他人の顔色を気にしたり、意見に合わせたりせず、自分軸で生きたいと思っている人は多いのではないでしょうか?
しかし、「自分軸で生きることはわがままな生き方なのでは?」と不安になることも。
本記事では、自分軸で生きることとわがままは何が違うのか?5つの特徴を詳しく解説します。
自分軸で生きたいと思っている方はぜひ参考にしてください。
自分軸で生きることとわがままは違う!それぞれの特徴は?【自分軸編】
自分軸で生きることとわがままは何が違うのでしょうか?
まずは自分軸で生きることの特徴を5つ解説します。
- 自分の意思や考えを大切にしている
- 自分の意思や考えを他の人に押し付けない
- 自分の意思や考えが最優先
- 前向きな言葉を使う
- 行動に一貫性がある
自分の意思や考えを大切にしている
自分軸で生きている人は、自分の意志や考えを大切にしています。
他人軸で生きていると他人の考えに流されがちですが、自分軸で生きている人は、人と考えが違っても自分の信じたものを貫けます。
たとえば行きたくない飲み会に誘われたとき、他人軸の人は嫌々行きますが、自分軸の人は断ることができるのです。
自分の意思や考えを他の人に押し付けない
自分の意思や考えを他の人に押し付けないということも、自分軸で生きている人の特徴です。
他人軸で生きていると、人と意見が違った際に、まるで自分が間違えているような感覚に陥ることがあります。
その感覚に耐えられないので、他人軸の人は他人に自分の考えを押し付けてしまいがちです。
しかし自分軸の人は自分と考えが違っても「それはそれ」と切り離して考えられます。
たとえば、自分が行きたい映画に友人を誘って断られたとしても、無理やり連れて行ったりせず「次回は一緒に」と言えるのです。
自分の意思や考えが最優先
自分軸で生きると、自分の意思や考えが最優先になります。
他人軸で生きていると、本当の自分の考えを犠牲にし我慢するのでストレスが溜まります。
しかし自分軸で生きる人は、自分の考えをきちんと言えるので我慢するわけではありません。
自分の意思や考えが最優先の生き方は、自分らしい、ストレスフリーな生き方なのです。
前向きな言葉を使う
前向きな言葉を使うのも、自分軸で生きている人の大きな特徴の一つです。
自分軸で生きている人は、自分の人生は自分で決断し切り開くという覚悟があるため、後ろ向きなネガティブ言葉は使いません。
たとえば何かに失敗した時、他人軸で生きる人は言い訳や後悔を口にしますが、自分軸で生きる人はどうしたらいいかを考え「次は成功するぞ」と前向きな言葉を口にします。
行動に一貫性がある
自分軸で生きている人は、行動に一貫性があります。
他人軸でいると、他人の考えに左右され優柔不断になりますが、自分軸で生きている人は、他人の意見に左右されず一貫した行動をとれます。
やったりやらなかったりせず、「やる」と決めたらやり続けられるのです。
自分軸で生きることとわがままは違う!それぞれの特徴は?【わがまま編】
自分軸で生きることとわがままは何が違うのでしょうか?
わがままな人の特徴を5つ解説します。
- 協調性がない
- 他人の考えや意見を尊重しない
- 場の空気が読めない
- 愚痴や言い訳が多い
- 他人との境界線があいまい
協調性がない
協調性がないのは、わがままな人の特徴の一つです。
自分軸の人はあくまで「むやみに自分を犠牲にしてまで他人を優先しない」というだけで、必要な時にはきちんと周りと協力して物事を成し遂げます。
しかし、わがままな人はいつでも「自分が最優先」。
目的が何であれ、自分にデメリットがある場合は、周りと協力しようとしないのが特徴です。
他人の考えや意見を尊重しない
他人の考えや意見を尊重しないのは、わがままな人の特徴です。
自分軸の人は、自分の心の中に確固たる信念を持っているので、例え周りが違う意見を持っていても揺るがずに尊重できます。
しかしわがままな人は、あくまで「自分の意見を通したい」と思っているので、自分と違う意見を受け入れることができないのです。
たとえば複数人で旅行の予定をたてている時、海にいくことで決まりかけているのに、一人だけ山に行きたいと意見を変えず結局行き先が決まらない状態になるなど。
他人の考えや意見を尊重しないのは、単なるわがままです。
場の空気が読めない
場の空気が読めないことも、わがままな人の特徴です。
わがままな人は、多数の人が自分の意見と違う方を望んでいることがわかっていても、自分の意見さえ通れば良いので、場の空気を悪くしてしまいがち。
たとえば、会社の清掃を全員でやる日と決まっていても「服が汚れるからやりたくない」とやらなかったりその日に休んだりしてしまうのです。
自分軸の人は「自分と周りは違う」ということを理解しているので、自分の意見を持ちながらも、周りとうまくコミュニケーションが取れます。
愚痴や言い訳が多い
わがままな人は、愚痴や言い訳が多いという特徴があります。
わがままな人は相手に賛同されなかったり、違う意見を言われたりすると、「自分への攻撃」と捉えてしまいがち。
結果的に、自分を正当化するために言い訳が多くなってしまうのです。
しかし自分軸の人は、何か失敗をしても自分の人格とは切り離して考えられるので、素直に行動を改めることができます。
たとえば、何か問題がおきたとき「あの人のせいでこうなった」「私は知らなかった」と愚痴や言い訳を続けるのはわがままです。
他人との境界線があいまい
他人との境界線があいまいなことも、わがままな人の特徴です。
わがままな人は、自分の意見は他人も同じ意見なのだという自己中心的な考えをするため、自分と他人が区別できなくなります。
だからこそ他人が自分と違う意見であることが許せなかったり、注意を「攻撃」と受け取ったりして不機嫌になってしまうのです。
自分軸で生きることはわがままじゃない!よくある3つの勘違い
自分軸で生きることは、決してわがままなこととは違います。
自分軸で生きることとわがままについて、よくある3つの勘違いを説明します。
- 自分軸になっても周りに迷惑は掛からない
- 自分軸は周りに冷たいわけではない
- 自分軸になっても嫌われることはない
自分軸になっても周りに迷惑は掛からない
自分軸になっても、周りに迷惑は掛からないことが、わがままとの違いです。
自分軸がしっかりある人は、自分に軸があるように他人にもそれぞれ軸があることを知っていて、他人の軸を侵害しません。
自分の軸を大切にしても、周りに迷惑を掛けることにはならないのです。
自分軸は周りに冷たいわけではない
自分軸で生きることは、周りに冷たいわけではありません。
自分軸を持っている人は、「他人に好かれたい」や「良く思われたい」という気持ちがなく、むやみに他人に合わせません。
「そんな態度だと冷たいと思われるのでは?」と心配になるかもしれませんが、自分軸の人は自分だけではなく周りのこともきちんと見ています。
きちんと思いやりのある行動をとれるので、冷たいわけではないのです。
自分軸になっても嫌われることはない
自分軸になっても嫌われることはないのが、わがままとの違いです。
自分軸のある人は、他人の意見を素直に認め理解しようとするので、自分の意見だけを押し通そうとするわがままとは違います。
たとえお互いの意見が違っても、相手の考えも受け入れた上で状況を見て臨機応変に対応できるため、嫌われることはないのです。
まとめ
「自分軸で生きることはわがままな生き方なのでは?」と不安になることはありませんか?
自分軸で生きることと、わがままは違います。
本記事では、自分軸で生きることとわがままは何が違うのか、5つの特徴を詳しく解説しました。
自分軸で生きたいと思っている方はぜひ参考にしてくださいね。
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