「柴犬の散歩に必要な時間はどれくらい?」
散歩に必要な時間の目安や回数がわからないと困りますよね。
実は、柴犬の大きさ(体重)が目安になるのです。
本記事は、柴犬に必要な散歩の時間はどれくらいか、そして散歩の始め方やポイントも詳しく解説します。
これから柴犬を飼う予定の方は、本記事を参考にしてください。
柴犬に散歩が必要な理由
柴犬に散歩が必要な理由は、筋肉と骨格の維持のためだからです。
柴犬は運動能力が高く、動きが俊敏で活動的であり野山を縦横無尽に駆け回れるほどなのです。
柴犬にとっての散歩は、探索や縄張り活動・自然の観察を行い外の世界を知ることです。
出会った犬同士で挨拶したり、飼い主さんとコミュニケーションをとったり大切な時間でもあります。
散歩は柴犬の心身の健康に欠かせません。
(参考:わんちゃんホンポ)
柴犬の散歩はいつからできる?
柴犬の散歩は、いつ頃からできるようになるのでしょうか?
また、散歩に出かけるにはどのような準備が必要でしょうか?
次の2つです。
- ワクチンの接種後しばらくしてから
- 柴犬の散歩に必要なもの
それぞれ解説します。
ワクチンの接種後しばらくしてから
柴犬の散歩はワクチンの接種後だいたい14日以上経過し、体調に問題ないことを確認してから出かけられます。
子犬は、体力も免疫力も安定せず感染症にかかるリスクが高いからです。
免疫力がつくまでは、地面を歩かせてはいけません。
キャリーバッグや抱っこで外へ連れ出し、外のにおいや音に慣れさせておきます。
ワクチン接種の際、獣医師にいつから散歩に行けるか確認しておきましょう。
(参考:SBIいきいき少短)
柴犬の散歩に必要なもの
柴犬の散歩に必要なものを用意しましょう。
首 輪 | 初めてなので少し幅広で柔らかめのものを選ぶ。
万が一に備えて迷子札もつけておくと安心。 胴につけるハーネスタイプもある。 |
リード | 飼い主の手になじみやすい素材がおすすめ。
最初は普通のリードと子犬が遊ぶときに使える長さを調節できるタイプ があると便利。 長さを調節できるタイプは、道路では危険なので注意が必要。 |
ティッシュペーパー | 排泄物でお尻が汚れたときやお尻周りの毛に汚れが付着した場合の拭き取りに必要。 |
ビニール袋 | 排泄物を持ち帰るために用意する。
臭いが気になる場合は消臭袋がおすすめ。 |
水入り
ペットボトル |
おしっこをした際に流すために使う。 |
ウエスト
ポーチ |
両手が使えるようにティッシュペーパー・ビニール袋・消臭袋・水を入れたペットボトルを入れる。 |
その他 | おやつ・水飲み用の器・虫除けスプレーも用意する。 |
(参考:au損保)
柴犬の散歩の時間や距離の目安
柴犬の散歩の時間や距離は、柴犬の大きさごとでどのくらいを目安にしたらいいのでしょうか?
柴犬にとって適切な1日の運動量は、体重(キログラム)と同じくらいの距離(キロメートル)、時間だと1日あたり1時間程度が適切です。
朝と夕方30分ずつの2回に分けても大丈夫。
子犬期や成犬期、シニア期では必要な散歩の量が違います。
- 子犬の場合
- 成犬の場合
- 老犬の場合
それぞれ解説します。
子犬の場合
子犬の場合の柴犬の散歩の時間や距離の目安は、生後5ヶ月の子犬の散歩の目安は、1日20分程度です。
成犬より体力が十分ではないので、運量としては十分です。
運動よりも世の中のいろんな音やモノなどの体験を目的として散歩に連れていきます。
大きな音や初めて見るものによっては強く反応する場合もあるので、注意しましょう。
(参考:ブリーダーナビ)
成犬の場合
柴犬の散歩の時間や距離の目安は成犬の場合、適切な1日の運動量は体重(キログラム)と同じくらいの距離(キロメートル)です。
たとえば体重は10キログラムで考えると、1日の運動量は10キロメートルを1時間程度で散歩します。
2回に分けてもいいので、刺激を与えながら十分な時間・距離を散歩をさせましょう。
(参:いぬのきもち)
老犬の場合
老犬の場合だと柴犬の散歩の時間や距離の目安は、短めの時間で回数を増やします。
老犬には、30分や1時間の散歩は少々長すぎるからです。
成犬に比べると足腰が弱まり、長時間歩くことが困難になってくるからです。
気分転換や認知症予防、足腰を鍛えることを目的に、1回10分程度・1日2〜3回外に連れていきましょう。
(参考:PETEMO)
柴犬の散歩のポイント
柴犬の散歩のポイントは何があるでしょうか?
主に次の3つです。
- 刺激的な散歩になるように心がける
- リーダーウォークのしつけをする
- 暑い時期は散歩の時間帯に注意する
それぞれ解説します。
刺激的な散歩になるように心がける
柴犬の散歩のときには、刺激的な散歩になるように心がけることがポイントです。
散歩は「距離」だけではなく、「質」(=犬が「満たされる」)を考えてあげることが重要だからです。
たとえば、毎日同じコースばかり散歩するよりも、違うコースを歩かせ緊張感を持たせるようにします。
階段や坂道を登ったり、ほかの犬と挨拶したり遊んだりすることで刺激的な散歩になります。
飼い主さんがベンチで休憩するときに、愛犬の名前を呼びながら体をなでてあげるととても嬉しい気持ちになるでしょう。
(参考:いぬのきもち)
リーダーウォークのしつけをする
リーダーウォークのしつけをすることも、柴犬の散歩のポイントです。
リーダーウォークが飼い主さんと犬との主従関係に影響するからです。
犬が飼い主さんより前を歩こうとしたら飼い主さんがリードで向きを反対方向に軽く引っ張り誘導します。
リードを上手く使って、犬は常に飼い主さんの横を歩く状態にします。
歩きながら時々立ち止まり、犬が歩こうとすればリードを引っ張って制止の練習をしましょう。
(参考:いぬのきもち)
暑い時期は散歩の時間帯に注意する
柴犬の散歩で、暑い時期は散歩の時間帯に注意することは大切なポイントです。
真夏の暑い時期の散歩は熱中症のリスクが高いからです。
直射日光を避けたとしても人間より低い位置で歩くので、地表の熱を直接受けてしまいます。
熱中症のリスクが高まります。
さらにアスファルトも熱くなっていて、肉球にダメージを与えかねません。
夏場の散歩は、散歩する時間帯は、早朝と夕方以降の涼しい時間をおすすめします。
(参考:いぬのきもち)
柴犬の散歩は雨の日でも行くべき?
柴犬の散歩は雨の日でも行くべきでしょうか?
ポイントは次の2つです。
- 雨の日は必ずしも行かなくても良い
- 雨の日に室内でできる運動
それぞれ解説します。
雨の日は必ずしも行かなくても良い
柴犬の「散歩は雨の日でも行くべきかどうか?」に対しての答えは「必ずしも行かなくても良い」です。
愛犬も飼い主さんも濡れてしまうからです。
以前は、散歩の目的の中に排泄がありました。
今は散歩前に、室内トイレで済ませてから出かけるしつけ方が主流になってきています。
天候が悪い時は、散歩を無理しなくてもいいですよ。
(参考:いぬのきもち)
雨の日に室内でできる運動
雨の日に室内でできる運動に、引っ張りっこ遊び・取ってこい遊び・宝探しゲームなどがあります。
引っ張りっこ遊び・取ってこい遊びは、遊びながら「咥える」「離す」「キャッチ」「モッテコイ」「ハナセ」を教えられます。
宝探しゲームは知育遊びです。
遊ぶときには片付けて場所を広げ、滑り止め対策をしっかり行って遊びましょう。
終わった後のおもちゃの後片付けもゲームにして覚えさせるといいですね。
(参考:みんなのブリーダー)
まとめ
柴犬の成長の様子によって、散歩に必要な時間の目安や回数がわからないと困りますよね。
実は、柴犬の大きさ(体重)が目安になるのです。
本記事では、柴犬に必要な散歩の時間はどれくらいか、そして散歩の始め方やポイントも詳しく解説しました。
これから柴犬を飼う予定の方は、本記事を参考にして実践してくださいね。
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