「室内で柴犬を飼いたい!」
そんな時、柴犬の室内飼いのデメリットがわからないままだと、困りますよね。
実は柴犬を室内で飼うことにはいくつかのデメリットがありますが、メリットもあります。
本記事では柴犬を室内で飼うデメリットやメリット、必要なしつけを紹介します。
柴犬を室内で飼いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
柴犬の性格や特徴は?
柴犬はどんな性格や特徴を持っているのでしょうか。
4つの特徴があります。
- 独立心が強い
- 環境への順応能力が高い
- 運動能力が高い
- 年間を通して抜け毛が多い
詳しく説明します。
独立心が強い
柴犬はとても独立心が強い犬種という特徴があります。
愛玩犬として品種改良を加えられてきた犬種とは違い、日本犬の野性的な本能が強く残っているのです。
他の犬種と比べると、飼い主への依存が少なめです。
ずっとべったりと一緒にいるよりも、1人でいる時間を大切にする傾向があります。
環境への順応能力が高い
柴犬は、暑さや寒さなど環境への順応能力が高い犬種です。
日本の四季に順応し、呼吸で体温調節をすることができ、室内でも屋外でも飼えるのです。
しかし、近年の厳しい暑さや寒さに平気で耐えられるというわけではありません。
暑い時期にはエアコンを使ったり、涼しい場所を選べたりするように対策を取ることも必要です。
運動能力が高い
柴犬は、運動能力がとても高い犬です。
古くから猟犬として活躍していた柴犬は、筋肉質で丈夫なバランスの良い体を持っています。
筆者の愛犬も家ではいつもゴロゴロしていますが、庭に出るとボールを追いかけ、飛ぶように走るのです。
運動が好きな面もあるため、定期的にしっかりと運動をさせてあげる必要があります。
年間を通して抜け毛が多い
柴犬は年間を通して、非常に抜け毛が多い犬種です。
特に春と秋の季節の変わり目には、気温に合わせて一気に毛が生え変わる換毛期があります。
柴犬はサラサラのロングコートと、保温性のあるふわふわのアンダーコートという2種類の毛が生えたダブルコートの犬種です。
春には不要になった冬用の毛がごっそりと抜け落ちるので、特に抜け毛の多さを感じるでしょう。
秋にも夏用の毛が抜け、保温性の高い毛を生やそうとする換毛期があり、年間を通して抜け毛に悩まされます。
柴犬を室内飼いする上で気になるデメリット
柴犬を室内で飼う時には、どんなデメリットがあるのでしょうか。
大きなデメリットを3つ紹介します。
- 抜け毛の掃除が大変
- 運動不足になりやすい
- 室内で飼うためのしつけが必要
詳しく説明します。
抜け毛の掃除が大変
柴犬を室内で飼うデメリットは、抜け毛の掃除がとても大変なことです。
柴犬はダブルコートの犬種で、季節の変わり目になると気温に合わせて不要な毛がごっそりと抜け落ちるのです。
筆者も室内で柴犬を飼っていますが、換毛期は1日に何度掃除機をかけても、すぐにふわふわと抜け毛が舞う状態になります。
柴犬を室内で飼うと、家も服も毛だらけになるので覚悟が必要です。
運動不足になりやすい
柴犬を室内で飼うと、運動不足になりやすいというデメリットがあります。
室内で飼うと、ゆったりと寝ている時間が多くなり散歩以外の運動時間が無くなりがちなのです。
筆者の愛犬も、庭にいるときは飛んできた鳥や虫を相手に走り回っていますが、家ではずっと寝転がってゴロゴロとしています。
室内では柴犬が走れる場所を準備したり、遊んであげたりするのも難しいため運動不足になりがちなのです。
室内で飼うためのしつけが必要
柴犬を室内で飼うためには、しっかりとしつけをすることが必要です。
しつけをせずに室内で飼うと、お互いにストレスを感じるようになってしまいます。
柴犬は独立心や縄張り意識が強いため、飼い主をリーダーだと認識させる必要があります。
さらに安心して眠れる、柴犬だけの居場所を作ってあげることも大切です。
室内で一緒に気持ちよく過ごすための最小限のしつけが大切です。
柴犬の室内飼いはデメリットだけじゃない!3つのメリット
柴犬を室内で飼うことには、デメリットしかないのでしょうか。
大きな3つのメリットがあるので紹介します。
- 健康管理がしやすい
- 病気や事故から守れる
- 家族と一緒の時間が過ごせる
詳しく説明します。
健康管理がしやすい
柴犬を室内で飼うと、健康管理をしやすいというメリットがあります。
室内にいると必然的に視界に入っている時間が増え、一緒にすごすことやスキンシップも増えるのです。
スキンシップが増えると、皮膚や体の表面にある異常にもすぐに気付くことができるでしょう。
室内なら、暑さや寒さから愛犬を守ってあげることができますよね。
室内飼いは屋外よりも2~3年長生きできる可能性があるため、なるべく長く愛犬と過ごしたい人には大きなメリットです。
病気や事故から守れる
柴犬を室内で飼うと、病気や事故から守れるというメリットもあります。
室内では、蚊やマダニなどの害虫から愛犬を守りやすく安全です。
愛犬の脱走だけでなく、他人からの虐待や誘拐などの事故も防げます。
屋外では愛犬が視界に入らない時間が増えるため、心配ですよね。
室内で飼えば、愛犬は安全な場所で安心して過ごせるでしょう。
家族と一緒の時間が過ごせる
柴犬を室内で飼うと、家族と一緒の時間をたくさん過ごせるのも大きなメリットになります。
柴犬は本来群れで暮らしてきた動物なので、仲間である家族と一緒に居たいのです。
独立心の強い犬種なので、ずっとべったり一緒にいたいわけではなくても、同じ空間で過ごせるだけで幸せなのです。
筆者は疲れている時やイライラした時に、室内でくつろいでいる愛犬を見ていつも癒されています。
愛犬と一緒に過ごせるのは、柴犬にも飼い主にも大きなメリットです。
柴犬を室内で飼うために必要なしつけ2選
柴犬を室内で飼うために、絶対に必要なしつけは何があるのでしょうか?
大切な2つのしつけを紹介します。
- 飼い主と信頼関係を築くための服従トレーニング
- トイレトレーニング
詳しく説明します。
飼い主と信頼関係を築くための服従トレーニング
柴犬を室内で飼うためには、飼い主との信頼関係を築くための服従トレーニングが大切です。
柴犬は独立心が強いため、しっかりと飼い主をリーダーとして認識させなければ、ワガママで攻撃的になる恐れがあります。
服従トレーニングができていないと、ケージの掃除や体のお手入れなどができません。
愛犬も飼い主も気持ちよく一緒に生活するために、服従トレーニングが必要なのです。
忠誠心の高い柴犬なので、しっかりとトレーニングをすればお互いにストレスのない生活ができるでしょう。
トイレトレーニング
柴犬を室内で飼うためには、トイレトレーニングをすることが非常に大切です。
トイレトレーニングをしなければ、室内のどこにでも排泄をされてしまい、一緒に室内で暮らせなくなってしまいます。
室内のトイレと決めた場所でだけ排泄ができるように、しっかりとしたトレーニングが必要です。
ただし柴犬は頑固で潔癖なので、散歩で排泄することを覚えると室内のトイレでは排泄しなくなる傾向があります。
室内で排泄ができないと、大雨や台風の中でも散歩に行く必要が出たり、愛犬が膀胱炎になってしまったりすることも。
室内の決まった場所で排泄ができるように、しっかりとトレーニングをしましょう。
まとめ
室内で柴犬を飼うことに、どんなデメリットがあるのかが分からないと、困りますよね。
実は柴犬を室内で飼うことには、デメリットがありますがメリットもたくさんあります。
本記事では柴犬を室内で飼うデメリットやメリットのほか、室内で飼うために必要なしつけを紹介しました。
「柴犬を室内飼いしたいなぁ」と考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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