自分に合う日焼け止めの選び方!SPF・PAの違いやおすすめ3選も紹介

 

「日焼け止めってたくさんあるけど、どれがいいの?」

そんな時、SPFの数値やPA表示の詳しい意味が分からないと、どう選べばよいか悩みますよね。

明記されている数値の高さや、パッケージの好みで選んでしまうことも。

実は、日焼け止めに含まれる成分や効果には、さまざまな違いがあるのです。

本記事では、自分に合う日焼け止めの選び方について、SPF・PAの違いやおすすめの商品を紹介します。

日焼け止めをお探しの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

日焼け止めの選び方①SPFとPAの数値を見る

日焼け止めを選ぶ時には、まずはSPFとPAの数値を見て選びましょう。

そもそも、SPFとPAの数値は、どのように見ればよいのでしょうか?

見方のポイントが3つあります。

  • SPFとPAの違い
  • SPFの数値は50まで
  • PAは4段階表示

(参考:キナリノ

 

SPFとPAの違い

日焼け止めを選ぶ前に、まずSPFとPAの違いを確認しておきましょう。

地上に届く紫外線には、A波(UVA)とB波(UVB)の2種類があります。

SPFとは、「Sun Protection Factor」の略で、紫外線B波を防ぐ効果を示している数値のことです。

UVBは、波長が短く肌の奥深くまでは届きませんが、肌表面には短い時間で大きなダメージを与えます。

皮膚が赤く腫れる「日焼け」の状態を引き起こし、シミ・そばかすや色素沈着の原因になるのです。

一方、PAは、紫外線A波を防ぐ効果を示しています。

地上に到達する紫外線の90%がUVAといわれており、波長が長く、肌の奥まで届いてしまいます。

細胞を徐々に傷つけていき、コラーゲンやエラスチンを作り出す働きにも悪影響を与えるのです。

すぐに変化が現れないとしても、やがて肌はハリや弾力がなくなり、シワやたるみの原因にもなり得ます。

 

SPFの数値は50まで

SPFの数値は、理論的には100までありますが、実際には意味をなす50までとされ、50を超える場合は50+と示されています。

SPFは、肌を守る強さなどではなく、「紫外線B波によって、肌が炎症を起こす時間をどの程度先延ばしにして防げるか」を示しています。

そのため、数値が低くてもこまめに塗れば日焼け止めの効果を十分得られるのです。

たとえば、日焼けを10倍遅らせるのならSPF10、50倍遅らせるならばSPF50になります。

効果には個人差がありますが、太陽を浴びて10分後に肌が赤くなる人がSPF50を使えば、500分間は効果が得られる計算になります。

 

PAは4段階表示

PAは「Protection Grade of UVA」の略で、紫外線A波を防止する効果を表し、4段階表示されます。

+の数が多いほど効果が高くなり、最も高い効果をもつものが、+が4つの「PA++++」です。

UVAは雲や窓ガラスを通過するので、油断は禁物ですが、日常的に使う場合や春先などには+1~3でも十分効果的に使えますよ。

 

日焼け止めの選び方②成分で選ぶ

日焼け止めの選び方として2つ目は、成分で選ぶようにしましょう。

選ぶポイントは2つあります。

  • スポーツやレジャーを楽しむ人は紫外線吸収剤入りを選ぶ
  • 敏感肌の人は紫外線散乱剤入りを選ぶ

詳しく説明します。

(参考:ナールスエイジングケアアカデミー

 

スポーツやレジャーを楽しむ人は紫外線吸収剤入りを選ぶ

スポーツやレジャーを楽しむ人は、紫外線吸収剤入りの日焼け止めを選びましょう。

紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収する性質をもった成分のことです。

皮膚の表面で紫外線を吸収して化学的にエネルギーに変化させ放出して、肌の内部に紫外線が浸透するのを防ぎます。

しかし熱や化学反応、変化した物質が肌への刺激となることがあるため、肌が弱い場合は注意が必要です。

紫外線吸収剤の多くは、肌の奥深くに到達し、シミを引き起こす原因となるUVAをブロックして、UVBのような強い紫外線を防ぐ力ももっています。

SPF50やPA++++などの高い指数をもつ日焼け止めの多くが紫外線吸収剤で、化学合成された有機系の成分のため「ケミカル」と呼ばれています。

油状で無色透明なので、白浮きする心配がなく、テクスチャーや見た目もよいことがメリットです。

防御力が高い紫外線吸収剤は、スポーツやレジャーを楽しむ人には心強い味方だといえます。

 

敏感肌の人は紫外線散乱剤入りを選ぶ

敏感肌の人は、紫外線散乱剤入りの日焼け止めを選ぶようにしましょう。

紫外線散乱剤とは、肌の上に皮膜を作って紫外線を跳ね返す成分のことです。

白色の粉末状の酸化亜鉛と酸化チタンが主な成分で、無機系の素材なので、「ノンケミカル」と呼ばれています。

紫外線を反射させても熱や刺激が生まれにくく、肌への負担が少ないため、敏感肌にも安心です。

ただし、紫外線吸収剤と比べると防御力が低く、白浮きしたりべたついたりするデメリットも。

A波B波ともに幅広い波長の紫外線には十分対応できるため、日常生活に使う日焼け止めとしては使いやすく、敏感肌には重宝します。

 

日焼け止めの選び方③機能やテクスチャーで選ぶ

選び方の3つ目のポイントとして、日焼け止めの機能やテクスチャーで選びましょう。

主に、5つのタイプの日焼け止めがあります。

  • ミルクタイプ
  • クリームタイプ
  • ジェルタイプ
  • スプレータイプ
  • スティックタイプ

詳しく説明します。

(参考:肌育研究所

 

ミルクタイプ

ミルクタイプは、水ベースの商品が多く、みずみずしくしっとりとした使い心地です。

伸びがよく肌になじみやすいため、化粧下地としても使えます。

ウォータープルーフ効果があるものやSPFが高い商品も多く、塗りやすいので紫外線カット力も期待できますよ。

 

クリームタイプ

クリームタイプは、油分が含まれているため、保湿力が高いのが特徴です。

ウォータープルーフ効果のあるものが多く、しっかり塗布できますが、オフの際には手間がかかることも。

紫外線吸収剤が入っていないノンケミカルの商品も多いので、敏感肌にもおすすめです。

 

ジェルタイプ

ジェルタイプは、伸びがよくサラッとした使用感で塗りやすいのが特徴です。

透明なジェルのものが多く、白浮きが気になる場合におすすめです。

汗や水によって落ちやすいため、長時間の外出では、こまめに塗り直しましょう。

 

スプレータイプ

スプレータイプは、噴射ができるため、手が届かない部位や広範囲にも簡単に塗布できます。

ただし、まわりに飛び散りやすくムラができやすいので、注意が必要です。

他のタイプの日焼け止めと組み合わせて使用するのも、おすすめです。

 

スティックタイプ

スティックタイプは、バー状になった固形の日焼け止めを繰り出して使います。

塗りたい部分に、ピンポイントで直接塗り広げられるのが特徴です。

簡単に塗り直しができ、液漏れもなくもち運びやすいため手軽に使えます。

 

自分に合ったおすすめの日焼け止め3選

日焼け止めは、自分の肌や用途に合ったものを選ぶことが大切です。

実際には、どのような商品があるのでしょうか?

選りすぐりのおすすめ商品を、3つ紹介します。

  • ビオレUV アスリズム スキンプロテクトミルク
  • イニスフリー トーンアップ ノーセバム サンスクリーン
  • ベネフィーク クリアUVエッセンス

詳しくみていきましょう。

 

​​ビオレUV アスリズム スキンプロテクトミルク

「アスリズム スキンプロテクトミルク」は、おすすめの日焼け止めです。

薄付きするミルクタイプで塗りやすく、最高クラスのUVカット力をもちます。

ウォータープルーフなのに石鹸で落とせるのが、使いやすいポイント。

ヒアルロン酸など肌に嬉しい成分も含まれており、おすすめの日焼け止めです。

(参考:Kao

 

イニスフリー トーンアップ ノーセバム サンスクリーン

「トーンアップ ノーセバム サンスクリーン」は、化粧下地にも使える日焼け止めとしておすすめです。

韓国コスメの商品で、素肌っぽくほんのりピンクにトーンアップしてくれる、嬉しい日焼け止めです。

クリームタイプで保湿力が高いため、乾燥対策にも使えますよ。

(参考:InnISFree

 

ベネフィーク クリアUVエッセンス

おすすめの日焼け止めとして、「クリアUVエッセンス」があります。

なめらかな使い心地のミルクタイプです。

肌をラッピングして潤いを保持してくれるモイスチャーマグネット処方やWヒアルロン酸配合で、日焼け止めというよりも美容液。

UVカットしながら美肌にもつながる、おすすめの日焼け止めです。

(参考:BENEFIQUE

 

まとめ

日焼け止めには、さまざまな表示や数値が明記されており選ぶのに悩んでしまいますよね。

本記事では、自分に合う日焼け止めの選び方について、SPF・PAの違いやおすすめの商品も紹介しました。

日焼け止めは、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が含まれることでUVカット力をもち、用途やテクスチャーによって使い分ける必要があります。

本記事を参考に、自分の肌や用途に合った日焼け止めを使って、大切な肌を紫外線から守り抜きましょう。

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