エアコンの掃除を自分で簡単にする方法を紹介!3つの注意点も解説

 

「エアコンって自分で掃除できるの?」

エアコンは作業手順を守れば自分でお手入れができ、運転効率アップや電気代の節約にもつながります。

しかし、ポイントを押さえておかないと故障やカビ発生の原因になる恐れも。

本記事では、エアコン工事業者の夫を持つ筆者が、誰でもできる簡単なエアコン掃除の方法を紹介します。

失敗しないための大切な注意点もお知らせしますので、自分でエアコンをきれいにしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

エアコンの掃除を自分でする方法

エアコンは、自宅にある道具を使ってきれいにすることができます。

ここでは、事前に用意しておくアイテムと、簡単に掃除するための7つのステップを詳しく説明します。

掃除中にやりがちな危険ポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

  • 用意するもの
  • 手順①電源プラグを抜くかブレーカーを切る
  • 手順②本体の上や前面パネルのホコリを取り除く
  • 手順③フィルターを取り外して掃除機でホコリを吸う
  • 手順④フィルターを水洗いする
  • 手順⑤吹き出し口を拭く
  • 手順⑥フィルターを完全に乾かして取り付ける
  • 手順⑦室外機周りの手で取れるゴミを取り表面を拭く

 

用意するもの

エアコンを自分で掃除するときには、次のアイテムを準備しましょう。

 

  • 掃除機(極細ノズルや隙間ノズル)
  • 古歯ブラシ
  • タオル
  • 脚立や椅子(エアコンの上が見える高さになるものが望ましい)

 

ホコリが舞いやすいため、必要に応じてマスクやゴム手袋などを着用するとよいでしょう。

古歯ブラシの代わりに、毛先の柔らかい刷毛などを使うのもOKです。

 

手順①電源プラグを抜くかブレーカーを切る

まずは、脚立に上がってエアコン本体の電源プラグを抜くか、ブレーカーを切りましょう。

電気が通っていると、掃除中にエアコンが稼働してしまうことがあります。

エアコンが経年劣化などで漏電している場合は、感電するリスクもあるため大変危険です。

プラグを抜く際にもしホコリが付着しているのを見つけたら、乾いたタオルなどで取り除いてください。

プラグに溜まったホコリは、火災の原因になってしまうのです。

安全な状態で、作業をスタートしましょう。

 

手順②本体の上や前面パネルのホコリを取り除く

室内機の上や前面パネルに付着している汚れなどを、まずは掃除機で吸い取ります。

上部は空気の吸気口になっている機種もあるため、ホコリが溜まりやすくなっています。

乾いた大きなホコリは、掃除機に装着した隙間ノズルなどで優しく吸い取るのがおすすめです。

室内機上部にはアルミフィンが露出している機種もあるので、掃除機の先端を強く当てないように気を付けましょう。

表面のホコリが取れたら、濡らして固く絞ったタオルで拭いてきれいにしましょう。

 

手順③フィルターを取り外して掃除機でホコリを吸う

室内機の表面がきれいになったら、中に装着されているフィルターを外し、ホコリを掃除機で吸い取ります。

両サイドを持ち上げるとパネルが開くので、中にあるフィルターを外しましょう。

ただし、自動掃除機能が付いているエアコンの場合は、先にダストボックスなどを外す必要があります。

機種によって外し方が異なるため、事前に説明書などを見て確認してください。

外したフィルターは、表面に掃除機の先端を優しく沿わせながらホコリを吸い取ります。

エアコンのフィルターは非常に薄くて目の細かい網でできているため、破らないように気を付けましょう。

 

手順④フィルターを水洗いする

フィルターに残ったホコリを、水で洗い流します。

フィルター表面にホコリが溜まるので、裏側からシャワーをかけると汚れがよく落ちます。

シャワーで落ちなかったしつこい汚れは、古歯ブラシを使ってやさしく擦り洗いします。

油汚れがある場合は、中性洗剤やお湯を使って洗うと取れやすくなります。

きれいに洗い終わったら、風通しの良い日陰に置いて乾かしておきましょう。

 

手順⑤吹き出し口を拭く

フィルターを乾かしている間に、室内機本体の吹き出し口などをきれいにしましょう。

ホコリやカビなどが付着しやすい場所なので、固く絞ったタオルなどで丁寧に拭き取ります。

奥にある銀色のアルミフィンは繊細なので、掃除機のノズルを当てたり拭いたりしないようにしてください。

力をかけるとフィンが変形したり、鋭い刃で手を切ってしまうことがあります。

室内機の内部は繊細なので、吹き出し口は見えている部分だけを掃除しましょう。

 

手順⑥フィルターを完全に乾かして取り付ける

フィルターが完全に乾いたら、室内機に戻します。

フィルターが湿ったままだと、室内機の中にカビが発生する原因になってしまいます。

しっかり乾かす時間がない場合は、フィルターを装着してから30分~1時間程度の送風運転をしましょう。

送風運転なら結露が発生しないため、室内機内部やフィルターを乾燥させられます。

フィルターを室内機に戻したら前面のパネルを閉め、室内機の掃除を終わります。

ただし、まだ電源プラグは抜いたままにしておいてください。

 

手順⑦室外機周りの手で取れるゴミを取り表面を拭く

室外機の周辺に溜まっている枯れ葉やペットの毛などを取り除き、表面を拭いてきれいにしましょう。

室外機は背面から空気を吸い込むので、周辺のゴミを吸い込んで運転効率が落ちてしまいます。

ペットの毛が背面にみっちりと張り付き、エアコンが故障してしまったケースもあります。

また、室外機は雨に濡れる想定がされているので、水で洗い流しても問題ありません。

ただし高圧洗浄機を使ったり、底面から水をかけたりするのは故障の原因になるので、避けましょう。

室外機を動かすと故障する恐れがあるため、動かさずにできる範囲で掃除するようにしてくださいね。

 

エアコン掃除を自分でする際の注意点

エアコンを間違った方法で掃除すると、故障の原因になることがあります。

そこで、自分でエアコンをきれいにするときに守ってほしい注意点を、3つ紹介します。

 

  • 市販のエアコン洗浄スプレーは使用しない
  • ホコリ取り棒などをエアコン内部の奥に差し込まない
  • エアコンを分解しない

 

市販のエアコン洗浄スプレーは使用しない

市販のエアコン洗浄スプレーは、カビを増殖させてしまう恐れがあるので使用しないようにしましょう。

室内機のアルミフィンなどに直接吹きかけるタイプのスプレーは、内部に洗剤が残ってカビの栄養分になります。

また、落ちが汚れが詰まってしまい、室内への水漏れの原因になることも。

室内機の内部まできれいにしたい場合は、プロのエアコン清掃業者にお願いするのが確実です。

 

ホコリ取り棒などをエアコン内部の奥に差し込まない

室内機の内部に、ホコリ取り棒などを差し込まないように気を付けましょう。

室内機内部は繊細なので、見えない部分に棒を入れると、破損させてしまうことがあります。

アルミフィンなどに差し込んでフィンが曲がったり、水の流れが悪くなって水漏れしてしまうおそれも。

吹き出し口の細かい部分など、見える範囲で使うのは問題ありません。

見えない部分まで、無理に自分で掃除しないようにしましょう。

 

エアコンを分解しない

エアコンをきれいにするために、自分で室内機の分解をするのはやめましょう。

故障の原因になったり、元の状態に戻せなくなったりします。

エアコンは複雑で繊細な機械で、メーカーや機種によってつくりに違いがあります。

YouTubeを見て分解洗浄しようとしたものの、元通りに戻せなくなったという方も何度かお会いしたことがあります。

結局は買い替えることになり、大きな支出になってしまいます。

近年は自動掃除機能が付いたエアコンも多く、内部のつくりはさらに複雑化しています。

分解して洗浄したい場合は、経験豊富なプロの業者に依頼するのがおすすめです。

 

まとめ

エアコンは、きちんと手順を知っていれば自分でもきれいにできますが、誤った方法でやると故障などの原因になってしまいます。

本記事ではエアコン工事業者の妻である筆者が、自分でできるエアコン掃除の7つのステップを紹介しました。

故障の原因を作らないための、注意ポイントも解説しています。

エアコンを清潔に保ちたい方は、ぜひ手順を守ってチャレンジしてくださいね。

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