クエン酸除草剤のメリット・デメリットは?簡単な作り方も解説

 

「庭の雑草が伸び放題、クエン酸除草剤を使ってみたい!」

しかし、クエン酸除草剤が雑草にどれくらい効果があるのかわからないことも。

本記事では、クエン酸除草剤のメリット・デメリットと、簡単な作り方を解説します。

クエン酸除草剤を使ってみたいけれど、除草剤としての効果を知りたい方は参考にしてくださいね。

 

クエン酸除草剤のメリット

クエン酸除草剤のメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

メリットは3つあります。

  • 小さな子どもやペットのいる家でも安心して使える
  • 安価で手に入る
  • 好きなときに好きな量だけ作れる

詳しく説明します。

 

小さな子どもやペットのいる家でも安心して使える

クエン酸除草剤のメリットの1つめは、小さな子どもやペットのいる家でも安心して使えることです。

みかんやレモンなどの柑橘類や、梅干しなどに含まれる酸味成分がクエン酸です。

市販のクエン酸は、デンプンなどの糖質を発酵させて抽出しています。

クエン酸は食品や飲料に添加されたり、掃除の用途に使われたりする、人体にも環境にもやさしい物質です。

子どもやペットが遊ぶ庭の除草に、クエン酸除草剤は安心して使用できますよ。

 

安価で手に入る

クエン酸除草剤のメリットの2つめは、安価で手に入ることです。

クエン酸は、大きく分けると食品用と掃除用の2種類があり、除草剤に使う場合はより安価な掃除用をおすすめします。

掃除用のクエン酸の相場は、約300gで300円〜400円、約500gで400円〜500円程です。

クエン酸はホームセンター・ドラックストア・スーパー・100均などで購入できます。

庭全体を除草する場合は、少量ではすぐに使い切ってしまうので、大容量の購入がいいでしょう。

 

参考:たのしむこと大好き

 

好きなときに好きな量だけ作れる

クエン酸除草剤のメリットの3つめは、好きなときに好きな量だけ作れることです。

クエン酸と水道水さえあれば、クエン酸除草剤が簡単に作れます。

雨が降ると、せっかく散布した除草剤が全部流れてしまうので、天気予報を見ながら晴れた日を狙って作るといいでしょう。

また、庭の広さや雑草の生育状況に合わせて、必要な時期に必要な量のクエン酸除草剤を作ってくださいね。

 

クエン酸除草剤のデメリット

クエン酸除草剤のデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

  • 市販の除草剤と比べて効果が低い
  • 繁殖力の高い植物の除草にはむかない
  • 雑草を予防する効果は得られない

詳しく説明します。

 

参考:隣のカインズさん

 

市販の除草剤と比べて効果が低い

クエン酸除草剤のデメリット1つめは、市販の除草剤と比べて効果が低いことです。

市販の除草剤のスタンダードといわれるグリホサートを原料とした除草剤は、葉にかけた成分が根まで運ばれて、植物全体を枯らします。

また、根や塊茎からの次世代の発生をも抑制するなど、高い除草効果を発揮するのです。

しかし、クエン酸除草剤は成分がかかった部分にのみ効果があり、根まで枯らすことはできません。

即効性はあるものの長く効果が続かず、市販の除草剤よりも効果が低いのです。

 

参考:宮原福樹園

 

繁殖力の高い植物の除草には向かない

クエン酸除草剤のデメリット2つめは、繁殖力の高い植物の除草には向かないことです。

地下茎で爆発的に繁殖するドクダミやスギナなどの雑草は、ちぎれた根の一部からでも再生可能です。

クエン酸除草剤は、植物の葉緑素を退化・減少させ、光合成を阻害することで植物の成長を抑制して枯死させます。

クエン酸がかかったところにのみ効果があり、地中の根まで枯らすことはできません。

繁殖力の高い植物には、根まで枯らす性質を持った除草剤が必要です。

 

参考:草刈り110番

 

雑草を予防する効果は得られない

クエン酸除草剤のデメリット3つめは、雑草を予防する効果は得られないことです。

除草剤には、土の表面に散布して雑草の発芽を抑えたり、発芽直後に枯死させたりする予防タイプがあります。

予防タイプは、土壌そのものを変えることで雑草の種や根の成長を妨げるのです。

クエン酸除草剤は、成分が付着した部分の成長を阻害して枯死させるので、予防効果は期待できません。

 

参考:農家web

 

クエン酸除草剤の作り方

そもそも、クエン酸除草剤はどうやって作るのでしょうか?

クエン酸除草剤の自作に必要なものと、作り方の手順について詳しく説明します。

 

参考:タスクル

 

必要なもの

クエン酸除草剤を手作りするために必要なものは、以下の3つだけです。

  • 1リットルサイズのペットボトル…1個
  • 水道水…1リットル
  • クエン酸…50g

 

手順1:ペットボトルにクエン酸を入れる

手作りのクエン酸除草剤は、酢酸濃度が5%程度になるように調整して作ります。

クエン酸は無色でにおいが無く、水溶性なので水に溶けやすい性質です。

空のペットボトルに、粉末のクエン酸を50g入れます。

安価な掃除用のクエン酸を使用するといいですよ。

 

手順2:ペットボトルに水道水を加える

クエン酸の入ったペットボトルに、1リットルの水道水を入れます。

ペットボトルを振って、クエン酸をよく溶かします。

クエン酸除草剤はあまり日持ちがしないので、作りすぎないように注意が必要です。

出来上がったクエン酸除草剤は、じょうろやスプレーボトルに移し替えて使用しましょう。

 

まとめ

環境や人体への影響を考えて、クエン酸除草剤の使用を検討している方は多いでしょう。

しかし、クエン酸除草剤の雑草への効果がわからず使用を躊躇することも。

本記事では、クエン酸除草剤のメリット・デメリットと、簡単な作り方を紹介しました。

ぜひ本記事を参考に、クエン酸除草剤を使ってみてくださいね。

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