【クロスにはえたカビの落とし方】壁紙を傷つけずに掃除する方法を紹介

 

部屋の壁紙にカビを発見して、驚いたことがある方もいると思います。

クロスにはえたカビは、どのように落とせば良いのか、やり方がわからないと困りますよね。

本記事では、壁紙を傷つけずにクロスにはえたカビを落として掃除する方法を紹介します。

部屋の壁紙にカビを発見してお困りの方は、参考にしてみてください。

 

壁紙にはえたカビを放置するリスク

壁紙にはえたカビを放置すると、健康リスクが高まります。

なぜなら、空気中にカビの胞子が放たれ、吸い込むとアレルギー性鼻炎や喘息の原因になり得るからです。

カビの胞子は空気中に漂い、増殖に都合の良い環境を見つけるとそこで塊を作り目に見える形に成長していきます。

壁紙にはえたカビを放置することなく、速やかに落とすことが大切です。

 

参考サイト:家事の宅配

 

 

壁紙にはえたカビの落とし方

壁紙にはえたカビの落とし方を説明します。

  • 必要なアイテム
  • 手順1:カビを落としやすくする下準備
  • 手順2:カビを除去
  • 手順3:消毒

詳しく説明します。

 

必要なアイテム

壁紙にはえたカビを落とすには必要なアイテムがあります。

  • 使い捨てマスク
  • 使い捨て手袋
  • お酢
  • 重曹
  • 消毒用エタノール
  • スプレーボトル2本
  • 雑巾または捨てても良い布
  • 使い古しの歯ブラシ

 

手順1:カビを落としやすくする下準備

まず、壁紙にはえたカビを落としやすくするための下準備をします。

  1. カビの胞子を吸い込まないように、マスクと手袋をつける
  2. 最初に壁のホコリを雑巾または捨てても良い布で取り除く
  3. スプレーボトルにお酢を入れ、お酢の2倍程度の水を加えて薄める
  4. カビを除去したい部分にスプレーする
  5. 壁に張り付いたカビを、お酢で取りやすい状態にする

 

手順2:カビを除去

下準備ができたら、次のような手順で壁紙にはえたカビを除去していきます。

  1. マスクと手袋をつける
  2. 重曹小さじ1と水100mlをスプレーボトルに入れて混ぜ合わせる
  3. カビの部分にスプレーする
  4. 約5分放置する
  5. 雑巾または捨てても良い布を使い拭き取る
  6. カビが残っているようなら、使い古しの歯ブラシで擦り落とす

 

手順3:消毒

カビを除去した後は、次のような手順で消毒します。

  1. カビを取り除いた場所に消毒用エタノールを吹きかける
  2. そのまま乾かすとカビを殺菌できる

 

壁紙にはえたカビを落とすときの注意点

壁紙にはえたカビを落とすときの注意点には、どのようなことがあるでしょう?

  • 塩素系の洗剤をほかの洗剤と混ぜないようにする
  • 壁紙をゴシゴシ擦らないようにする

詳しく説明します。

 

塩素系の洗剤をほかの洗剤と混ぜないようにする

壁紙にはえたカビを落とすときの注意点は、塩素系の洗剤をほかの洗剤と混ぜないことです。

塩素系の洗剤をほかの洗剤と混ぜると、塩素ガスが発生して壁紙を傷めてしまうほか、人の健康にも悪影響を及ぼす場合があります。

例えば、酸性のお酢を使ってカビを取りやすい状態にした後に、塩素系の洗剤を使用することは塩素ガスの発生につながります。

塩素系の洗剤を使うときには、ボトルやパッケージに表記されている注意事項を確認して使用しましょう。

参考サイト:やさしい便利屋さん

 

 

壁紙をゴシゴシ擦らないようにする

壁紙をゴシゴシ擦らないようにするのも、壁紙にはえたカビを落とすときの注意点です。

壁紙は、力を入れすぎたり水分を多く含ませすぎたりすると、破れて傷をつけてしまう場合があります。

柔らかいタイプの歯ブラシや、雑巾または捨てても良い布を使用すれば壁紙は傷つきにくいでしょう。

壁紙の素材に注意して、カビを落とすようにしてくださいね。

 

壁紙にはえるカビを防ぐ方法

壁紙にはえるカビを防ぐ方法には、どのようなものがあるでしょう?

  • カビがはえにくい壁紙を取り入れる
  • こまめに換気をする
  • こまめに壁紙をアルコールで掃除する

詳しく説明します。

 

カビがはえにくい壁紙を取り入れる

壁紙にはえるカビを防ぐ方法は、カビがはえにくい壁紙を取り入れることです。

カビが発生する条件は「湿度・温度・栄養素」といわれ、湿度を低減する壁紙にするだけでも効果的です。

例えば吸放湿壁紙には吸水ポリマーが使われているので、夏は湿気を吸い冬は発散しやすく、結露やカビの発生を抑える効果があります。

また、珪藻土壁紙もカビがはえにくい壁紙です。

珪藻土は高い湿度調整機能のある二酸化ケイ素が主成分で、昔から壁材として利用されてきました。

 

参考サイト:カビペディア

 

 

こまめに換気をする

こまめに換気をすることも、壁紙にはえるカビを防ぐ方法です。

人が生活する室内は何かと湿気がこもりがちで、換気不十分だと部屋の湿度を上げ、カビがはえる原因の1つになるからです。

マンションなど気密性の高い住宅は、熱だけでなく湿気も逃げにくいため、定期的な換気をおすすめします。

壁と家具の間に湿気がこもらないように、家具の場所を適宜移動させれば、カビのはえるのを防げます。

換気とともに、除湿器を使用するのも効果的です。

筆者は室内で洗濯物を干すことが多いので、換気以外に除湿器を使って湿度を取り除くようにしています。

参考サイト:家事の宅配

 

 

こまめに壁紙をアルコールで掃除する

壁紙にはえるカビを防ぐ方法は、こまめに壁紙をアルコールで掃除することです。

こまめに壁紙をアルコールで除菌すると、カビの発生を抑えられます。

室内では空気中を数個から数千個のカビの胞子が浮遊しています。

カビの胞子が壁表面に付着し、温度と湿度と栄養素を吸収するとカビが成長し、繁殖するのです。

筆者は、アルコールシートを使いカビがはえやすい壁紙を拭き掃除しています。

 

まとめ

水回りでもない部屋の壁紙にカビを発見すると、気分が下がりますよね。

部屋の壁紙にはえたカビは、放置すると健康被害につながる可能性も。

本記事では、壁紙を傷つけずにカビを落として掃除する方法を紹介しました。

部屋の壁紙にカビを発見してお困りの方は、参考にしてみてください。

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