「窓掃除って面倒だし、時間がかかる……」
毎日忙しい主婦にとって、窓掃除はつい後回しにしがちな家事の一つかもしれません。
でも、せっかくなら気持ちよく過ごしたいですよね。
実は、ちょっとしたコツを覚えるだけで簡単に窓をきれいにできるのです。
本記事では、窓掃除の簡単なやり方と、お手入れを楽にする3つのコツをご紹介します。
窓を簡単にきれいにしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
窓ガラスの汚れの原因
窓ガラスの汚れの原因には、どのようなものがあるのでしょうか?
次の2つに分けて詳しく説明します。
- 内側の汚れ
- 外側の汚れ
内側の汚れ
窓ガラスの内側の汚れは、主に生活の中で発生します。
室内側には、皮脂やホコリ・油汚れなどが溜まりやすくなります。
窓の内側は日常生活の中で無意識のうちに手が触れてしまうことで、指紋や皮脂が残りやすいのが特徴です。
特に小さな子どもがいる家庭では、頻繁に拭き取る必要があります。
キッチン近くの窓は調理中に飛び散った油がガラスに付着しやすく、他の場所よりも汚れが目立ちがちです。
また、家の中でタバコを吸う場合はヤニ汚れが窓にこびりついてしまいます。
時間が経つにつれて黄ばみや頑固な汚れになりやすいので、早めの掃除が必要です。
定期的なお手入れで、窓ガラスの透明感を保ちましょう。
外側の汚れ
窓ガラスの外側は雨水や車の排気ガス・花粉・砂ボコリなど、自然環境の影響で汚れが溜まります。
特に車の交通量が多い地域では、排気ガスの粒子が窓に付着しやすいです。
排気ガスによる汚れを放置すると、黒ずみやガラス曇りの原因になります。
また、雨水が窓に付着して乾燥すると水垢やシミが残り、掃除が遅れると頑固にこびりついてしまいます。
スギ花粉の時期は、大量の花粉が飛散すると黄色のシミが目立つ場合も。
特に風が強い日や雨天の後は汚れが増える傾向があります。
外側の汚れは自然環境の影響を受けやすいため、定期的な掃除が欠かせません。
窓ガラスの掃除のやり方
窓を楽にきれいにするには、どのように掃除をするとよいのでしょうか?
おすすめの掃除方法を詳しく紹介します。
- 準備するもの
- 【日々の掃除】水拭きをする
- 【本格的な掃除】重曹水を使う
- サッシの掃除方法
参考サイト:BRANCHERA CLUB
準備するもの
窓ガラスを簡単にきれいにするために、以下の掃除道具を用意しましょう。
- マイクロファイバークロス
- 重曹
- 水を入れたスプレーボトル
- スクイジー
- サッシ用ブラシ
- ヘラ
- ぞうきん
- バケツ
- 空のペットボトル
【日々の掃除】水拭きをする
日々の掃除には、内側と外側を水拭きで手軽にお手入れするのがおすすめです。
マイクロファイバークロスを使うと、洗剤を使わなくても水だけで汚れをきれいに取り除けます。
繊維が細かいマイクロファイバークロスなら、ホコリや油膜を簡単に取り除けるのです。
さらに、窓の素材を傷めにくいのも利点の一つです。
日々の水拭き掃除の手順は、以下になります。
- マイクロファイバークロスを数枚準備し、一部は乾拭き用にし、他を水で濡らしてしっかり絞る
- 1の濡らしたクロスで、窓ガラスを上から下へと一方向に拭きすすめる
- 水拭き後、乾いたクロスでしっかりと乾拭きして水分を取り除く
窓掃除をムラなくきれいに仕上げるためには、上から順に一方向へ向けて拭きすすめるのがポイントです。
汚れが目立つ前にこまめに拭き取ることで、日常的な掃除を楽に済ませられます。
日々の窓掃除には、マイクロファイバークロスを活用して簡単に済ませましょう。
【本格的な掃除】重曹水を使う
手垢や油汚れがひどい場合は、本格的な掃除が必要です。
ひどい汚れを落とすには、重曹水を使うのが効果的です。
重曹はアルカリ性のため、酸性の汚れ(手垢や皮脂、キッチンで発生する油煙など)を中和して分解する作用があります。
重曹水を使った本格的な掃除の手順は、以下の通りです。
- バケツに水を入れ、1リットルに対して重曹小さじ2.5杯程度を加えて重曹水を作る
- マイクロファイバークロスを1の重曹水に浸して絞っておく
- 窓全体に水をスプレーした後、スクイジーで水切りする
- 2のクロスで窓ガラスを拭き、特に汚れがひどい部分を重点的に掃除する
- 仕上げに水で濡らしたクロスで全体を拭き上げる
スクイジーで水切りする際に水分をはじく部分があれば、油汚れが付着している箇所です。
汚れが目立つ部分を重点的に、重曹水を含んだクロスで丁寧に拭き取りましょう。
窓に直接重曹水をスプレーすると白い粉が残ることがあるので、必ずクロスに含ませて使いましょう。
頑固な汚れでも、重曹水を使えばスッキリ楽に落とせますよ。
サッシの掃除方法
窓ガラスと一緒にサッシもきれいにすると、見た目がさらに美しくなります。
サッシ部分には砂や土ボコリが溜まりやすいため、まずは水を使って掃除するのがポイントです。
水を使って汚れをやわらかくしてからブラシでこすり洗いすることで、素材を傷めずに掃除できます。
サッシ部分を簡単にきれいに掃除する手順は、以下の通りです。
- ペットボトルに水を入れてサッシに流し込み、砂や土ボコリをやわらかくする
- サッシ用ブラシで泥状になった汚れをこすり、しっかり洗い落とす
- もう一度水をサッシに入れて、細かい汚れを流す
- ヘラにぞうきんを巻き、サッシの隅などに残った汚れを拭き取る
- しっかり水を絞ったぞうきんで、サッシ全体を仕上げに拭く
サッシ部分に溜まった土ボコリは濡れると粘土状になりますが、水を1L程度流せばきれいに落とせます。
サッシ部分の腐食やカビの発生を防ぐために、仕上げ拭きの後は十分に乾かしてから窓を閉めましょう。
サッシの掃除は窓ガラスと一緒に行うと手間をかけずスムーズにすすめられます。
窓掃除を楽にする3つのコツ
楽に窓ガラスを簡単にきれいにするには、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか?
ここでは次の3つのコツをお伝えします。
- 曇りの日に掃除する
- 外側・内側の順に掃除する
- 窓のサッシから掃除する
参考サイト:セゾンのくらし大研究
曇りの日に掃除する
晴天ではなく曇りの日を選ぶことが、楽に窓掃除をするコツです。
曇りの日は窓ガラスの反射も少ないため、ガラス越しに汚れが見えやすくなります。
さらに湿度が高いため、汚れがやわらかくなり楽に取り除けるのです。
湿度が高いと水分も蒸発しにくいので、時間をかけて窓を拭けます。
やむを得ず晴れの日に掃除をする場合は、日差しが弱い時間帯の朝か夕方がおすすめです。
天候をうまく利用して、スムーズに窓をきれいにしましょう。
外側・内側の順に掃除する
窓ガラスを楽にきれいにするには、外側から掃除を始めるのがおすすめです。
窓ガラスの外側は雨や風で汚れが溜まりやすく、内側よりも状態が悪いことが多いです。
先に外側をきれいにすれば、掃除中に内側に汚れが移るのを防げます。
また、外側を先に掃除するとガラス越しに内側の汚れをチェックしやすくなります。
頑固な汚れを先に取り除けば内側の掃除が楽に感じられ、後半の作業を軽くこなせる場合も。
外側から内側の順に掃除するのが、効率よくすすめるコツです。
窓のサッシから掃除する
窓ガラスをきれいにする前にサッシを掃除するのが、楽に作業をすすめるポイントです。
サッシには土ボコリやゴミが溜まりやすいため、窓ガラスを拭くときに巻き上がると汚れが広がってしまうのです。
窓ガラスの前にサッシ部分をきれいにすることで、全体の掃除が効率よくすすみます。
サッシの掃除は水を使って、土ボコリをやわらかくしてからブラシで落とすのが効果的です。
窓を楽にきれいにするには、サッシ部分から掃除を始めましょう。
まとめ
窓掃除は面倒に感じることが多いですよね。
本記事では、窓掃除の簡単な手順と、お手入れを楽にする3つのコツをご紹介しました。
窓掃除は曇りの日を選んでサッシから始め、窓ガラスの外側から内側にすすめるのがポイントです。
今回ご紹介した内容を参考に窓掃除を効率よく行い、ピカピカの窓を保ってみてくださいね。
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