大切です。

 

子供が自分で考えられるようにする

自己肯定感が高まる子供への接し方は、子供が自分で考えられるようにする接し方です。

答えを与えたり指示を出したりすると、子供の自主性が奪われてしまいます。

子供が自分で考え行動した結果、褒められたり喜ばれたりすると成功体験になります。

成功体験を積むことで、子供は自分への信頼を高め、自己肯定感を育めるのです。

 

子供に意見を聞く

1人の人間として尊重し、子供に意見を聞くと子供の自己肯定感を高められます。

子供は思考力が磨かれ、頼られていると実感して嬉しさを感じるものです。

また、「他者から認められたい」という、子供の承認欲求を満たせます。

意見を聞いて頭ごなしに否定すると逆効果になるため、まずは最後まで子供の意見を聞く姿勢を持ちましょう。

 

結果ばかりに目を向けず過程を大切に褒める

自己肯定感が高まる子供への接し方は、結果ばかりではなく過程を大切にすることです。

結果が良い時だけ褒めていると、結果が悪い自分はダメなんだと感じ、自信を失いかねません。

失敗が続くと、「どうせダメだ」と、やる気をなくしてしまうことも。

「頑張ったね」と過程を褒めるようにすれば、失敗も肯定的に考えられます。

 

 【経験談】先輩ママ達はどうしている?自己肯定感が高まる子供への接し方

自己肯定感が高まる子供への接し方とは、具体的にどのような方法でしょうか?

自己肯定感が低かった筆者が、反面教師にして子供に実践している接し方を紹介します。

 

  • 否定から入らない
  • ありのままを褒める
  • 感情的に叱らない

 

否定から入らない

子供への接し方を工夫している筆者の経験談です。

「親が子供の話に対して否定から始めると子供はやる気を失う」という筆者の幼少期の体験から、先に否定してしまうと自己肯定感も低くなると筆者は考えています。

子供が話す内容については最後まで口を挟まずに聞き、反対する時は、子供に質問をしてもう一度自分で考えてもらうことも。

できるだけ否定せず肯定的な声かけをすれば、子供は前向きな結果を前提にして、何度でも挑戦できると感じています。

 

ありのままを褒める

3歳の子供を持つ筆者の友人の経験談です。

友人は、イヤイヤ期で泣くことも多かった子供に対して、誰かと比べずにたくさん褒めるようにしていました。

児童館や公園で遊んでいると「お友達が使っているおもちゃを貸してほしかったけど、お友達がまだ遊んでいるから我慢したんだね。我慢できてエライね。」と、子供の気持ちを代弁して褒めるといった具合です。

ほかには、「大好き」と存在を褒めたり、「いっぱい歩いてすごいね!」と当たり前にできていることを褒めたりもします。

友人がありのままの子供の姿を褒めることで、友人の子供は自分自身の存在を受け入れ、物事に対してポジティブに考えている様子が伝わってきます。

 

感情的に叱らない

5歳と7歳の子供に対して自己肯定感が高まる子育てを実践している筆者の友人の経験談です。

友人の子供は、思い通りにならないことがあると、大きな声を出したり泣いたりして自分の意志を通そうとすることも。

小さな子供のよくある姿に、友人は子供と目線をあわせてから子供の話を聞き、相手がいる時には公平に相手からも話を聞いて対応します。

友人は子供を感情的に怒らないようにしているとのことで、友人の子供は叱られても自信を失わず、前向きに次のチャレンジができています。

 

まとめ

子供の自己肯定感を高めたい時、どのように子供に接すれば良いのか分からないと、困りますよね。

実は、自己肯定感は日々の接し方で高められるのです。

本記事では、自己肯定感を高める子供への接し方と先輩ママの経験談を紹介しました。

子供の自己肯定感を高めたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

カテゴリー:

タグ:

ワンオペ育児に疲れた…
乗り切るアイディアや経験談を紹介

耐えるしかないと思われがちなワンオペ育児ですが、
実は、疲れを乗り切る方法があります。

【自己肯定感の高め方】
大人の生きづらさを脱却して幸せになろう

自己肯定感の低い自分を追い詰めてしまうと、
生きづらさを感じますよね。
実は、自己肯定感を高める方法があるんです。

previous arrow
next arrow

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です