職場での孤立・いじめがつらい!社内いじめの事例や自分でできる対処法を紹介

 

「職場でいじめを受けて孤立していて、毎日がつらくて仕事も手につかない…。」

職場での孤立やいじめは、陰湿で放置しておくとだんだんエスカレートしていきます。

いじめを受けた人は、強い苦痛を受け続けるために精神的に追い込まれ、自分の人生を棒に振ってしまうことも。

本記事では、社内いじめの事例や、自分でできるいじめの対処法を紹介します。

何の心配もなく仕事に集中したい方は、是非本記事を参考にしてくださいね。

 

職場におけるいじめのよくある事例

職場におけるいじめのよくある事例にはどんなものがあるのでしょうか。

主な事例は次の4つです。

  • 無視する
  • 激しく叱責する
  • 無理難題を押し付ける
  • 仕事を与えない

詳しく解説します。

 

無視する

職場におけるいじめのよくある事例に、無視することがあります。

職場で無視することは、個人の問題だけでなく周囲にも波及し、業務にも支障が出てくる可能性があるからです。

上司や同僚から無視されつづけることで自分の存在を否定された気持ちになり、じわじわと精神的に追い込まれてしまいます。

「聞こえなかったかな?」「忙しいからかな?」と初めのうちはいい方に解釈していても、度かさなれば意識的な行動だとわかりますよね。

気まずい雰囲気は、周囲にも伝染するものです。

コミュニケーションが取りにくくなることで業務に支障が出てくるかもしれません。

無視することは子どもじみた行動な感じがしますが、とても悪辣ですね。

 

激しく叱責する

激しく叱責することも、職場におけるいじめのよくある事例の1つです。

度を越した指導や叱責は、充分職場いじめになり得ます。

誰でも仕事に取り組んでいて、時にはミスすることもあるでしょう。

同じミスを繰り返さないために、上司からの指導や叱責があるのは仕方がありません。

しかし、事務所内に知らしめるような大声で頭ごなしに怒鳴られたら、それはもう「パワハラ」と言うより「いじめ」です。

また相手によって叱責・指導の対応の仕方が違う場合なども、職場いじめを疑ってしまいますよね。

 

無理難題を押し付ける

職場におけるいじめの事例の1つに、無理難題を押し付けることもよくあります。

間違いなく一日で終わりそうにない量の仕事をやらされたり、引き継ぎもない初めての業務を押し付けられたりするのも、職場いじめに該当するからです。

そういう人は、無理難題を押し付けて仮にうまくできたら高い評価は自分のもの、トラブル発生時の責任は現場に丸投げするのです。

いくら仕事のできる人でも、無理難題を押し付けられたらいじめを疑ってしまいますよね。

 

仕事を与えない

仕事を与えないことも職場におけるいじめのよくある事例の1つです。

仕事を与えてもらえないことは、「君は必要ないんだよ」と直接言われるのと等しいことだからです。

会社に出勤して、仕事らしい仕事を与えられずに雑用で退社時間になって帰るのを繰り返すだけ。

周囲の目には楽をして給料をもらっているように映るかもしれません。

しかし、本人は「自分は何をしに来たんだろう」「自分の存在価値はないのか」と考えてしまうでしょう。

こなせない量の仕事を与えられるのも大変ですが、仕事をさせてもらえないのも苦痛ですよね。

 

職場での孤立・いじめがつらいのを放置するとどうなる?

職場での孤立・いじめがつらいのを放置すると、以下のように心身ともに不調を起こすことも考えられます。

  • ストレスで体調を崩す
  • 心を病んでしまう可能性も

詳しく説明します。

 

ストレスで体調を崩す

職場での孤立・いじめがつらいのを放置した場合に、ストレスで体調を崩す場合があります。

ストレスによって自律神経のバランスが乱れ免疫力を低下させるからです。

ストレスが限界に達すると、風邪やインフルエンザなどの感染症・睡眠障害・肥満・心血管疾患など健康状態に影響を及ぼします。

ストレスの溜めすぎを私たちの体は敏感に察知し、反応してしまうのです。

 

心を病んでしまう可能性も

ストレスは免疫力を低下させ体の調子を崩すだけでなく、精神状態が不安定になるなど心を病んでしまう可能性もあります。

たとえば、うつ病・パニック障害・適応障害などの精神疾患に罹ってしまうこともあるのです。

涙もろくなった・理由なく不安に陥ってしまう・物事に興味がなくなったなど、いつもと違う自分に気がついたら、心の病気かもしれません。

 

職場で孤立していじめを受けた場合の対処法

職場で孤立していじめを受けた場合は、どうしたらよいのでしょう。

職場いじめの対処法には主に次の3つがあります。

  •  上司や人事部・社内の相談窓口に相談する
  •  証拠を集めて外部機関に持ち込む
  •  転職を検討する

詳しく解説します。

 

上司や人事部・社内の相談窓口に相談する

職場で孤立していじめを受けた場合の対処法の1つに、上司や人事部・社内の相談窓口に相談するということがあります。

職場で孤立していじめを受けた場合は、当事者間だけではなく会社の問題でもあるからです。

信頼できる上司や人事部・社内の相談窓口を利用して相談してみましょう。

もちろん、上司が職場いじめのメンバーに加わっている場合は、適切な相談相手ではありません。

信頼できる上司であれば、味方につけて職場での対処をしやすくなることも期待できます。

会社自体にいじめのあることを認知してもらうことで、解決方向にスムーズに進む可能性も。

いじめは放置するとどんどんエスカレートするので、早めの対処が必要です。

 

証拠を集めて外部機関に持ち込む

「社内の人に相談しにくい」などの場合は、証拠を集めて外部機関に持ち込むことも職場で孤立していじめを受けた場合の対処法です。

外部機関としては、労働局や労働基準監督署の「総合労働相談コーナー」や、法務局の「みんなの人権110番( 全国共通人権相談ダイヤル)」などがあります。

社内・外部機関いずれに相談するにしても、メールの文面やスマホの写真・動画・音声の録音、言われた言葉などを記録した日記やメモなどがあると良いですね。

また、いじめによって体調不良になり医療機関を受診した場合、診断書が証拠となるので保管しておきましょう。

事実確認の時間を短縮できるかもしれません。

(参考:厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」)

法務局「みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)」

 

転職を検討する

職場で孤立していじめを受けた場合、対処法として転職を検討してもよいでしょう。

そのまま過剰なストレスを受け続け、心身ともに体調を崩してからだと、取り返しがつかないことになりかねないからです。

転職することは「逃げ」のように捉えるかもしれません。

しかし、手遅れになる前に就労環境を一新し、人間関係も一から構築すると前向きに考え、

新しい仕事を始めるのも、いじめへの対処法の一つです。

 

まとめ

職場での孤立やいじめは表面化されにくく、誰に相談してよいのかもわからずに一人で悩みがちです。

強い苦痛を受け続け心身ともに追い込まれ体調を崩し、取り返しのつかないことになってしまうことも。

でも安心してください。

本記事では、社内いじめの事例や自分でできる対処法を紹介しました。

職場での孤立やいじめにお悩みの方は、本記事を参考にして自分の人生を取り戻してくださいね。

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