「腸活ヨガには、どんな効果があるの?」
近年、人気を集めている腸活ヨガですが、どのような効果があるのか気になりますよね。
実は、 腸活ヨガをすると女性にうれしいさまざまなメリットが得られるのです。
本記事では、腸活ヨガについて、女性にうれしいたくさんの効果と詳しいやり方を解説します。
腸活ヨガに興味がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
腸活ヨガに期待できる効果
腸活ヨガをすると、どのような効果が期待できるのでしょうか?
主な効果が5つあります。
- ぜん動運動を促進する
- 免疫力がアップする
- 肌がきれいになる
- 肩や首のこりが改善する
- 情緒が安定する
詳しく説明します。
ぜん動運動を促進する
腸活ヨガをすると、腸のぜん動運動が促進されます。
また、腸活ヨガで深い呼吸するとリラックス効果が高まり、自律神経の副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位になると、腸の働きが活発になり、ぜん動運動が促進されるのです。
ヨガのポーズによっては、腹圧がかかって腸が刺激を受け、腸内にたまったガスを出したり便意が促されたりします。
腸活ヨガによって、腸のぜん動運動が活発になると、女性にうれしい便秘改善の効果も期待できますよ。
免疫力がアップする
腸活ヨガをすると、免疫力がアップするといわれています。
体の中にある免疫物質の約70%は、腸に存在しています。
腸活ヨガをして腸内環境が整えられると、免疫細胞の働きがスムーズになるため、免疫力が高められるのです。
風邪をひきやすいなど、免疫力に不安のある方には腸活ヨガをおすすめします。
腸活ヨガをして腸内環境が整えられると、免疫力アップにつながりますよ。
肌がきれいになる
肌がきれいになることも、腸活ヨガで得られる女性にうれしいメリットです。
腸活ヨガをして腸の働きが良くなり、便秘が解消されると、吹き出物や肌荒れなど肌トラブルの改善につながります。
腸の消化吸収能力も高まると、栄養が行き渡り新陳代謝が高まって、肌のターンオーバーが活性化されます。
腸活ヨガに取り組めば、女性にうれしいたくさんの美肌効果が得られるのです。
肩や首のこりが改善する
腸活ヨガをすると、肩や首のこりが改善する場合があります。
ヨガをすると全身の血行が良くなり、肩や首周りのこりが和らぎやすくなるのです。
特に腸活ヨガは、左右に体をねじるポーズが多いため、背中から肩や首周りにかけて効果的にアプローチできます。
肩や首のこりがほぐされて改善につながるのは、腸活ヨガで得られるうれしい効果の1つです。
情緒が安定する
情緒が安定しやすくなるのも、腸活ヨガのメリットです。
ヨガをすると、自律神経の副交感神経が刺激されリラックス効果が得られることで、ストレスの解消につながります。
腸にはたくさんの神経細胞が集まっているため、自律神経が整うと腸内環境も整いやすくなるのです。
幸せホルモンといわれる「セロトニン」は、約90%が腸で作られているといわれています。
腸活ヨガをして腸内環境が整えば、幸せホルモンが分泌され、安心感や幸福感などが得られることで心が安定するのです。
腸活ヨガのやり方
腸活ヨガには、どのようなポーズを取り入れると良いのでしょうか?
おすすめのポーズを6つ紹介します。
- お腹を伸ばすポーズ
- 上体ねじりのポーズ
- ガス抜きのポーズ
- 橋のポーズ
- コブラのポーズ
- 下半身のねじりのポーズ
(参考:ARNE)
(参考:Alpen Group)
お腹を伸ばすポーズ
腸活ヨガにおすすめなのが、お腹を伸ばすポーズです。
腹部をしっかり伸ばして、腸が動きやすい空間を作ることで、腸の働きが促進されます。
体を左右に倒すときにお尻が浮かないように気をつけることが、正しいポーズをとるポイントです。
【やり方】
- あぐらの姿勢で座り、かかとを恥骨の前で揃える
- 両手を頭の上に上げ、クロスして手の平を合わせる
- 息を吸いながら肘を伸ばして、お腹に腸が動きやすい空間を作るイメージで、上体を引き上げる
- 息を吐きながら、お尻は床につけたまま、ゆっくりと体を右に倒す
- 息を吸いながら、真ん中の位置に戻る
- 息を吐きながら、左に倒す
- 左右を交互に、3~5回ほど繰り返す
体の内側から腸をマッサージするようなイメージで、お腹を伸ばすポーズに取り組んでみましょう。
上体ねじりのポーズ
上体ねじりのポーズは、腸活ヨガにおすすめのポーズです。
上体を左右にねじることで腸が刺激され、血行を促す効果に期待できます。
背筋を真っ直ぐ伸ばしたままの状態で、上体を左右にねじりましょう。
【やり方】
- あぐら(安楽座)をかいて座る
- 視線を右側に動かし、左手を右膝の上にのせる
- 右手は、お尻の後ろ辺りにそっと置く
- 胸を右側に回して、体をねじる
- 背筋を真っ直ぐ伸ばしたまま、息を吐きながらねじりを深くする
- ポーズをキープしながら、ゆっくり3呼吸ほど呼吸を繰り返す
- 息を吸いながら、体を正面に戻す
- 左右反対側も同じように行う
無理に体をひねると筋肉などを痛める恐れがあるので、できる範囲で行いましょう。
腸を効果的に刺激する上体ねじりのポーズは、腸活ヨガにおすすめですよ。
ガス抜きのポーズ
腸活ヨガに最適なポーズは、ガス抜きのポーズです。
抱えた両膝と呼吸の動きによって、適度な腹圧が加えられることで、腹部の血流を良くして腸に優しい刺激を与えます。
ポーズの名前の通り、腸のガス抜きにも効果的で、腹圧がかかることによってガスの排出をサポートします。
腹部の血行が促進されることによって、お腹の張りや不快感の解消も期待できますよ。
【やり方】
- 仰向けに寝転がる
- 両膝を胸に近づけて、両手で抱える
- 息を吐きながら、太ももでお腹を押すように、膝を体に引き寄せる
- 息を吸いながら、お腹を膨らませて膝を離す
- 息を吐きながら、再び膝を体に引き寄せる
- 股関節はリラックスさせたまま、お腹の動きを意識しながら、深呼吸をする
- 呼吸に合わせて、3〜5 回繰り返す
ガス抜きのポーズは、腸を優しくマッサージするようなイメージでリラックスして行いましょう。
橋のポーズ
橋のポーズも、腸活ヨガにおすすめのポーズです。
腹部や背部を伸ばすことによって、滞りがちな骨盤周りの血流が良くなり、内臓の位置が整い腸の動きが活発になります。
お尻を持ち上げようとすると、腰痛につながりやすいので注意が必要です。
腕でしっかり床を押し、お腹にも力を入れながら腰を浮かせるイメージで行いましょう。
【やり方】
- 仰向けになって、足は腰幅に開いて両膝を立てる
- 腕を真っ直ぐに伸ばして、手の平を床につける
- 息を吸いながら、腕で床を押して、お尻を床から上げる
- 5呼吸キープする
- 息を吐きながら、ゆっくりお尻を下ろす
橋のポーズでは、腹筋が効率良く刺激されます。
腸活に加えてウエストが引き締まるなど、女性にとってうれしい効果が期待できますよ。
コブラのポーズ
コブラのポーズも腸活ヨガにおすすめです。
腹圧が上がるポーズのため、腹筋が鍛えられて排便時に腹圧を高めやすくなります。
呼吸を止めず、深呼吸を繰り返しながら行うのが効果を高めるポイントです。
腰を反らせて体を持ち上げようとすると、体を痛めやすくなってしまうため、胸を開いて上体を引き上げましょう。
【やり方】
- うつぶせになり、足は肩幅に開いて、足の甲が床につくようにする
- 腕は手の平を下にして肩の辺りに置く
- 息を吸いながら両手で床を押して、ゆっくり胸と顔を引き上げる
- 視線は斜め上に向けた状態で、姿勢をキープする
- 息を吐きながら、ゆっくりと元の姿勢に戻る
- 10回ほど繰り返す
コブラのポーズは、腹圧をかけて内臓の働きを高める効果もあるため、空腹時に行うのが最適です。
下半身ねじりのポーズ
下半身ねじりのポーズも、腸活ヨガに効果的でおすすめです。
腹部やウエストを左右に大きくねじることによって、腸が直接刺激を受けて腸のぜん動運動を促します。
腹部の血流が良くなるため、お腹が張っていたりガスがたまったりしている場合にも効果的です。
【やり方】
- 仰向けに寝て、両手を横に伸ばし、手の平は下向きにして足は閉じる
- 左膝を立てて、左足を右膝の上にのせる
- 右膝にのせた左足を、骨盤からひねって右へ倒す
- 顔はねじった方向と反対の左に向けて、5呼吸、姿勢をキープする
- 右足も同じように行う
骨盤から動かすことを意識して腰をねじり、下半身ねじりのポーズの効果をより高めましょう。
まとめ
腸活ヨガをすると、どのような効果が得られるのか気になりますよね。
本記事では、腸活ヨガについて、女性にうれしいたくさんの効果と詳しいやり方を解説しました。
腸活ヨガは免疫力のアップや情緒の安定、美肌につながるなど、さまざまな効果が得られます。
本記事を参考に腸活ヨガにチャレンジして、体の内側からきれいを目指してくださいね。
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