お盆はお墓参りに行くことが一般的です。
しかし、義実家のお墓参りに行く頻度やタイミングがわからないということも。
本記事では、義実家のお墓参りに行く必要性やタイミング、知っておきたい作法について紹介します。
義実家のお墓参りに行くべきか悩んでいる方は参考にして下さいね。
義実家のお盆のお墓参りはいかなきゃダメ?
お盆の時期に義理の実家のお墓参りには行かなければならないのでしょうか。
3つに分けて説明します。
- 考え方は家によって異なる
- タイミングはお盆でなくても良い
- 初盆は行くのが望ましい
考え方は家によって異なる
お盆のお墓参りの考え方は家によって異なります。
例えば、 宗教によってお墓を大切にする宗派とお仏壇にお参りをすることが大切な宗派があります。
お仏壇を大切にする宗派は、必ずしもお盆にお墓参りをしなくても大丈夫です。
また、実際お墓にお参りすることも大切ですが、ご先祖様を心の中で思うことが重要という考えの家もあります。
タイミングはお盆でなくても良い
お墓参りのタイミングは、お盆でなくても良いのです。
例えば、お盆の時期に仕事などでお参りできないこともあります。
また、お墓が遠方で日帰りでは行けない場所だと、宿泊の日数も考慮しなければいけません。
お盆の時期でなくても行けるときに気持ちを込めてお参りしましょう。
初盆は行くのが望ましい
義実家のお墓参りは、初盆には行くのが望ましいです。
初盆とは、故人が亡くなって初めてのお盆のことです。
普通お盆とは違い、法要や会食がある場合もあります。
余程の用事がない限りは、義両親に初盆についての参加有無を聞かれたらお参りに行った方がいいといえます。
【体験談】義実家のお墓参りの頻度やタイミングは?
義実家のお墓参りの頻度やタイミングを筆者や友人の体験談をもとに説明します。
- 夫に誘われてお墓参りに行く
- 自分が行きたいと思った時にお墓参りに行く
- 義両親に誘われてお墓参りに行く
- 命日や月命日にお墓参りに行く
- お盆、年末年始、春分・秋分の日 (お彼岸)にお参りに行く
夫に誘われてお墓参りにいく
義実家のお墓参りには、夫がお墓参りに行く時に誘われて行くという、筆者の友人の体験談です。
友人の実家はお墓の場所が遠くて、お参りするのは年に数回です。
しかし友人の夫の実家はお墓も近く、月命日など、一ヶ月に一度はお参りしていました。
友人の夫は結婚してからも続けていたため、友人に用事のない時は、一緒にお参りしているそうです。
自分が行きたいと思った時にお墓参りにいく
自分が行きたいと思った時に義実家のお墓参りに行く筆者の体験談です。
義父には結婚当初とても温かく迎えてもらい、信頼もしていたので、急に亡くなってとても哀しく思いました。
お墓が自宅から近いので、感謝の気持ちや家庭での報告を兼ねて、自分が行きたい時にお墓参りに行きます。
義両親に誘われてお墓参りにいく
筆者の友人の体験談で、義実家のお墓参りには義両親に誘われて行くそうです。
義両親の家へ行くと「息子と嫁が来てくれた」と喜ばれます。
義両親の家庭はご先祖様を大切にしているそうです。
お墓が義実家から近いこともあって、義実家に遊びに行くと必ず「ご先祖様にもご挨拶にいきましょう」と誘われて一緒に行きます。
命日や月命日にお墓参りにいく
筆者の体験談です。
義実家やお墓が自宅から近いため、命日には、必ずお墓参りをします。
毎月は都合がつかず行けませんが、月命日にもお墓参りに行きます。
お盆、年末年始、春分・秋分の日(お彼岸)にお墓参りにいく
筆者の友人がお墓参りに行くタイミングは、お盆や年末年始、春分・秋分の日(お彼岸)です。
義実家のお墓が遠いので、普段はお参りに行く機会がないそうです。
お盆や年末年始、春分・秋分の日(お彼岸)などに、義両親や親戚が集まって一緒にお参りしています。
知っておきたいお墓参りの作法
知っておきたいお墓参りの作法を3つ説明します。
- 流れ
- 持ち物
- 服装
流れ
お墓参りの作法として、どのような流れで行われるのか知っておきましょう。
- お墓の周りの雑草を取り除き、備えてあった花を捨てる
- 墓石の汚れをタオルやスポンジで拭いたり、水で流したりしてお墓の掃除をする
- お線香や故人が好きだったものをお供えし、花を手向ける
- 故人と血縁関係が深い人から順番にお参りをする
- お線香の火を消し、お供え物を持ち帰る
持ち物
お墓参りの作法として、どんな持ち物が必要か知っておきましょう。
お墓を掃除する場合は、スポンジやタオル 桶・柄杓 ・手袋 ・ゴミ袋を用意します。
お供え物は、お線香や故人が好きだった食べ物、お花などです。
お参りをする時は数珠を使いますので、忘れないようにして下さい。
服装
お墓参りをする時の服装について説明します。
初盆はフォーマルな服装が一般的です。
初盆以外のお墓参りでも、カジュアルな服装や派手な服装は相応しくありません。
男性はスーツやYシャツにスラックス、女性でしたら、落ち着いた色の服装やワンピースが好ましいでしょう。
また、お墓は足場が悪い所もありますので、ヒールやサンダルなどは転倒の可能性があります。
足もとにも注意して下さい。
まとめ
お盆に義実家のお墓参りに行くべきかどうか、悩みますよね。
本記事では、義実家のお墓参りの頻度やタイミングについて、筆者や筆者の友人の体験談をもとに紹介しました。
義実家のお墓参りについて悩んでいる方は参考にして下さいね。
コメントを残す