「メルカリで取引が完了した商品は削除したほうがいいの?」
取引完了後もそのままにしてしまいがちなメルカリの商品ページを、削除するのとしないのでは売れ行き等に何か影響があるのでしょうか。
本記事では、メルカリで200件以上取引経験のある筆者が、メルカリの取引完了後に商品を削除するメリットとデメリットについてお伝えします。
取引完了後の商品を削除するか迷う方は、ぜひ参考にしてくださいね。
メルカリの取引完了後に商品を削除するメリット
メルカリの取引完了後に商品を削除するとどんなメリットがあるのでしょうか?
以下の2つのメリットが挙げられます。
- 販売中の商品が見やすくなりスムーズな購入につながる
- 余計なコメントを回避できる
それぞれ詳しく説明します。
販売中の商品が見やすくなりスムーズな購入につながる
取引完了後に商品を削除すると、販売中の商品が見やすくなり、スムーズな購入につながります。
メルカリは複数の商品をまとめて購入するユーザーも多く、販売中の商品がわかりやすく整理されていれば、一度にまとめて商品が売れる可能性も高まります。
出品が多くなるほど、販売中と売り切れの商品が入り混じって画面が見づらくなりがちです。
特に出品数が多い場合は、取引が完了した商品は削除するといいでしょう。
余計なコメントを回避できる
余計なコメントを回避できるのも、取引完了後に商品を削除するメリットのひとつです。
商品を削除しなければ、取引完了後でも何がいくらで販売されたのか、すべてのユーザーが見られます。
そのため、販売中の別の出品のコメントに購入希望者の問い合わせがくることがあるのです。
筆者も人気アイドルのグッズを取引完了後も削除せずにいたところ、「同じ商品の出品予定はないですか?」と何件もコメントが来た経験があります。
出品していないものについてコメント対応するのは、正直に言うと非常に面倒でした。
コメント対応に煩わされたくない方は、取引後に商品を削除するのがおすすめです。
メルカリの取引完了後に商品を削除するデメリット
メルカリの取引完了後に商品を削除するとどんなデメリットがあるのでしょうか?
以下の2つのデメリットが挙げられます。
- 過去の取引が確認できなくなる
- 購入用アカウントだと誤解されることがある
それぞれ詳しく説明します。
過去の取引が確認できなくなる
取引完了後に商品を削除すると、購入を検討中のユーザーが出品者の過去の取引を確認できなくなるというデメリットがあります。
出品者は自身の過去の取引を「売上履歴」から確認できますが、商品を削除してしまうと、他のユーザーは確認できません。
出品している商品のジャンルやコメント対応の様子がわかりにくくなるため、人によっては実績がない出品者と思われてしまうことも。
商品は一度削除してしまうと元には戻せないため、少なからず実績があることを示せる程度には商品を残しておくのが無難です。
購入用アカウントだと誤解されることがある
購入用アカウントだと誤解されることがあるのも、取引完了後に商品を削除するデメリットのひとつです。
購入用アカウントだと誤解されると、「出品には慣れておらずトラブルになるのでは?」等、いらぬ心配をユーザーに与えることも。
メルカリでは顔の見えない相手と取引を行うので、取引経験があると目に見えてわかるほうが安心できますよね。
取引完了後の商品もある程度は残しておくと、余計な心配を与えず購入を検討してもらいやすくなります。
メルカリで取引完了した商品は削除してる?残してる?
メルカリで取引完了した商品はどうするのがよいのでしょうか?
削除している人と残す人、それぞれの体験談を5つご紹介します。
- 【削除する派】販売中の商品が見やすくなるよう削除する
- 【削除する派】値下げ交渉の材料にされるのを避けるため削除する
- 【削除する派】取引中に不愉快な思いをした商品は削除する
- 【残す派】販売したいものと同じジャンルの商品を意図的に残す
- 【残す派】自分が販売したものがわかりやすいように残す
削除する・残す意図もあわせて、詳しく説明します。
【削除する派】販売中の商品が見やすくなるよう削除する
メルカリをよく利用している筆者の知人のAさんは、販売中の商品が見やすくなるように、取引完了後の商品は削除しているそうです。
Aさんは出品数が多いため、プロフィールページを見やすくすることを意識しています。 ただし出品数が少ない場合は、取引完了後の商品を残しておくそうです。
もしAさんが購入する人の立場なら、いくつか取引完了後の商品があるほうが、実績がある出品者だとわかり安心感があるからです。
自身の出品数にあわせて、削除するかどうか判断するといいですね。
【削除する派】値下げ交渉の材料にされるのを避けるため削除する
筆者の知人のBさんは、値下げ交渉の材料にされるのを避けるため、取引完了後の商品は削除するそうです。
Bさんはメルカリで植物を出品しているのですが、成長すると重さも変わるので、必要に応じて価格を改定しています。
しかし、取引完了後も商品を残しておくと過去の価格がわかるので、小さいサイズだったときの値段と一緒にしてほしいと値下げ交渉されて困ったそうです。
似ている商品を過去に安い価格で出品している場合は、削除するのがよいでしょう。
【削除する派】取引中に不愉快な思いをした商品は削除する
筆者の友人のCさんは、取引相手の言動によって不愉快な思いをした場合は、取引後2週間経ったら速攻削除していると話していました。
Cさんは日常的にメルカリを利用しているので、目に入ると嫌な気持ちになってしまうものは積極的に削除しているのです。
そのため、見た目が可愛くないものや自身の好みでないものも、取引から2週間経過して削除できるようになったらすぐに消すそうです。
メルカリを気持ちよく利用するための工夫として、ぜひ参考にしてくださいね。
【残す派】販売したいものと同じジャンルの商品を意図的に残す
筆者はどちらかといえば残す派で、特に販売したいものと同じジャンルの商品を意図的に残すようにしています。
取引完了後も商品を残しておくことで、過去の出品に興味を持ってくれたユーザーが問い合わせをしてくれることがあるからです。
筆者はアイドルグッズを出品することが多いのですが、問い合わせコメントから取引が成立した経験があります。
出品していなかったグッズについて「ありますか」とコメントがあり、手放すいい機会としてお譲りすることにしました。
ただし人気の商品だと、出品予定を聞かれる等コメント対応に追われることもあるため、残す商品はある程度絞るのがおすすめです。
【残す派】自分が販売したものがわかりやすいように残す
筆者の友人のDさんは、自身がメルカリで販売したものがわかりやすいように、取引完了後も商品を削除せず残しているそうです。
読み終わった本をメルカリで販売したことを忘れてあちこち探した経験があるそうで、以来何を売ったのかわからなくなるのが怖いので残しているのだとか。
販売後も商品を残しておけば、プロフィールページを見ると出品したものがひと目でわかるので便利ですよね。
ものの管理に苦手意識のある人は、取引完了後も商品を残しておくほうが安心できそうです。
まとめ
メルカリで商品が売れたあと、ついつい放置しがちな取引完了後の商品ページ。
削除しなくても利用に支障はなさそうですが、実際のところ削除したほうがいいのか気になりますよね。
本記事では、メルカリの取引完了後に商品を削除するメリット・デメリットについてお伝えしました。
メルカリユーザーの「取引完了後の商品を削除する派・しない派」それぞれの意見もご紹介したので、ご自身のスタイルにあわせて取り入れてみてくださいね。
コメントを残す