「最近の物価高をしのげる節約の方法はないものかしら?」
物価全般が上がった昨今、家計を預かる者としては頭が痛いですよね。
実は、生活費を節約してお金が貯まる生活の知恵があるんです。
本記事は、節約上手の主婦に聞いたお金が貯まる生活の知恵12選を紹介します。
節約の方法をお探しの方は、本記事をぜひ参考にしてください。
【固定費編】節約上手の主婦に聞いた生活の知恵
節約上手の主婦は、まず固定費の削減を試みるケースがほとんどです。
固定費には主に以下の4つがあります。
- 住居費
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険料
詳しく説明します。
住居費
住居費は固定費の中でもかなり大きな割合を占めるため、見直すことができれば大幅な節約につながる可能性があります。
賃貸物件の場合は、住居費が手取り収入の3割を越えると家計を大きく圧迫します。
周辺の家賃相場を確認し大家さんや管理会社との家賃交渉をしてみて、無理なら会社の社宅や市営・県営住宅なども視野に入れ引っ越しを検討しましょう。
また、持ち家で住宅ローンがある場合は返済プランなどの見直しをしてみます。
タイミングによっては大幅に節約されたり返済期間が短くなったりする可能性がありますよ。
水道光熱費
水道や電気などの使用頻度を減らすのは難しいかもしれませんが、契約会社や契約プランを見直すことで節約につながる可能性があります。
日常の使い方や契約プラン・契約会社を見直すことで節約ができる場合があるからです。
小さい積み重ねは家族全員で心がけ使用量を減らし、契約プラン・契約会社を見直し今より安いプラン・会社に切り替え節約しましょう。
水道代、電気代、ガス代それぞれの節約法については次をご覧ください。
<水道代>
日々の水の使い方を見直しましょう。
「ついつい」出しっぱなしの量が、1ヶ月分になると「ついつい」の量ではなくなります。
歯磨きや石鹸で手洗いしているとき「すぐだから」「いちいち面倒だ」と水を出しっぱなしにしないで、こまめに開け閉めすることが大切です
また、明らかに水の使用量が多いのが風呂や洗濯です。
風呂の節水には、以下の工夫が効果的です。
・シャワーの使い方に気をつけこまめに止める
・浴槽の残り湯を洗濯に利用する
・シャワーヘッドを節水シャワーヘッドに変える
・手元止水機構付きヘッドなどの節水に効果的なものを使用する
洗濯の場合は、使用する洗剤のタイプ(液体もしくは粉末)を、汚れの程度で上手く使いわけると節約につながります。
<電気代>
電気の使用頻度を減らす努力はもちろんですが、契約会社や契約プランを見直すのが効果的です。
契約している電力会社の別プランの方が安い可能性もあります。
さらに、電力会社自体の切り替えも選択のひとつに加えておきましょう。
インターネット上で簡単にシュミレーションできるサービスを利用し、ほかの電力会社の情報も集め比較検討するのがおすすめです。
古い家電は電気代がとてもかかるので、省エネ家電に買い替えることも節約につながります。
家庭の光熱費の半分を電気代が占めるという家庭が多いので、電気代の節約は固定費の削減に大きく影響するでしょう。
<ガス代>
ガス代も節約が可能です。
電気と同じで、契約プランや契約会社を見直すことでストレスなく節約できるのです。
ガスの使い方をまったく変えずに、ガス代を減らせます。
今は電力会社やガス会社によっては電気とガスのセットプランがあり、契約すると割引が適用される場合もあります。
電気とガスのセットプランになると、支払いも1つにまとめられ手間も省けて便利ですよ。
通信費
通信費の見直しも、節約には欠かせない視点です。
スマートフォンなどの使い方とプランが適合しているか、細かくチェックしましょう。
光熱費と同じで、通信費も現在の契約プランの見直しが効果的だからです。
自分には必要のないオプションや契約に料金を支払っている場合があるので、オプションが有料に切り替わる前に手続きする必要があります。
データ通信をする方法も見直しましょう。
Wi-Fi通信は、ネット回線を使用するのでデータ通信量に料金がかかりません。
無料のWi-Fiスポットや自宅のWi-Fを利用してデータ通信を行えば、少ないパケットパックでも十分にネット通信できますよ。
保険料
保険料の見直しも、節約のために行っておきたい要素の一つです。
保険は万が一のために備えるものですが、保険をかけすぎて貯金ができないのでは本末転倒ですよね。
たとえば働き方が変わったのを機会に保険の内容を確認し、優先順位をつけたり、保障内容の重複がないかをチェックしたりするのがおすすめです。
改めて保険を見直すことで内容が整理され、解約や減額など節約につながる選択ができます。
特に保険料の割合が手取り収入の3%を超えている場合は見直してみてください。
【食費編】節約上手の主婦に聞いた生活の知恵
節約上手の主婦は、物価が高騰しても食費の負担を賢く減らしています。
たとえば、普段は調理で捨ててしまうものを使い切ったり、保存方法の工夫をしたりといった具合です。
食材の保存法や調理の主なやり方には次の4つがあります。
- 根菜の葉の部分は水耕栽培で育てる
- ブロッコリーの茎
- えびの殻
- 大根やにんじんその皮
それぞれ詳しく説明します。
根菜の葉の部分は水耕栽培で育てる
大根やにんじんの葉の部分・玉ねぎの先の部分などいつもは捨ててしまいますが、小さな器に水を入れて水耕栽培をしましょう。
数日で新しい芽や葉が伸びて、みそ汁の具材などに使えて便利です。
ブロッコリーの茎
ブロッコリーは、つぼみの部分だけ食べるのはもったいない食材です。
ブロッコリーの茎は皮をむいて筋をとれば、炒め物・ぬか漬け・みそ汁の具として食べられます。
味よし栄養よしのすぐれものです。
えびの殻
えびの殻(魚の骨でも可)はサッと洗って熱湯で15分ほど煮ます。
火を止めて5分置き、キッチンペーパーなどでこします。
栄養たっぷりで旨味の多い美味しいだしの完成です。
大根やにんじんの皮
大根・人参・さつまいも・れんこんなど根菜類の皮は、捨てずにきんぴらにしましょう。
細く切って油で炒め、甘辛い煮汁でいり煮にします。
副菜やお弁当のおかずになりますよ。
【その他編】節約上手の主婦に聞いた生活の知恵
固定費・食費以外にも、節約上手の主婦に聞いた生活の知恵はあります。
主なものは4つです。
- 自動車保険を見直す
- 子供の習い事を辞める
- 税金の節約
- サブスクリプションの数を決める
詳しく説明します。
自動車保険を見直す
節約を徹底するなら、自動車保険の見直しも行いましょう。
更新ハガキに促され、等級と金額を見て何となく面倒で毎回同じ会社で継続してしまってはいないでしょうか。
現在の自分と車の情報を自動車保険比較サイトを使って確認すれば、一度の入力で最安値と保険会社がわかります。
夫婦限定や年齢限定などの条件をつけるとさらに安くなるので、毎年一度、更新の時期には必ず見直すようにしましょう。
子供の習い事を辞める
子供の習い事の見直しも、節約につながる可能性があります。
「身に付けさせたい」「やらせてあげたい」と思っても、費用が家計を圧迫するようであればあきらめることも大切です。
たとえば、使える額をあらかじめ把握しておくと、本当に必要なものかどうか熟慮できます。
同じ習い事でも月謝が安いところを選んだり、子どもが望んでいない習い事は思い切って辞めたりという選択もありですよ。
税金の節約
税金の仕組みを理解し、節税に努めるのも賢い節約の知恵です。
税金は決して安い項目ではないので、仕組みについて勉強する価値はおおいにあります。
たとえば、年間2,000円の負担で返礼品がもらえるお得な制度のふるさと納税を利用して税金を支払うと、全国のいろいろなものを返礼品としてもらえます。
お米30キロやお肉5キロなどをもらうと、食費の節約にもつながりますよ。
サブスクリプションの数を決める
節約上手の主婦は、サブスクリプションの数を決めて増やさない傾向があります。
動画配信サービスや電子書籍のサブスクリプションは、一つひとつのサービスが高額ではないものの、確認してみると毎月結構なお金を使っている場合があるからです。
サブスクリプションの数の上限をあらかじめ決めておけば、増やしたい時にはどれかを解約しなければいけなくなるのでおすすめの方法です。
加入する数をあらかじめ決めておくと、入りたいサービスが出てくるたびに現状の見直しができるので、余計な加入を予防できます。
まとめ
昨今の物価上昇は、家計を預かる者としては頭が痛いですよね。
実は、生活費を節約してお金が貯まる生活の知恵があるんです。
本記事は、節約上手の主婦に聞いたお金が貯まる生活の知恵12選を紹介しました。
節約の方法をお探しの方は、本記事を参考にお金を貯めてくださいね。
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