「断捨離するときって、何から捨てればいいのかな?」
断捨離をしようと思っても、「いつかは使うかも」と考えると処分できず、もう何から捨てたらいいかわからなくなってしまいますよね。
筆者も断捨離にハマる前は、ブランドのロゴ入り紙袋や着られない洋服を「いつか使える」と思って手放せずに困っていました。
ですが手放す基準を知ってから、不要なものを処分ができ、部屋がスッキリした状態をキープできています。
本記事では、断捨離のポイントと場所別の捨てるべきものを紹介します。
なかなか不要なものを手放せないとお悩みの方は参考にしてくださいね。
断捨離に必要な3つのポイントとは?
断捨離を成功させるには、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
断捨離を成功させるためのポイントは、以下の3つです。
- ものを手放すことを恐れない
- 必要・保留・不要の3つに分類する
- 思い出のあるものは最後に判断する
詳しく説明します。
ものを手放すことを恐れない
断捨離を成功させるには、ものを手放すことを恐れてはいけません。
ものを手放すことが恐い人は、手放したあとで後悔したくない方も多くいます。
ですが、収納できる場所は限られているので、不用品を手放さないまま新しいものが増えていくと絶対に部屋は片付きません。
ものを手放すのが恐い時には、手放す基準を調整すると仕分けしやすくなります。
たとえば1年着なかった洋服は手放すというのはよく聞きますが、基準となる期間を伸ばして5年着ていないものは捨てると決めましょう。
5年も着てなかったら、着ない理由も一つではないので、手離してもいいかもと思えるはずです。
まずは自分が後悔しない断捨離の基準を見つけて、少しずつ手放すことに慣れていきましょう。
参考:EcoRing
必要・保留・不要の3つに分類する
断捨離を成功させるポイントは、必要・保留・不要の3つに分けることです。
判断に迷った時は「保留」を選ぶことで、断捨離で悩む時間が減って、作業時間が短縮されます。
例えば筆者は、必要・保留・不要を次の基準で仕分けしています。
- 必要:使用頻度が高く、現在使用中のもの
- 保留:どうするか決めかねているもの
- 不要:長期間使わず、今後も使う予定がないもの
断捨離では仕分けの作業が一番時間がかかりますが、迷ったら「保留」に仕分けして、次の機会に判断するようにしています。
断捨離の基準は人によって違いますが、自分なりの判断基準があるとスムーズに分けられますよ。
参考:エコリング
思い出のあるものは最後に判断する
思い出のあるものは最後に判断するようにすると、断捨離が上手くいきやすいです。
思い出があるものを断捨離しようとすると、当時の感情などが蘇りやすく、手放すかどうか判断するのに時間がかかります。
思い入れがあるものは急いで断捨離すると後悔しがちなので、最後にじっくり考えるのがオススメです。
筆者が子どもが小さい頃に描いた絵を断捨離した時は、当時の出来事が思い出されて作品鑑賞会になってしまいました。
その日は断念したのですが、次の日にママ友から「写真に残しておいたら後で見れるよ」と教えてもらったんです。
確かに写真に残せばいつでも見返せると気づき、子どもの作品を全て写真に収めて本物は手放しました。
感情が動くと冷静な判断ができなくなるので、思い出があるものは最後に時間をかけて判断すると後悔しにくくなりますよ。
参考:ハピ得マガジン
何から捨てる?断捨離の基準とは?
では、断捨離をする際には何から捨てていったらいいのでしょうか?
断捨離にハマっている筆者が思う捨てるべき基準は、以下の3つです。
- 明らかに不要なもの
- 壊れているもの
- 2年以上使わなかったもの
詳しく説明します。
明らかに不要なもの
断捨離をするなら、明らかに不要なものは優先的に捨てましょう。
パッと見て不要とわかるものなら、悩むことなく手放せますよね。
たとえば、ゴミや壊れたもの、期限が過ぎた紙類などは分類するまでもないので、先に手放してしまいましょう。
断捨離はものが少ない方が捗るので、悩まなくてもいいものから手放すのがオススメです。
壊れているもの<
壊れているものも、早い段階で捨てていいもののひとつです。
なかには壊れているけど思い入れがあるとか、部品取りのためとか、理由があって残している人もいるでしょう。
ですが、理由もなく残しているのは捨てるのが面倒だからですよね。
壊れたものは使っていないことがほとんどなので、捨てた分新しいものを手に入れるスペースが生まれます。
筆者は欠けてしまった食器が増えると、模様替えのチャンスと思って新しいものと入れ替えています。
壊れているものは今後使う予定もないので、早めに手放すのがオススメです。
2年以上使わなかったもの
筆者は、2年以上使わなかったものも、断捨離で不用品と判断しています。
2年以上も使っていないものは、今後も使う可能性が低いと思っているからです。
例えば、一目惚れして買った洋服も数年経ったら好みが変わっているかもしれないし、自分の歳に合わないと感じるかも。
思い入れがあるものや書類関係は別ですが、ほとんどが2年使っていなければ今後使う可能性は限りなく低いと言えるでしょう。
場所別に断捨離!何から捨てる?
断捨離する場所によって、先に捨てるべきものが変わってきます。
断捨離をすることが多い場所である以下の5つで早めに捨てるべきものを紹介します。
- キッチン
- 洗面所
- リビング
- 玄関
- クローゼット
キッチン
キッチンの断捨離をするなら、不要な食器や調味料・食材から捨てましょう。
キッチン関係のグッズは、使う・使わないがハッキリと分かれる場所です。
明らかに不要と思うようなものは、先に捨てた方が断捨離がしやすくなるため、まずは不要な食器や調味料・食材から手離します。
例えば食器類であれば、次のようなものは今後も使う機会はほぼないので、捨てても問題ありません。
- 1年以上未使用だったもの
- 欠けている・汚れがついている食器
- 賞味期限が切れた調味料や食材
- 大量にある使い捨て食器
筆者もキッチンの断捨離の時には、まず収納できる量や必要量を確認して、大量にあった食器や調味料を一気に処分。
パッと見て不要だとわかるので、すぐに仕分けが終わり、ついでに冷蔵庫の掃除までやる余裕があるほどでした。
食器棚や冷蔵庫・パントリーの奥は、使わないものや期限切れになったものがありがちなのでまとめて手放しましょう。
洗面所
洗面所は家族の私物も多くある場所なので、まずは自分のものから断捨離し始めましょう。
家族のものであっても勝手に断捨離するのは、トラブルのもとです。
たとえば中身のほとんど入っていないシャンプーの容器も、不要品に見え捨てたくなりますが、持ち主は詰め替え用を入れて再利用しようとしているかも。
そんな時に勝手に捨ててしまったら、「なんで捨てたの!?詰め替えられないじゃん!」と文句を言われてしまいます。
私物が多い場所は、トラブルにならないよう、まずは自分のものから断捨離を始めた方がいいでしょう。
リビング
リビングも自分以外の持ち物が多い場所なので、壊れたものや明らかに不要な品から断捨離していきましょう。
明らかに壊れているものが、家族の持ち物だったら、確認を取りながら断捨離します。
特に壊れた家具や家電、使えないリモコンやコード類、読まない雑誌や古くなったお便りなどはいらないですよね。
思い出があるものなどは捨てるか悩みやすいので、まずは明らかに不要品とわかるものから捨てて全体量を減らしていきましょう。
参考:筆子ジャーナル
参考:ワンナップLIFE
玄関
玄関も私物が多い場所なので、まずは壊れていたり汚れていたりするものから捨てましょう。
明らかに壊れているものであれば、家族もいらないと思っている可能性が高いです。
なので仕分けをする前に家族に確認してもらっておくと、断捨離がスムーズに進みます。
筆者の家の玄関には、壊れたり錆びたりしたビニール傘や、かかとがすり減った靴や壊れたサンダルが置かれたままになっていました。
家族には前日に捨てていいか確認していたので、当日は自分の分を仕分けするだけでよく、あっという間に片付きました。
家族の私物は、事前に確認しておくとスムーズに作業でき、トラブルも起こりにくいですよ。
クローゼット
クローゼットは自分のものが入っている場所なので、自分の判断基準で断捨離できます。
クローゼットの断捨離は、中に入っているものを全て出して仕分けするのですが、最初に捨てるのはサイズが合わない服や好みじゃないものです。
たとえばサイズが合わない服は着れないですし、好みじゃない服もあえて着ようとは思いませんよね。
最初は悩まなくても判断できるものから始めると、決めやすいのでモチベーション高く断捨離が続けられオススメです。
まとめ
いざ断捨離をやろうと思っても家にものが溢れていたのでは、どこから手をつけて良いかわからなくなってしまいますよね。
ですが、断捨離を成功させる3つのポイントがわかれば、ものを手放す基準が明確になってスムーズに仕分けできるでしょう。
本記事では、断捨離を成功させる3つのポイントと場所別の捨てるべきものを紹介しました。
記事内で紹介した内容を参考に、手放しやすいところから断捨離を始めてみてくださいね。
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