「どうしたら子育てと仕事を両立できるのだろう……」
子育てママにとって、母親に偏りがちな家事育児と仕事の両立は悩みの種ですよね。
実は、子育てと両立しやすい仕事があるのです。
本記事では、子育てママに人気の仕事ランキングと子育てを両立する職場の選び方をご紹介します。
子育てを疎かにせずに仕事をしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
子育てママに人気の仕事ランキング
子育てママに人気の仕事にはどのようなものがあるのでしょうか?
ランキングをご紹介します。
- 1位 事務職
- 2位 接客・飲食業
- 3位 医療系専門職
- 4位 製造・軽作業
- 5位 保育士
- 6位 コールセンター
- 7位 ライター
(参考:RS MEDIA【子育てと両立できている仕事ランキング】働くママ375人アンケート調査)
1位 事務職
子育てママに人気の仕事ランキング1位は「事務職」です。
事務職の仕事には、伝票処理や書類作成などの「デスクワーク」や、電話対応や来客対応などの「接客ワーク」などがあります。
企業によっては人事や労務を兼任していたり、秘書・経理の役割を持っていたりと、仕事内容は幅広い特徴があります。
事務職は時間管理しやすく残業が少ないこと、基本的に内勤なので転勤がないことなども、子育てと両立しやすい理由です。
先輩ママの話では、人員配置に余裕があり、子供の急な発熱や行事に休みを取りやすいことも事務職がおすすめな理由だそうです。
2位 接客・飲食業
子育てママに人気の仕事ランキング2位は「接客・飲食業」です。
接客・飲食業の仕事はシフト制で、飲食店のホール担当や携帯ショップの窓口での案内などがあります。
短時間勤務が可能でシフトの融通がきくため、子供の行事に合わせて休みを取りやすいのが特徴です。
子育て中のスタッフも多く、境遇が似ているので理解しあえるメリットもあります。
快くシフトを代わってもらえる理解のある職場なら、子育てママにとっては精神的な負担が軽くなり働きやすいですね。
3位 医療系専門職
子育てママに人気の仕事ランキング3位は「医療系専門職」です。
医療系専門職には、看護師や薬剤師、理学療法士などがあります。
パートや派遣の仕事も多く、自分の都合に合わせて働けるため子育てと両立しやすいです。
女性が多い職場のため、産休育休や育児短時間勤務の制度を利用しやすく、雇用形態や勤務時間の変更も融通がききます。
病院や薬局はどの地域にも複数箇所あるので、自宅の近くの職場を選びやすいのも嬉しい一面です。
ただし、人が少なく急な休みへのフォロー体制が整っていない職場もあるため、フォロー体制が充実した職場を選ぶ必要があります。
薬剤師の子育てママの体験談によると、薬剤師が子育てしながら復帰するには薬局やドラッグストアがベストのようです。
大手薬局やドラッグストアは時短などの制度が整っており、子育て中のママ薬剤師も多いため理解が得やすいからです。
4位 製造・軽作業
子育てママに人気の仕事ランキング4位は「製造・軽作業」です。
製造・軽作業は主に工場での勤務で、製造ラインに入って検品や機械への投入作業、検査などをする仕事があります
検査・検品などの座り仕事の場合、体力的にも楽で帰宅後に家事育児をする体力を残せます。
先輩ママの体験談によると、人が多いので休みやすく、残業が少ないことが子育てと両立しやすい一番のメリットです。
基本的にシフト制のため、自分の都合に合わせて働けるのも大きなポイントです。
5位 保育士
子育てママに人気の仕事ランキング5位は「保育士」です。
保育士は小学校入学前の子供たちを預かり、生活全般のお世話をしながら基本的な生活習慣を身につけさせる仕事です。
一般的には1日8時間勤務で、早朝保育や延長保育を行っている保育園では「早番・中番・遅番」のシフトで回す場合もあります。
保育士の職場は境遇が似ている人が多く理解が得やすいため、休みやすい、精神的な負担が少ないなどのメリットがあります。
保育園だけでなく、病院の託児コーナーや児童発達支援センターなどで働く選択肢も。
パートや契約社員の保育士として働くと、持ち帰る仕事もなく定時で帰れるため、子供との時間を取りやすいです。
6位 コールセンター
子育てママに人気の仕事ランキング6位は「コールセンター」です。
コールセンターは電話を通してお客様とやり取りする業務で、商品やサービスへの問い合わせに対応したり売り込んだりします。
シフトの自由度が高く、短時間勤務も可能など勤務形態に融通がきくことがメリットです。
子育て中の女性も多く、子供の急な発熱などで休みやすいのも子育て中のママが働きやすいポイント。
在宅で仕事をする場合もあり、通勤時間が必要ないため家事育児と両立しやすくなります。
先輩ママの体験談によると、人と話すコールセンターの仕事は子育て中に感じがちな社会からの孤立感を軽減できる良さもあるようです。
7位 ライター
子育てママに人気の仕事ランキング7位は「ライター」です。
ライターは依頼された企画内容に合わせて文章を書く仕事で、資格がいらないため未経験でも仕事を始められます。
必要なスキルは、読者が理解できる正しい日本語作成能力と、クライアントとやりとりするためのコミュニケーション力です。
在宅で仕事ができ、自分の生活パターンに合わせて作業時間や作業量を調整できるのが子育てママが働きやすいポイント。
通勤の必要がないため、子供の急な体調不良や行事にも対応しやすいのが大きなメリットです。
子育てを両立する職場の選び方
子育てを両立するためには、どのような職場を選ぶのが良いのでしょうか。
3つのポイントをご紹介します。
- 勤務体制に融通がきく職場
- 子供がいる場所や家から近い職場
- 子育てに理解がある職場
勤務体制に融通がきく職場
子育てを両立する職場を選ぶ際、勤務体制に融通がきく職場かどうかが重要です。
3歳未満の子供がいる場合に勤務時間を原則6時間にできる「短時間勤務制度」が、法律により企業に義務付けられています。
企業によっては在宅勤務など育児と仕事の両立をサポートする制度がある場合も。
ただ制度があっても、社内に制度を使う体制が整っていないと、結局使えないケースもあります。
会社に制度があり、実際に制度の利用実績があるかどうかを事前に確認しておくと良いです。
子供がいる場所や家から近い職場
子育てを両立するためには、子供がいる場所や家から近い職場を選ぶことも大切です。
子供がいる場所や家から近い職場は、子供の急な体調不良にも対応しやすく、通勤時間も短いため家事や育児の時間を多く取れます。
子供にとっても、親が早く迎えにきてくれるのは嬉しいものです。
特に乳幼児はまだまだ親に甘えたい時期なので、なるべく早く迎えに行き甘えさせてあげるのが望ましいでしょう。
通勤による体力の消耗も少ないので、帰宅後に家事育児をする体力が残っており、自分の時間を確保する余裕もできます。
子育てに理解がある職場
子育てに理解がある職場を選ぶと、子育てを両立しやすくなります。
子育て中は子供の急な発熱や保育園の都合により、職場を早退したり休暇を取ったりしなければならないことも多くあります。
子育てに理解がないと、昇進や昇給しにくくなったり、任される仕事の幅が限定されたりすることも。
また早退や休暇を取るたびに同僚に仕事を代わってもらわなければならず、同僚から不満が出ることもあります。
精神的なストレス軽減や、キャリアへの影響を小さくするために子育てに対する理解がある職場かどうかは重要なポイントです。
まとめ
母親に偏りがちな家事育児と仕事の両立はワーママにとって永遠のテーマ。
実は、子育てと両立しやすい仕事があります。
本記事では、子育てママに人気の仕事ランキングと子育てを両立する職場の選び方をご紹介しました。
子育てを疎かにせずに仕事をしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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