柴犬と暮らしていると1日2回の散歩は欠かせませんが、雨の日の散歩は憂鬱になりますよね。
柴犬の多くは雨が降っている日でも散歩に行きたがったり、散歩に行かないと排泄ができなかったりするので、雨でも散歩に行くべきなのかと困ってしまうことも。
本記事では雨の日でも散歩に行く方がいい理由と注意点、柴犬の飼い主が雨の日どんな散歩をするのかを紹介します。
柴犬と雨の日の散歩をするべきかどうかで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
柴犬の散歩は雨の日でも行った方がいい理由
柴犬は雨の日でも散歩に行くとよいのは、どういう理由があるのでしょうか?
大きく3つの理由があります。
- 散歩のときでしか排泄しないため
- 雨の日でも運動が必要
- ストレスを溜めやすい
詳しく説明します。
散歩のときでしか排泄しないため
外を散歩しているときにしか排泄できない柴犬の場合は、雨でも散歩に行く方がいいでしょう。
雨で散歩に行かずにいると排泄を我慢し続けてしまい、膀胱炎などの病気になる可能性があります。
柴犬は頑固な性格の子が多い傾向があります。
家で排泄できるようにしつけても、散歩に行くようになると外でトイレをするクセがつき、家では意地でもトイレをしなくなってしまうのです。
筆者の愛犬も大人になってからは外でしか排泄をしません。
雨が苦手で散歩に行きたがりませんが、無理にでも外に連れ出すようにしています。
外でしか排泄ができない場合は、雨でも1日2回のトイレができるように散歩に連れていくようにしましょう。
雨の日でも運動が必要
柴犬は運動が好きで活発な犬種のため、雨の日でも散歩に行ってストレスを発散させましょう。
猟犬として活躍していた柴犬は運動量が多く、1日に1時間程度の散歩が必要だと言われています。
愛犬が雨でも散歩に行きたがる場合は「もっと動きたい!」と思っている可能性があるため、愛犬の健康を維持するために散歩に行くようにしましょう。
雨が嫌いで散歩を嫌がる場合は排泄ができれば問題はないので、無理に連れ出す必要はありません。
家の中でボール遊びをしたり、引っ張り合いをするおもちゃで遊んだりして運動をさせるようにしましょう。
ちなみに、筆者の愛犬は雨の日は機嫌が悪く運動する気にもならないようで、ボールなどで遊びに誘っても一切遊びません。
同じように遊ばない場合は、そっとしておいてあげると良いですよ。
ストレスを溜めやすい
雨の日に散歩に行かずにいると柴犬はストレスを溜めてしまう可能性があります。
毎日ずっと家にいると人間もストレスが溜まりますが、犬も同じようにストレスが溜まるのです。
天気予報をチェックし、少し雨が弱まる時間やわずかな晴れ間に短時間でも散歩に行くと、愛犬もストレス解消ができます。
筆者の友人の愛犬は、いつもの散歩コースの様子が気になって仕方がないようで、雨が上がるとすぐに全ての散歩コースを歩いて確認に回るそうです。
愛犬も飼い主もストレスを溜めてしまわないように、雨でも柴犬が行きたがる場合は散歩に行くようにしましょう。
柴犬の散歩を雨でも行ったときの注意点
雨の日に柴犬の散歩に行くときには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?
雨の散歩には3つ注意したいことがあります。
- 雨の日のお散歩は短時間で
- 水たまりの水は飲ませない
- 肉球がふやけてケガをしやすくなる
詳しく解説します。
雨の日のお散歩は短時間で
雨の日の散歩は、短時間で済ませるようにしましょう。
気温が低いときに濡れてしまうと犬の体が冷えて風邪をひくなど体調を崩す恐れがあります。
暑い時期に毛が濡れると、皮膚が高温多湿の状態になって皮膚疾患の原因になることもあるのです。
なるべく短時間で散歩を終わらせ、愛犬が雨に濡れないよう気を配ってあげましょう。
ただし、短すぎるお散歩では排泄が終わっていない可能性があるので気を付けましょう。
筆者の愛犬は雨が嫌いで一度排泄をすると急いで帰宅することが多いのですが、そんな日は、深夜にトイレに行きたいと鳴くことがあります。
筆者が起きている時間ならまだいいのですが、寝ていて気付かなかった時には家の中のトイレではない場所で排泄をしてしまうという失敗も。
短時間の散歩でも、きちんと排泄しが終わっているか確認して切り上げるようにしましょう。
水たまりの水は飲ませない
雨の日に散歩に行くときは、水たまりの水を飲んでしまわないように気を付けましょう。
水たまりの水には、どんな菌や寄生虫が含まれているか分かりません。
免疫を持っていない菌を体内に入れてしまい、体調を崩してしまう可能性があります。
なるべく愛犬を水たまりに近づけないようにし、飲んでしまわないように注意しましょう。
水たまりの水を飲もうとする場合は、リードを引いて飲まないようにしつけをすることが大切です。
暑い時期など散歩中に水を飲みたがる場合は、家から水を持参し飲ませるようにすると良いですね。
肉球がふやけてケガをしやすくなる
雨の日に散歩に行くと、肉球が水に濡れることでふやけてケガをする恐れがあるので注意してください。
犬の肉球がふやけると、雨水で見えにくくなる落ちたガラスなどを踏んでケガをしやすくなるのです。
長時間肉球が濡れないように散歩を短時間で切り上げ、帰ったら足の裏もよく拭いて乾かすようにしましょう。
犬用のレインブーツや靴もあるので、愛犬が嫌がらない場合は使ってみるのもいいですね。
【飼い主さんの実例】雨に濡れない場所で柴犬のお散歩でのエピソード
実際柴犬を飼っている人は、雨の日にはどのようなところに行って散歩をしているのでしょうか。
雨が嫌いな柴犬と暮らす筆者の散歩方法も含めて、紹介します。
高架下の広場は柴犬だらけ
筆者は雨の日が続くと、高架下など雨に濡れない広場に散歩に行くことがあります。
筆者の愛犬は外でしかトイレができないのですが、濡れるのは大嫌いです。
そのため、車に犬を乗せて雨でも濡れない場所に行って散歩をします。
雨の日の高架下で散歩している犬は、ほとんどが柴犬か日本犬です。
「同じですね。大変ですね。」とお互い苦笑しながら、散歩をしています。
柴犬は水が嫌いなことが多く、トイレも家ではしない頑固な子が多いため、雨でも濡れない場所を探しておくと便利ですよ。
ただしショッピングセンターの駐車場など、犬の散歩が禁止されている場所もあるので確認してから散歩させるようにしましょう。
木の多い公園で散歩
筆者の友人の愛犬Kちゃんは、雨の日は木が生い茂った公園に散歩に行くそうです。
普段は子供が野球をしていることが多く、大きな音が苦手なKちゃんは怖がって歩けないので普段は散歩では使わない公園です。
葉の多い木がたくさんあるので、木の下を歩けばあまり濡れずにすむのです。
ただし同じことを考える柴犬の飼い主さんも多く、広い公園の狭い木の下にだけたくさん犬が集まっているそうです。
木の多い公園で散歩するのも、良い方法ですね。
雨の日はレインコートを着て散歩
雨の日はレインコートを着てお散歩する柴犬もいます。
Twitterでみかけたロクくんの飼い主さんは100円のレインコートなのに、ロクくんは2000円を越えるレインコートを着ているそうです。
服を着る習慣がない柴犬が多く、レインコートをしっかりと着用して歩いている柴犬はあまり見られません。
そのためレインコートを着て散歩している柴犬を見たときの喜びは格別です。
レインコートを着てもらうために、子犬のころから服を着ることに慣れさせておくとよさそうです。
(参考:Twitter)
まとめ
「柴犬は雨でも散歩に行くほうがいいのかな?」と疑問に思いますよね。
柴犬は外でしか排泄ができなかったり、運動量が少なくなってストレスを抱えてしまったりします。雨が降っていても悪天候でない限り散歩に行きましょう。
本記事では、柴犬の散歩は雨でも行く方がいい理由と注意点、雨の日の柴犬の散歩の工夫など実例を紹介しました。
雨が降っている日でも柴犬の散歩に行くべきかと悩んでいる方は、本記事を参考に雨の散歩に連れて行ってあげてくださいね。
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