ペットの納骨はお寺でできる?お寺で供養するメリットと費用相場

 

大切な家族の一員であるペットが亡くなったら、最期のお見送りを丁寧にしてあげたいと飼い主さんなら思いますよね。

とはいえペットが亡くなったらどのように供養してもらえるのか、わからないことも多いものです。

本記事ではペットの納骨や供養の仕方やメリット、費用相場などについて詳しく解説します。

大切なペットの最期について真剣に考えたい飼い主さんは、参考にしてくださいね。

 

ペットの納骨はお寺で受け入れてもらえる?

そもそも、ペットの納骨は、お寺で受け入れてもらえるのでしょうか?

ペットの納骨を受け入れてもらえるお寺は少しずつ増えてきていますが、住職の考え方により受け入れていないお寺もあります。

仏教の世界では、ペットは人間よりも低い位置に考えられているのです。

仏教の世界には輪廻転生の考えがあり、輪廻転生とは六道の世界で何度も生死を繰り返し、新しい命に生まれ変わるといわれています。

六道の世界は地獄・飢餓・畜生・修羅・人間・天上の6つの世界を指す言葉で、ペットが生きている畜生の世界は、弱肉強食の世界で常に不安にさらされている世界です。

しかし、ペットは大切な家族の一員だからと、納骨を受け入れて供養してもらえるお寺も徐々に増えてきています。

 

お寺でペットの供養をするメリット

では、お寺でペットの供養をするメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

2つのメリットがあります。

  • 丁重に弔ってあげられる
  • ペットロスを防ぐのに役立つ

詳しく説明します。

 

丁重に弔ってあげられる

お寺でペットの供養をするメリットの1つ目は、丁重に弔ってあげられることです。

お寺でペットの供養をするということは、人間と同じように敬意をもって供養できるということです。

住職に読経をあげてもらい納骨と供養をし、お墓参りに行くことができるので、丁寧にお見送りしてあげられます。

 

ペットロスを防ぐのに役立つ

お寺でペットの供養をするメリットの2つ目は、ペットロスを防ぐのに役立つことです。

ペットロスはペットロス症候群といわれ、ペットを亡くした悲しい現実と向き合えず、長い間苦しんでしまう状態といわれています。

お寺で供養してもらい住職に話を聞いてもらうことで、悲しみが少しずつ癒えて気持ちを整理しやすくなり、ペットロスに陥るのを避けやすくなります。

 

お寺でペットを供養する場合の費用相場

お寺でペットを供養する場合の費用相場はどのくらいなのでしょうか?

本記事では次の4つのケースについて詳しく説明します。

  • 人間と一緒のお墓の場合
  • 人間と一緒の納骨堂の場合
  • ペットのみの納骨堂の場合
  • ペットのみの合祀墓の場合

 

(参考サイト:ペトリィ 小さな家族のセレモニー

 

人間と一緒のお墓の場合

人間と一緒のお墓でペットを供養する場合の費用相場は、90万円〜200万円と年間の管理費が数万円です。

住職の考え方に左右されるため、檀家になっているお寺がある場合はペットを一緒のお墓に入れてもいいか確認をし、親族の許可も必要でしょう。

檀家になっていない場合は、人間と一緒に入れるお墓を建ててもいいお寺を見つけ、直接問い合わせをすることです。

ペットと一緒に入れるお墓を受け入れてくれているお寺は少ないため、見つけたら早めに契約するか検討しましょう。

また、同じお墓に入ることが難しい場合でも、宗派を問わないのであればペットと一緒に樹木葬で供養してもらえるお寺を確認しておくといいでしょう。

 

人間と一緒の納骨堂の場合

人間と一緒の納骨堂でペットを供養する場合の費用相場は、16万円〜40万円です。

納骨堂は骨壺に入った遺骨を安置する場所で、年間管理費・初期費用・利用料が発生します。

将来的に墓守がいなくなり管理ができない場合は、永代供養費もかかってきます。

一般的なお墓を建てて人間と眠るよりも費用を抑えることができますし、お願いすれば人間とペット共にお寺で永代供養してもらえる可能性もあるでしょう。

ただし、人間と一緒の納骨堂はまだ少ないため、見つけたら早めの検討をおすすめします。

 

ペットのみの納骨堂の場合

ペットのみを納骨堂で供養する場合の費用相場は、1万円〜5万円です。

ペットの大きさにもよりますが、小型犬の場合は1万円〜、大型犬の場合は5万円ほどかかります。

ペットの納骨堂も人間の納骨堂と同じくさまざまで、ペットの名前を刻んだプレートを置いたり扉と鍵の付いたロッカー式の納骨堂だったり、棚が稼働したりするものもあります。

 

ペットのみの合祀墓の場合

ペットのみの合祀墓の場合の費用相場は、1万円〜3万円です。

ペットのみの合祀墓は、もっとも費用を抑えやすい供養方法といえるでしょう。

また、生前のペットの性格を考慮してたくさんの友達がいるところに眠らせてあげてあげたいと思う飼い主さんにも、ペットのみの合祀墓がおすすめです。

お寺の合祀墓の大きなメリットは、お寺がお墓の管理者なので、人間でいうところの墓守の役目をお寺が果たしてくれる点でしょう。

 

まとめ

大切な家族の一員であるペットが亡くなったら、悲しくても最期のお見送りを丁寧にしてあげたいと、飼い主さんなら思いますよね。

実は、ペットの供養にはさまざまな方法があるんです。

本記事では、ペットの納骨をお寺でするメリットや費用の相場について詳しく解説しました。

ペットと悔いのない最期を迎えたい方は、本記事を参考にしてくださいね。

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