除草剤を無害な材料で手作りしよう!作り方・使い方・注意点もご紹介

 

「雑草の処理をしたいけど、市販の除草剤は薬剤の害が不安……」

そんな時、無害な除草剤があったら嬉しいですよね。

本記事では、身近な材料で無害な除草剤を手作りする方法と、使い方・注意点をご紹介します。

安心して使える除草剤について知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

手作りする無害な除草剤の材料になるもの

手作りできる無害な除草剤の材料には、どのようなものがあるのでしょうか。

主な材料を3種紹介します。

  • お湯
  • お酢やクエン酸
  • 重曹

 

お湯

水を沸騰させて熱湯にして雑草にかけるだけで、ある程度の除草効果に期待できます。

熱湯の高温により植物の細胞が壊され、枯らしてしまうのです。

お湯を沸かすだけなので、特別な準備は必要ありません。

薬剤を使うこともなく即効性があり、人にも環境にも優しいにもメリットです。

ただし、雑草を完全に根絶できない可能性があるなどのデメリットもあるので注意が必要です。

家工房マガジン

 

お酢やクエン酸

お酢やクエン酸は、食品にも使われるほどの安全性の高さが魅力です。

水で薄めるだけで手軽に作れるのもメリットでしょう。

お酢やクエン酸が持つ酢酸の力で、植物の葉緑素を退化・減少させて光合成を阻害します。

光合成ができなくなった植物は、成長を妨げられて枯れてしまうのです。

ただし、効果はお酢やクエン酸がかかった部分のみで、長期間の効果には期待できません。

(参考: 農家web

 

重曹

重曹は食品などに使用されることが多く、安全に使用できるのが魅力です。

また、重曹の主成分・炭酸水素ナトリウムには、優れた殺菌効果があります。

農薬の中には重曹を主成分としているものがあるほど、重曹には除草効果があると言われているのです。

重曹が植物の内部に浸透するとエチレンを活性化させ、細胞を壊死させます。

細胞壊死が進むと植物は枯れてしまうのです。

さらに重曹は、葉の気孔から水分の蒸発を促し、雑草を枯らす効果があります。

(参考:草刈り110番

 

お湯を使った無害な除草剤の手作り方法

まずはお湯を使った無害な除草剤の作り方と使い方を説明します。

 

作り方・使い方

水をやかんなどで水を沸かして沸騰させ、熱湯の状態で雑草に直接かけます。

沸かしたての熱いお湯が特に効果的です。

表面だけでなく根にも行き渡るように、しっかりと根の部分にも熱湯をかける必要があります。

 

注意点

熱湯をかけると目に見えるところは枯らすことができますが、実は根っ子が生きているという場合があります。

根が生きていると、しばらくするとまた雑草が生えてくるでしょう。

一時的に表面を枯らすことはできても、根本的な除草効果にはあまり期待できません。

雑草を根絶するには熱湯を広い範囲にかけなければならないので、何度もお湯を沸かす手間と、熱湯を運ぶために往復する労力がかかります。

また、気を付けないとやけどの危険性も高いので、取り扱いに十分な注意が必要です。

 

お酢・クエン酸を使った無害な除草剤の手作り方法

次に、お酢・クエン酸を使った無害な除草剤の作り方と使い方を解説します。

 

作り方・使い方

クエン酸を使った除草剤の作り方は、クエン酸を水で薄めるだけです。

食用でなく安価な掃除用でかまいません。

濃度は5%程度で、水道水500mlに対してクエン酸25gをよく溶かし、スプレーボトルに移して雑草に噴霧します。

ジョウロでまいてもいいでしょう。

お酢にもクエン酸と同じような効力がありますが、酢酸濃度が5%程度なので、薄めずにそのまま原液で使う必要があります。

 

注意点

クエン酸やお酢がかかった部分のみに効果があります。

葉や花から根に浸透したり移行したりすることはないので、葉や花にかけても根を枯らすことはできません。

他の除草剤と比べると除草効果は劣ります。

酢を原液で使う場合はツンとした臭いがあるため、近隣への配慮が必要です。

また、近くの枯らしたくない植物にかからないように注意しましょう。

なお、お酢・クエン酸の除草剤は、表面に出ている部分を枯らす即効性はありますが、効果の長続きには期待できません。

 

重曹を使った無害な除草剤の手作り方法

最期に、重曹を使った無害な除草剤の作り方と使い方を解説します。

 

作り方・使い方

重曹を水に溶かすだけで除草剤が作れます。

使う重曹は食用グレードでなく、掃除用で十分です。

濃度は5~10%程度で、水道水1000mlに対し重曹150gを溶かします。

適切な段取りの上でジョウロや除草剤散布用のポンプで散布すると、十分な効果に期待できます。

 

注意点

除草の効果を上げるためには、重曹をしっかりと浸透させる必要があります。

雑草の表面を傷つけ、傷ついたところから重曹が染み込んで行くように流し込むことが大切です。

重曹を散布する前に、カマなどで雑草を刈って傷つけると効果的ですが、手間がかかるのがデメリットといえるでしょう。

また、他の除草剤のように即効性や高い除草力には期待できず、草むしりを何度もするよりは楽という程度の効果です。

肌荒れの原因になる場合もあるので、直接肌に触れないようにしましょう。

 

まとめ

雑草の処理をしたいけど、市販の除草剤を使うのは不安だという方は多いのではないでしょうか。

除草剤が小さな子どもやペットに悪影響を及ぼすのも心配です。

そんな時、無害な除草剤があったら嬉しいですよね。

本記事では、除草剤を身近で無害な材料で手作りする方法と、使い方・注意点について詳しく解説しました。

雑草に悩んでいる方は本記事を参考に、無害で安心な除草剤を手作りしてみてくださいね。

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