赤ちゃんの夜泣きに、寝不足になりながら対応するのは大変ですよね。
夜泣きがいつまで続くのか分からなくて先が見えず、つらくなってしまうことも。
本記事では赤ちゃんの夜泣きがいつまで続くのか、筆者を含む先輩パパやママに聞いた経験談を元に対処法を紹介します。
子供の夜泣きに悩んでいる方は参考にしてください。
夜泣きはいつまで続くの?始まりと終わりの時期
子供の夜泣きはいつから始まって、いつまで続くのでしょうか?
夜泣きが始まる時期と終わる時期について解説します。
夜泣きが始まる時期
夜泣きはだいたい生後3ヵ月未満から9か月頃でスタートすることが多いようです。
お腹が空いたりオムツが気持ち悪かったりといった要求があって泣くのではなく、特に理由がないのに赤ちゃんが泣くことを夜泣きといいます。
筆者の長女は新生児期から継続して夜泣きをし、次女は生後4か月頃から夜泣きが始まりました。
赤ちゃんが少しずつまとめて眠れるようになる時期に始まりますが、原因は解明されていません。
夜泣きが終わる時期
夜泣きは1歳~1歳半頃に終わることが多いようです。
夜泣きは原因が分からないため、具体的な対処法があるわけではありません。
成長とともに少しずつ夜泣きが減っていくのが普通です。
筆者の長女は1歳になってすぐ夜泣きがなくなりましたが、次女は2歳を過ぎるまで毎日夜泣きが続き、徐々に減っていきました。
夜泣きの対応はどうする?《寝る前》
赤ちゃんの夜泣きに、寝る前にはどのような対策ができるでしょうか。
おすすめの4つの対策を紹介します。
- 寝る部屋の環境を整える
- しっかり授乳する
- 遊んだりスキンシップをとったりする
- 寝る時にいつも同じ音楽を流す
寝る部屋の環境を整える
赤ちゃんの夜泣き対策として、寝る部屋の環境をしっかりと整えましょう。
部屋が暑かったり布団の肌ざわりが悪かったりなど、赤ちゃんが眠りにくい環境になっていないかチェックすることが大切です。
テレビの音が聞こえていたり、隣の部屋の明かりが入り込んでいたりしないかなども確認しましょう。
夜泣きの原因はわかりませんが、環境が原因で起きたり、寝れなくなったりしないように気をつける必要があります。
しっかり授乳する
寝る前にしっかりと授乳しておくのも、赤ちゃんの夜泣き対策として効果的です。
夜中にお腹がすいて起きてしまわないようにするのです。
筆者は夜泣きのたびにすぐに授乳をしていたため、常に授乳を求めて夜泣きをする悪循環に陥っていました。
夜中にはなるべく授乳しなくてもいいように、寝る前にはしっかりと授乳しましょう。
母乳育児の場合、寝る前だけミルクを足すのもおすすめですよ。
遊んだりスキンシップをとったりする
赤ちゃんの夜泣き対策には、起きている間にたくさん遊んでスキンシップを取るのもおすすめです。
昼は起きてたくさん遊び、夜は寝るという生活リズムをしっかりと習慣づけるのです。
昼寝しすぎてしまうと昼夜が逆転してしまう可能性が高いので、昼はなるべく一緒に遊ぶようにしましょう。
寝る時にいつも同じ音楽を流す
赤ちゃんの夜泣き対策には、寝るときにいつも同じ音楽を流すのもおすすめです。
寝る時にいつも同じ音楽を流していると、「この音楽が流れると寝る時間だ」と赤ちゃんが認識してくれるのです。
夜泣きしてしまったときにいつもの音楽を流すと、寝る時間だと認識してすぐに眠ってくれる場合も。
寝ぼけて泣いているような夜泣きに効果がある筆者おすすめの対策で、なにもせず音楽だけで再入眠してくれることもしばしばありました。
夜泣きの対応はどうする?《泣いた時》
赤ちゃんが夜泣きしてしまったとき、どのように対応すると収まるのでしょうか。
おすすめの対処法を4つ紹介します。
- 背中をトントンする
- 赤ちゃんの欲求を満たす
- 抱っこする
- 何もしない
背中をトントンする
赤ちゃんが夜泣きしてしまったら、背中をトントンしてみましょう。
トントンすると、赤ちゃんがママのお腹で聞いていた心臓の音や脈のリズムに似ていて安心できるのです。
ずっとママのお腹にいた赤ちゃんは、突然スタートしたお腹の外の世界にまだ慣れず、目が覚めたときにびっくりして泣いているのかもしれません。
トントンと叩いて安心させてあげると、泣き止んでくれる可能性があります。
赤ちゃんの欲求を満たす
赤ちゃんが夜泣きしてしまったら、赤ちゃんの欲求を満たしてあげるのも1つの対処法です。
オムツが汚れていたり部屋が暑かったりと、なにか不快な原因があるのかもしれません。
不快な原因がわかれば、取り除けば泣き止んでくれるでしょう。
ただし、泣き止ませるためにとりあえず授乳するのはおすすめできません。
筆者は、夜の授乳が癖になった長女が10分毎に夜泣きして授乳するようになり、とても苦労しました。
起きるたびに授乳するなど、必要以上に授乳をしないようにしましょう。
抱っこする
赤ちゃんが夜泣きしてしまったら、抱っこしてもう一度寝かせてあげましょう。
抱っこが好きな赤ちゃんなら安心して、そのまま眠ってくれるはずです。
赤ちゃんには「輸送反応」という哺乳類の本能が備わっていると考えられています。
赤ちゃんを安全に運ぶために抱っこして歩くと、赤ちゃんが大人しくなる現象です。
泣いている赤ちゃんを抱っこで5分間連続で歩くと、泣きやむだけでなく、約半数が寝付くことが証明されています。
筆者も抱っこで部屋の中をうろうろと歩き回って、赤ちゃんを寝かせた経験があります。
トントンなどで寝てくれない場合は、抱っこしてあげるといいでしょう。
何もしない
赤ちゃんが夜泣きした時に何もしないのも1つの対処法です。
泣いてすぐに抱き上げたり、授乳したりすることを習慣にすると、抱っこや授乳がないと眠れない子になってしまう可能性があるからです。
ただの寝言の可能性もあり、そっとしておくと眠り始めるかもしれません。
ただし一度様子を見て、赤ちゃんに異変がないかを確認してから見守るようにしましょう。
何もしないことを続けると自分で眠る力が身に付き、夜泣きが減る可能性もあります。
夜泣きはいつまで続くの?先輩パパ・ママの対処法【体験談】
夜泣きはいったいいつまで続くのでしょうか。
筆者を含む先輩パパママたちの経験と対処法を3つ紹介します。
- 成長とともに2歳頃で終わった筆者の体験
- 添い乳を止めて1歳8か月で終わったママの体験
- 3夫婦でローテーションを組んで乗り越えた先輩ママの体験
成長とともに2歳頃で終わった筆者の体験
筆者の次女は2歳を過ぎてから、徐々に夜泣きの回数が減っていきました。
次女は生後4か月頃から夜泣きが始まり、夜の間に3回から多いときは1時間毎に夜泣きをしていました。
長女は断乳するとパッタリと夜泣きがなくなったので、次女にも期待して断乳しましたが変化はなし。
病院で漢方薬をもらったり、夜泣きに良いといわれることはなんでもやったりましたが、どれも効果がありませんでした。
結局なにもせず、徐々に夜泣きの回数が減り、2歳半頃にはまったく夜泣きをしなくなりました。
次女の場合は特に夜泣きの原因があったわけではなく、成長とともになくなったのです。
添い乳を止めて1歳8か月で終わったママの体験
夜泣き対策として始めた添い乳が癖になり、1歳8ヵ月で断乳するまで続いたTさんの体験談です。
Tさんの息子さんは生後5か月頃、ある日突然2時間毎に夜泣きをするようになったそうです。
泣くたびに抱っこなどであやして寝かせていましたが、寝不足が続いてママの体も限界に。
そこで少しでも負担を減らそうと、寝たまま授乳する添い乳を夜泣き対策として始めたそうです。
しかし添い乳が癖になり、夜泣きがさらに悪化することに。
そこで睡眠サイクルを整えるために断乳したところ、朝までぐっすり眠るようになったそうです。
筆者の長女とまさに同じ体験なので、夜泣き対策で授乳を頻回にしている方には断乳がおすすめです。
(参考:ベビーカレンダー)
夫婦でローテーションを組んで乗り越えた先輩ママの体験
Sさんは夫婦二人で夜泣き対応をし、2歳半頃に朝まで寝てくれるようになったそうです。
夫婦二人で一緒に夜泣きの対応をしていた時は、2人とも寝不足で共倒れしてしまいそうになっていました。
そこで2人でローテーションを組み、交互に睡眠時間を確保できるよう工夫したそうです。
2歳半を過ぎて息子さんが、朝まで寝てくれた日には夫婦で涙を流して喜んだそう。
ママ一人で夜泣きに悩むのではなく、いつか終ると考えて夫婦で力を合わせて夜泣きの時期を乗り越えるのも良いですね。
まとめ
子供の夜泣きは終わりが見えず、いつまで寝不足が続くのだろうと悩みますよね。
実は1歳から1歳半頃に終ることが多く、成長とともに夜泣きは減ってきます。
本記事では夜泣きがいつまで続くのか、夜泣きの対処法や先輩ママパパの経験談も含めて紹介しました。
夜泣きがいつまで続くのかと悩んでいる方は本記事を参考に、夜泣きを乗り越えてくださいね。
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