「ずっと誰かの悪口ばかりが聞こえてきてストレス!」
他人の悪口ばかり聞こえてくる職場で働いていると、簡単に逃げる場所もなく、逃げると負けたような気がするので悩みますよね。
実は、逃げてしまうのも一つの解決手段です。
本記事では、悪口ばかりの職場の体験談や、対処法、退職の手順をご紹介します。
悪口ばかりの職場でストレスを抱えている人は、参考にしてくださいね。
悪口ばかりの職場でストレスが溜まる…経験談を紹介
そもそも悪口ばかり言う人は、なぜ悪口を言うのでしょうか?
主な理由として以下の4つが考えられます。
- リーダー的な地位を得たい
- 悪口が癖になっている
- 悪口で人を傷つけたい
筆者の体験談とともにそれぞれ詳しく解説します。
リーダー的な地位を得たい
悪口をいう人は、共通の敵を作ることにより仲間を増やし、リーダーシップを取ろうとしている可能性があります。
実は職場での悪口は団結力を高めるといわれているのです。
筆者が働いていた職場にいたとある女性は、時間があるといつも誰かの悪口を言っていました。
彼女が悪口を言い始めると、他の人も同調し、どんどん話が盛り上がっていくのです。
そして彼女は、共通の敵を作ることでみんなのリーダーという地位を獲得しました。
悪口が癖になっている
悪口ばかり言う人は、悪口以外の会話の糸口がないのでしょう。
ずっと「その場に居ない人」の悪口ばかり言っている人っていますよね。
悪口以外に話題がないのかもしれません。
あるいは「その場にいない人」の悪口を言うのが癖になっているのでしょう。
悪口が癖になっている人は、悪口を話している場に悪口の対象だった人が来たら、まるで何事もなかったかのようににこやかに会話をすることもあります。
そしてまた、他の「その場にいない人」の悪口を始めるのです。
話題が欲しいだけで、誰の悪口でもいいのかもしれません。
悪口で人を傷つけたい
聞こえるように悪口を言い、わざと相手を傷つけ攻撃する人もいます。
自分に逆らえないと分かっている立場の人を相手にし、相手が傷つく様子を見て自分のストレスを解消しているのでしょう。
筆者の過去の職場にも、目を付けた新人相手に、直接聞こえるように悪口を言う人がいました。
先輩から悪口を言われた新人は、次々と退職。
悪口を言った人は「最近の子はすぐやめる」と、嬉しそうに話しているように見えました。
悪口を言われた新人だけでなく、周りで見ている人もストレスを感じます。
社内全体のモチベーションが下がるのが問題です。
悪口ばかりの職場のストレスにはどう対処する?
悪口ばかりの職場のストレスは、どのように対処すればいいのでしょう?
効果的な対処法として以下の4つの方法があげられます。
- 自分の仕事にだけ集中する
- プライベートの時間を充実させる
- 部署移動できないか相談する
- 転職・退職を検討する
詳しく説明します。
自分の仕事にだけ集中する
職場は仕事をする場所だと割り切り、集中しましょう。
休憩時間もなるべく悪口の場には行かず、どうしてもその場にいなければならない場合は、右から左へ聞き流せるようになるといいですね。
悪口に関わらないようにし、自分の仕事を完遂することだけに集中するのです。
スルースキルを上げて無視できるようになりましょう。
プライベートの時間を充実させる
職場で溜まってしまったストレスを、プライベートの時間に全て発散してしまいましょう。
そもそも悪口を言っている人たちは、プライベートが充実しておらず、ストレスを職場で発散させているのかもしれません。
悪口を聞きながらも「次の休みは趣味のサーフィンに行って、大好きな友達と食事にも行こう!」と、楽しいことを考えられるといいですね。
部署移動できないか相談する
悪口ばかりの職場から部署移動などで離れられないか、信頼できる上司に相談するのもいいでしょう。
中には悪口ばかりを聞き続けてストレスが溜まり、実際に精神を病んでしまう人もいるようです。
ストレスは心身にそれほど大きな影響を与えます。
あなたが体調を崩してしまう前に、上司が対応してくれるかもしれません。
転職・退職を検討する
どうしても悪口から逃れることができず耐えられない時は、退職を検討するのも一つの手段でしょう。
実際に筆者も、人の悪口をいう職場全体の雰囲気に耐えられませんでした。
そして出産をきっかけに退職を決意したのです。
悪口ばかりの職場は、退職者も多く不安定です。
社員たちのモチベーションも下がりがちになります。
悪口のストレスに耐えられない時には、自分のスキルアップのためにも、退職を検討しても良いですね。
悪口ばかりの職場でストレスを溜めるデメリット
悪口ばかりの職場でストレスを溜めることに、どんなデメリットがあるのでしょうか?
悪口ばかりの職場には、主に2つの大きなデメリットがあります。
- 仕事へのやる気がなくなる
- 精神的に不安定になる
それでは詳しく見てみましょう。
仕事へのやる気がなくなる
悪口はチームワークの妨げになり、職場全体のモチベーションを下げてしまいます。
悪口を言うことでみんなが同じ方向を向き、団結力が上がった気がしますが、あくまでも一時的なもの。
離職者が出たり業務成績が落ちたりすれば、職場の雰囲気はいっそう悪くなるでしょう。
会社の経営状況を左右してしまいかねない、大きな問題になってしまいます。
精神的に不安定になる
職場でストレスがかかり、うつ病などの精神疾患を発症してしまう可能性もあります。
精神疾患を発症すると、その後何度も再発し、人生を大きく左右するかもしれません。
職場は一日の大半の時間をすごす場所です。
悪口を聞くストレスを溜め続けると、心身への影響が心配です。
悪口ばかりの職場がストレス!退職する際の手順
「もう悪口ばかりの職場には耐えられない!」と思ったら、退職を検討しましょう。
なによりも、自分の心身が第一優先です。
では退職に向けて、何をすればよいのでしょうか。
退職する際の手順を詳しく解説します。
①転職サイトなどで先に転職先を探しておく
できれば退職を申し出る前に、転職先を探しておきましょう。
今は転職サイトなどで、求人情報を簡単に検索できます。
現在の職場の有給休暇が残っているのであれば、有給休暇を使って新しい職場の面接等を受けておくと安心です。
先に退職してしまうと、収入が無くなって焦り、転職の判断を誤ってしまう可能性があります。
転職先を決めてから、退職するようにしましょう。
②ある程度目途がついたら早めに退職届を提出する
次の仕事がある程度決まったら、早々に退職届を提出しましょう。
退職届は、退職日の1か月から1か月半前に提出するのが一般的です。
ただし、会社によっては退職届の提出期日が規則により定められている場合があるので注意してください。
また、そもそも退職を言い出せない雰囲気の職場になってしまっている場合は、退職代行サービスを利用するのがいいでしょう。
退職代行サービス、は退職したい本人に代わり弁護士や代行業者が職場に退職の意思を伝えてくれるサービスです。
自力での退職が難しそうな場合は検討してみてください。
(参考:口コミも紹介!退職代行おすすめ19選「頼んで良かった」サービスを徹底比較 – となりのいろは (trenders.co.jp) )
まとめ
悪口ばかりの職場にいるとストレスが溜まりますよね。
本記事では悪口ばかりを言う人の心理を経験談とともに解説しました。
悪口ばかりの職場での対処法も紹介しましたが、それでも耐えられない場合は退職という選択肢を検討しても良いでしょう。
退職する場合の手順も紹介しているので、悪口ばかりの職場でストレスを感じている人は参考にしてくださいね。
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