毎晩の子どもの夜泣きに対応するのは、大変ですよね。
しかし、なぜか子どもが夜泣きしていても夫は寝続け、ママだけが寝不足になりながら対応するということも。
本記事では子どもの夜泣きで夫が起きない理由と、夫にも対応してもらうための対処法を紹介します。
子どもの夜泣きを一人で対応するのがつらいと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
子どもが夜泣きしてるのに夫が起きないのはなぜ?4つの理由を紹介
子どもが夜泣きしていても、夫が起きないのはなぜでしょうか?
4つの理由があります。
- 育児は母親の仕事だと思っているから
- 疲れているため寝ていたいから
- 男性と女性では睡眠の内容に違いがあるから
- 起きても役に立てないと思っているから
詳しく説明します。
育児は母親の仕事だと思っているから
子どもの夜泣きで夫が起きないなら、「育児は母親の仕事だ」と考えている可能性があります。
自分の仕事ではないので、夜泣きしていても聞こえなかったり、聞こえていても起きようとしなかったりするのでしょう。
筆者の夫も自分の仕事ではないと思っていたため、当時は泣き声が横で聞こえていても気にならなかったし、聞こえなかったことも多かったようです。
夫婦二人の子どもなので育児は夫婦でするべきですが、「育児は女性の仕事」といった古い考えを引きずっている男性もまだ多いのかもしれません。
疲れているため寝ていたいから
夫が子どもの夜泣きで起きないのは、とにかく疲れていて寝ていたいからかもしれません。
自分は仕事をして疲れているから、もっと寝ていたいし寝ていても良いと思っている可能性があります。
しかし疲れて眠いのは、毎日夜泣きの対応をして寝不足になっているママも同じこと。
寝ている夫の背中を見ながら、筆者も「休みの前日くらい代わってほしい」とずっと不満に感じていました。
仕事で疲れているのはわかりますが、夫はママも疲れていることに気付くべきです。
男性と女性では睡眠の内容に違いがあるから
夫が子どもの夜泣きで起きない理由の一つとして、男性と女性の睡眠の質の違いがあげられます。
男性は女性より睡眠時間が長くて眠りが深く、覚醒サイクルが長いため、一度眠るとなかなか起きないのです。
筆者の夫も子どもが夜泣きしていても、まったく聞こえなかった時があったそうです。
しかし、夫も夜泣き対応をし始めてからは、どんなに深く眠っていても子どもの泣き声で飛び起きるようになりました。
睡眠には個人差がありますが、泣き声に気付かず起きないのは、根本に「自分は関係ない」という感情があるからかもしれません。
起きても役に立てないと思っているから
夫が子どもの夜泣きで起きないのは、起きても自分は役に立たないから無駄だと思っている可能性があります。
自分は起きても授乳ができないし、どうしようもないと思い込んでいるのです。
しかし、授乳であればミルクで対応可能なはず。
オムツ交換や抱っこをすれば赤ちゃんが眠ってくれることもあります。
「何かできることある?」とママに声をかけるだけでも、ママの孤独感を軽減できる可能性があるのです。
起きても役に立たないと思うのは、夫側の勝手な思い込みに過ぎません。
イライラしたら試して!子どもが夜泣きしているのに夫が起きない時の対処法
子どもの夜泣きに夫が起きず、イライラしたらどのような対処法をとれば良いのでしょうか?
4つの対処法があります。
- 休みの日は夫に家事や育児を任せる
- 冷静に自分の希望を夫に伝える
- 夫に期待するのをやめる
- 夫が出勤でも朝は合わせて起きない
詳しく説明します。
休みの日は夫に家事や育児を任せる
夫が夜泣き対応で起きずイライラしたら、休日の家事と育児を夫に任せてしまいましょう。
平日は仕事で疲れていたり、翌日の仕事に影響が出たりするので夜泣き対応ができなくても、休日は対応できるはずです。
平日はママが24時間家事と育児を頑張っているので、休日くらいは夫に任せたいですよね。
子育ての大変さを知ってもらえば、子育ては夫婦二人でするものだと気付いてもらえる可能性があります。
思い切って夫にすべてを任せて、自分の時間を持たせてもらいましょう。
冷静に自分の希望を夫に伝える
夫が夜泣き対応に起きずにイライラしたら、冷静に自分の希望を夫に伝えて話し合いましょう。
「自分の仕事ではない」と思っているため、ママがイライラしていることや疲れていることに気付いてすらいない可能性があるからです。
筆者はイライラの限界が来たときに夫と話し合い、休日の前日だけでも夜泣き対応を代わってもらうことにしました。
それまで夫は赤ちゃんの泣き声に気付きもせず寝続けていましたが、やがて自分の仕事だという意識が芽生え、夜泣きに気付くようになったのです。
もっと早く話し合えばよかったと後悔したので、パートナーとしっかりと話し合うことも大切です。
夫に期待するのをやめる
夫が夜泣きで起きない場合は、夫に期待するのをやめるのも一つの方法です。
「普通は泣き声で起きるだろう」という期待が裏切られるので、ついイライラしてしまうのです。
夫は夜泣き対応をしてくれないものだと諦めれば、がっかりしませんしイライラもしません。
ただし完全に期待するのをやめると、妻は1人で育児をして孤立し、心身ともに疲れ果ててしまいます。
自ら気付かない夫に対しては「自分で気付いてほしい」という期待をせず、話し合いで育児分担できるようにするのがおすすめです。
夫が出勤でも朝は合わせて起きない
夫が夜泣きで起きない場合、翌朝は夫の出勤に合わせて起きなくても良いでしょう。
夜中によく起きる子どもが、朝になるとよく眠ることもあるので、その間にママも一緒に身体を休めるのです。
夜泣きを妻一人に対応させて、朝ごはんやお弁当の準備までしてもらおうとするのは勝手すぎますよね。
朝は自分で準備してもらうようにし、ママは少しでも休めるようにすると、イライラが抑えられますよ。
先輩ママに学ぶ!子どもの夜泣きで夫が起きない時はどう乗り越えた?
子どもの夜泣きで夫が起きない時期を、先輩ママたちはどう乗り越えたのでしょうか?
筆者や他の先輩ママの経験談を3つ紹介します。
- 夜泣き対応を時間分担制にする
- 夫は諦めてベビーシッターにお願いする
- 有無を言わさず夫を起こして任せる
詳しく説明します。
夜泣き対応を時間分担制にする
筆者のママ友Mさんは、夜泣き対応を時間制で分担していました。
当初Mさんの夫は赤ちゃんとは別室に一人で寝ていたため、夜泣き対応にはまったく無関心だったそうです。
しかし夫婦で話し合い、夜赤ちゃんが眠ってから早朝4時まではママが夜泣き対応をし、早朝4時から夫の出勤時間までは夫が担当する分担制に。
夫は赤ちゃんとは別室で眠るため、夜早く眠ればある程度の睡眠時間を確保でき、ママも朝少しまとまった睡眠が取れてずいぶんストレスが軽減されたそうです。
夫の仕事時間や家庭の環境に合わせ、時間で分担するのも良い方法ですね。
夫は諦めてベビーシッターにお願いする
夫が夜勤などで夜泣き対応できないことが多く、ベビーシッターさんを呼んで睡眠時間を確保した友人がいます。
夜はママ一人で夜泣き対応をし、昼間にベビーシッターさんやファミサポをお願いして睡眠時間に充てさせてもらったそう。
寝不足が続くと、心が壊れてしまいそうになりますよね。
費用は掛かりますが、ママの心身や夫婦の仲が壊れてしまうよりは良いでしょう。
夜預かってくれるベビーシッターもあるようなので、利用してみるのも一つの手です。
有無を言わさず夫を起こして任せる
筆者は夫が夜泣きで起きなくて限界だった時、無理やり夫を叩き起こして子どもを抱っこさせました。
夫が自分で気づいて夜泣き対応をすることはないと分かったので、話し合って分担し、叩き起こすことにしたのです。
最初は筆者に起こされなければ目が覚めなかった夫も、自分の仕事だという意識が芽生え始めるとすぐに起きるようになりました。
私より早く飛び起きて、抱っこしてくれることもありました。
無理やり起こして対応してもらうのも一つの方法ですね。
まとめ
毎日の夜泣き対応は、寝不足が続いてとても大変でストレスが溜まりますよね。
そんな時、いびきをかいて眠る夫の姿が見えるとイライラすることも……。
本記事では子どもの夜泣きで夫が起きない理由と、イライラしたときのおすすめの対処法を紹介しました。
子どもの夜泣きに一人で対応してつらい思いをしている方は、本記事を参考にご自分の環境に合った解決法を見つけてくださいね。
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