安心・安全な除草剤を手作り!クエン酸を使った作り方を解説

 

「安全な除草剤で雑草を処理したい!」

市販の薬剤を使用した除草剤は、ペットや子どもへの影響が気になりますよね。

そんな時には、家庭にある安全な材料を使って、ペットや子どもが触れても安心な除草剤を手作りしてはどうでしょう。

本記事では、クエン酸を使った安心・安全な除草剤の作り方を詳しく説明します。

クエン酸を利用した安全な除草剤を手作りしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

クエン酸の除草効果

クエン酸には、植物を枯らす効果があります。

クエン酸は、植物の葉緑素を退化・減少させ、光合成を妨げます。

光合成を阻害された植物は、成長ができなくなって枯れるのです。

クエン酸がかかったところにのみ効果が出るので、根を枯らすことはできません。

即効性はありますが、効果が長続きしないので、こまめに散布する必要があります。

参考:農家web

 

クエン酸除草剤のメリット・デメリット

クエン酸で作った除草剤には、メリットとデメリットがあります。

  • メリット
  • デメリット

詳しく説明します。

 

メリット

クエン酸を使った除草剤のメリットは、安全で手軽に使用できることです。

クエン酸除草剤は、クエン酸と水で作られます。

クエン酸は、レモンやみかんなどの柑橘類や、梅干しや酢などのすっぱい食品に含まれる成分です。

クエン酸は、トウモロコシやさつまいもなどのデンプンを発酵させて製造される、人にも環境にもやさしい安全な物質です。

無色無臭で水に溶けやすいクエン酸を使ったクエン酸除草剤は、ペットや子どもがいても安心して使用できますよ。

 

デメリット

クエン酸を使った除草剤のデメリットは、散布する場所を選ぶことです。

クエン酸は酸性の性質をもっているので、アルカリ性の成分を分解しやすい特性があります。

鉄などのさびやすい金属に、クエン酸除草剤が付着するとサビの原因になるのです。

また、コンクリートにはアルカリ性の性質があるので、酸性のクエン酸除草剤がかかると劣化が早まります。

他にも、大理石などの石材にかかるとカルシウムやマグネシウムに反応して、ツヤが失われる恐れがあります。

クエン酸除草剤を散布する場所に、酸に弱い物がないか注意が必要です。

 

手作りのクエン酸除草剤の作り方

クエン酸を使って作る除草剤の作り方は、とても簡単です。

  • 手順1:ペットボトルにクエン酸を入れる
  • 手順2:ペットボトルに水を加える

必要なものと併せて詳しく説明します。

参考:農家web

 

必要なもの

クエン酸除草剤を作るために必要なものは、次の通りです。

  • 水道水…1リットル
  • クエン酸…50g
  • 1リットルサイズのペットボトル…1個

クエン酸は、スーパー・ドラッグストア・100均・ホームセンターなどで購入できます。

 

手順1:ペットボトルにクエン酸を入れる

クエン酸を使った手作りの除草剤は、クエン酸の濃度を5%に調整して使います。

食用・掃除用のクエン酸がありますが、安価な掃除用で十分です。

粉末のクエン酸50gを1リットルのペットボトルに入れます。

 

手順2:クエン酸が入っているペットボトルに水を加える

クエン酸が入っているペットボトルに水道水を加え、クエン酸を水によく溶かします。

クエン酸は水に溶けやすいので、クエン酸の量を増やしても溶け残る可能性は少ないです。

あまり日持ちしないので、使用する分だけ作って、できるだけ使い切るようにしましょう。

 

手作りのクエン酸除草剤の使い方

クエン酸除草剤の使い方は、除草剤をじょうろやスプレーボトルに入れて、枯らしたい雑草にかけるだけです。

クエン酸がかかった部分にだけ効果があるので、茎葉にたっぷりとかけます。

雨がふると、かけた除草剤が流れ落ちてしまうので、天気の良い日を選んで使用すると良いでしょう。

 

クエン酸以外に除草に使えるもの

クエン酸以外にも、自然素材で除草に使えるものはあるでしょうか。

安心して除草に使えるものは、2つあります。

  • 重曹

詳しく説明します。

参考:となりのカインズさん

 

酢も安全に除草に使えます。

食酢は農薬取締法によって安全性が認められているので、農耕地でも使用可能です。

酢の主成分は酢酸なので、クエン酸と同じ様に、雑草に付着すると光合成を阻害して枯死させます。

散布する場合は、枯らしたくない植物にかからないように注意が必要です。

また、酢にはツンとした臭いがあるので、使用する際は近隣への配慮をしましょう。

 

重曹

重曹も安全に使える手作り除草剤として、使用できます。

重曹を水に溶かして散布しますが、重曹を使った除草剤には即効性がありません。

除草剤が雑草に浸透しやすいよう、鎌やはさみであらかじめ雑草に傷をつけておく必要があるのです。

重曹は、肌荒れの原因になる場合があるので、肌に付着しないように注意が必要です。

 

塩を使うのはNG

除草剤として、塩を使用することは危険です。

塩を使った除草剤には、他の自然素材で作る除草剤よりも強力な効果があります。

塩の浸透圧の作用で雑草の水分が抜けて、枯死させるのです。

1度土にまいた塩は分解されずに残り続け、雑草だけでなく他の植物も生えてこなくなります。

また、塩は金属の腐食を引き起こし、コンクリートを劣化させるので、配管や住宅の基礎部分に悪影響を与える恐れがあります。

塩による除草は土や周辺環境に大きなダメージを与えるので、やめましょう。

参考:ARUHIマガジン

 

まとめ

次々と生えてくる雑草を抜くのは手間がかかるので、除草剤を使いたいですよね。

しかし、化学薬品を使った市販の除草剤だと、人体や環境への悪影響が気になることも。

そんな時は、安全な材料を使って除草剤を手作りできると嬉しいですね。

本記事では、クエン酸を使用した安全に利用できる除草剤の作り方を解説しました。

ぜひ本記事を参考に、クエン酸を使った除草剤を使ってみてくださいね。

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