「メンタルが良くないときって、便秘のときが多い気がするけどなぜだろう？」

腸内環境が悪く便秘をすると、メンタルの不調を起こしやすくなります。

しかも、便秘を放置しておくことで、うつ病になってしまうこともあるのです。

本記事では、腸内環境が悪化するとメンタルに影響する原因と、便秘を解消してメンタルを整える方法を紹介します。

便秘が続いてメンタルの不調を感じる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

便秘でうつ病になりやすいのはなぜ？腸とメンタルの関係

腸内環境が悪化し便秘になると、メンタルにも影響し、うつ病を発症しやすくなります。

なぜでしょうか。

便秘からうつ病になりやすい原因には、次の2つがあげられます。

• メンタル不調の原因は腸内環境の悪化によるセロトニン不足
• セロトニン不足によるストレスでさらなる便秘に

詳しく説明します。

 

メンタル不調の原因は腸内環境の悪化によるセロトニン不足

便秘でうつ病になりやすい原因の一つとして 腸内環境の悪化によるセロトニン不足があげられます。

幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは、腸から送られてきた材料をもとにして作られています。

ですから、腸内環境の乱れが起こるとセロトニン生成が阻害されてしまうのです。

セロトニンが不足することで、過度にストレスを感じたりうつ病を発症しやすくなったりするのではないかと言われています。

セロトニン不足にならないよう、腸内環境を整えておくことは大事なのです。

参考　Reライフnet

 

セロトニン不足によるストレスでさらなる便秘に

便秘が原因でうつ病になりやすいのは、セロトニンの分泌が減ることでよりストレスを感じやすくなり、腸内細菌のバランスがくずれさらなる便秘を引き起こすこともあります。

ストレスがかかり、緊張・不安・イライラなどすることにより腸の動きが悪くなり、便秘を悪化させることもあるのです。

このように、メンタルと腸は密接な関係にあります。

腸内環境を整え便秘を予防するため、ストレスを軽減することはとても大事なのです。

 

便秘を解消してメンタルを整える方法

では、便秘を解消してメンタルを整える方法にはどのようなものがあるでしょうか。

便秘解消には次の6つがあげられます。

• こまめな水分補給を心がける
• 腸内環境を整える 食事を意識す
• 適度な運動を習慣づける
• マッサージをする
• 排便習慣をつける
• 便を柔らかくする薬を飲む

詳しく説明します。

 

こまめな水分補給を心がける

便秘を解消してメンタルを整えるためには、こまめな水分補給を心がけることが大切です。

水分が十分にとれていないと、便が硬くなり便のかさが減るため、腸内で移動しにくく便秘につながるためです。

こまめに水分をとり、1日に1.5リットル以上を目安に補給しましょう。

朝起きてすぐに、水か白湯・牛乳などをコップ1杯飲むことで、腸が刺激されて便意が起こりやすくなるのでおすすめです。

参考　大正製薬　コーラック

 

腸内環境を整える食事を意識する

腸内環境を整える食事を意識することも、便秘を解消して メンタルを整える方法の一つです。

腸内の善玉菌を増やし腸内環境が整うことで、腸の動きが活発になり、スムーズな排便につながるためです。

食物繊維を豊富に含む野菜や海藻、きのこ類を意識してとるようにしましょう。

ヨーグルトや納豆など、発酵食品を取り入れるのもおすすめです。

食事は3食規則正しくとり、食事の内容を見直して、腸内環境を整えていきましょう。

 

適度な運動を習慣づける

便秘を解消してメンタルを整えるためには、適度な運動を習慣づけることも大切です。

適度な運動をすることで筋肉が動き、腸への刺激となり、便秘解消につながります。

また、ウォーキングやジョギングなど有酸素運動をすることも、効果的です。

毎日決まった運動ができない場合も、出勤時に一駅分余分に歩くことや、なるべく階段を使うことも意識してみましょう。

家事や仕事の合間に、ストレッチをするだけでも効果はあります。

毎日少しずつでも適度な運動ができるよう、日常生活に取り入れていきましょう。

 

マッサージをする

お腹のマッサージをすることも、便秘を解消してメンタルを整えるためには大切です。

お腹のマッサージを行うことで腸の蠕動運動を促せるためです。

おヘソを中心に大きく「の」の字を書くように時計回りにマッサージします。

大腸の流れに合わせ、肛門へ移動させるイメージで行うといいです。

マッサージは、いつでもどこでも手軽に腸に直接刺激を与えられるので、おすすめです。

 

排便習慣をつける

排便習慣をつけることも、便秘を解消してメンタルを整えるための方法の一つです。

自分の排便のリズムを作ることで、便秘解消が期待できるからです。

毎日同じ時間帯に排便する習慣をつけることをおすすめします。

特に朝食後は腸の動きが活発になるので、朝食後にトイレに座る習慣をつけると効果的です。

排便時に落ち着いてゆっくりと時間をかけることも大事です。

時間に余裕をもち、リラックスして、定期的な排便を心がけましょう。

 

便を柔らかくする薬を飲む

便秘を解消してメンタルを整えるためには、便を柔らかくする薬を飲むことも一つの手段です。

腸内に便がとどまると、水分が吸収されてどんどん硬い便になりさらに出しにくくなるため、便を柔らかくする薬を飲むことも有効です。

例えば、酸化マグネシウムは便の水分量を増やして柔らかくし、排便しやすくなります。

食事や運動などの生活習慣を改めても排便がないときは、医師に相談して便を出しやすくする薬を処方してもらいましょう。

 

まとめ

腸内環境が悪く便秘をすると、メンタルの不調を起こし、うつ病になってしまうこともあります。

本記事では、腸内環境が悪化するとメンタルに影響する原因と、便秘を解消してメンタルを整える方法を紹介しました。

便秘が続いてメンタルの不調を感じる方は、ぜひ参考にしてくださいね。