「日焼けしたくないけれど、日焼け止めを塗ると白くなってしまう……」
そんな時、日焼け止めによる白浮きをどうやって防いだらいいかわからないと困りますよね。
実は、日焼け止めの白浮きを防ぐ方法があるんです。
本記事では、日焼け止めを塗ると白くなる原因と防ぎ方を詳しく解説します。
日焼け止めを塗ると白くなることを防ぎたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
日焼け止めを塗ると白くなる原因
日焼け止めを塗ると白くなるのはどのような原因があるのでしょう。
日焼け止めを塗ると白くなる原因は、4つあります
- 日焼け止めに紫外線散乱剤が入っている
- ムラになりやすいテクスチャーの日焼け止めを使っている
- 肌が乾燥している
- 日焼け止めを塗りすぎている
詳しく解説します。
日焼け止めに紫外線散乱剤が入っている
日焼け止めを塗ると白くなる1つめの原因は、日焼け止めに紫外線散乱剤が入っているからです。
紫外線散乱剤は、肌の上で紫外線を反射させて日焼けを防ぎます。
紫外線散乱剤の原料は、酸化チタンや酸化亜鉛などの金属の粉です。
金属の粉が白色なので、日焼け止めを塗ると白くなるのです。
ムラになりやすいテクスチャーの日焼け止めを使っている
日焼け止めを塗ると白くなる2つめの原因は、ムラになりやすいテクスチャーの日焼け止めを使っているからです。
日焼け止めのテクスチャーが重いと、日焼け止めが伸びないのでムラになりやすくなります。
何度も塗りなおすと厚塗りになるため、重ねて塗った部分が白くなるのです。
伸びの悪いクリームタイプの日焼け止めは、丁寧に伸ばすようにしましょう。
肌が乾燥している
日焼け止めを塗ると白くなる3つめの原因は、肌が乾燥しているからです。
肌が乾燥していると、日焼け止めの馴染みが悪いので白浮きしやすくなります。
乾燥している肌は、必要以上に皮脂が分泌されるので、肌に乗せた日焼け止めが割れて白く浮くのです。
スキンケアをしっかりしていても、肌の内側が乾燥するインナードライ肌になっていると、白くなります。
h3日焼け止めを塗りすぎている
日焼け止めを塗ると白くなる3つめの原因は、日焼け止めを塗りすぎです。
日焼け止めを多く塗りすぎると肌に密着しにくくなるので、白くなります。
肌に乗り切れずに余った日焼け止めが白く残るのです。
日焼けをしたくないからといって、日焼け止めをたっぷりと重ね塗りすることはやめましょう。
日焼け止めで肌が白くなるのを防ぐ方法
日焼け止めで肌が白くなるのを防ぐ方法にはどのような方法があるでしょう。
日焼け止めで肌が白くなるのを防ぐには、5つの方法があります。
- 紫外線吸収剤配合の日焼け止めを選ぶ
- 伸びの良いテクスチャーの日焼け止めを使う
- 肌の保湿を念入りに行う
- 適量を塗布する
- 丁寧に肌に馴染ませる
詳しく説明します。
紫外線吸収剤配合の日焼け止めを選ぶ
日焼け止めで肌が白くなるのを防ぐ方法1つめは、紫外線吸収剤配合の日焼け止めを選ぶことです。
紫外線吸収剤は、紫外線に当たると化学反応して紫外線を吸収し、熱エネルギーに変換して放出します。
白くなる成分は入っていませんが、原料の有機合成成分が合わないと肌荒れを引き起こすことがあります。
また、紫外線吸収剤に含まれるオキシベンゾンやオクチノキサートが、サンゴ礁の白化現象の原因になるため使用が禁止されている国もあります。
(参照サイト:KAKEN)
伸びの良いテクスチャーの日焼け止めを使う
日焼け止めで肌が白くなるのを防ぐ方法2つめは、伸びの良いテクスチャーの日焼け止めを使うことです。
日焼け止めには、いろいろなタイプのテクスチャーがありますが、主な成分は水と油です。
水成分がベースで油成分が乳化しているタイプと、油成分がベースで水成分が乳化しているタイプがあります。
水成分が多い日焼け止めの方が伸びるのでおすすめです。
しかし、水成分が多いと紫外線カット剤を多く配合ができないためSPFが低く、汗などで落ちやすいのでこまめな塗りなおしが必要です。
肌の保湿を念入りに行う
日焼け止めで肌が白くなるのを防ぐ方法3つめは、肌の保湿を念入りに行うことです。
日焼け止めを塗る前にしっかり保湿すると、日焼け止めが肌に密着するので白浮きしません。
保湿ケアの基本は、化粧水と乳液で肌の水分と皮脂のバランスを保つことです。
オイリー肌だからと化粧水だけにすると、肌が乾燥して余計に皮脂を分泌するので、乳液やクリームを塗って肌のうるおいを保ちましょう。
適量を塗布する
日焼け止めで肌が白くなるのを防ぐ方法4つめは、適量を塗布することです。
日焼け止めの量を多く塗りすぎると、肌に密着しにくくなるので白浮きします。
商品に記載されている使用量を確認して、適切な量を塗ることが大事です。
日焼け防止のために、日焼け止めを多く塗ることはやめましょう。
丁寧に肌に馴染ませる
日焼け止めで肌が白くなるのを防ぐ方法5つめは、丁寧に肌に馴染ませることです。
両手のひらで日焼け止めをすり合わせてから塗ると、塗りムラができて白くなります。
日焼け止めを手に取り、額・鼻・頬・あごに適量を置いて、全体に馴染ませるように伸ばすのがポイントです。
全体に塗ったら、手の平で顔を包み込んでやさしくプレスして、再度日焼け止めを馴染ませるとよいですよ。
まとめ
日焼け対策はしたいけれど、日焼け止めを塗ると顔が白浮きするのは困りますよね。
実は、日焼け止めによる白浮きを防ぐ方法があるんです。
本記事では、日焼け止めを塗ると白くなる原因と防ぎ方を詳しく説明しました。
日焼け止めを塗ると白くなることを防ぎたい方は、ぜひ実践してくださいね。
(参照サイト:資生堂)
コメントを残す